脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

悲報!中山の馬場は仕組まれていた!~9/13日曜競馬の結果

kakikenです。

 

今回タイトルを、ネットニュースの煽る見出しを真似てみました。

 

さてさて、このブログを定期的にご覧いただいている有り難い存在のみなさま、

お待たせしました。日曜の言い訳……いえ、結果報告です。

 

中山のことに触れる前に昨日あったこと。

日曜は仕事で一切競馬触れないで過ごしていたところ、メインレース終わったころに知人からショートメール。「セントウル来たね、ありがとう!」と。

「おおトゥラヴェスーラ来たか!」とスマホをチェック。

てなわけでまず軽く中京の予想結果。 

日曜中京11R セントウルS 芝1200М

 (予想)

登録メンバーを見た段階で『⑦ミスターメロディだろ!』と思いました。

中京実績もありますし、今回の野芝も合うはずです。

で昨日のブログに書いた気になった一頭が⑩トゥラヴェスーラ

野芝の中京絶対合うはずです。

もう一頭も人気⑯ダノンスマッシュ。この三頭です。ワイドはとれるはず!

 ⑦⑩⑯

 (結果)

⑯-③-⑦

 

ま、確かに(ショボい配当の)ワイドは的中したんですけど。

それで先の知人はこのワイドのことを言っているんだなと思ったのですが。

違いました。私は愕然としました。

「うわっ、2着③メイショウグロッケかよ!」

ずっとブログ見てくれている方なら、覚えているかもしれませんね!

ブログ開設した初週末の競馬。その時は小倉記念勝った人気薄アールスターを奨めて歓喜したのですが、その裏で関屋記念の予想も軽くしてました。

その時穴馬で奨めたのがメイショウグロッケでした。(詳細は8月16日、8月18日のブログをご覧ください)

メールをくれた知人はそのことを覚えていて今回買ったのでした。

なぜか?

その知人は私が穴馬の先物買いをよくすることを知っていたのです。

奨めたレースの次のレースでその馬が穴を開けるということを!

その後知人から「なぜ買わなかった?」と質問。

もちろん私は出走していることは知っていました。先物買いパターンも過ぎりました。

それでも芝1200Мという距離が違う気がして今回切ってしまいました😱

知人のメールは最初「嫌味だな」と思ったのですが、よく考えたら、私の予想をちゃんと見て、覚えてくれているから今回的中に繋がったわけですから、喜ばしいことなのかもと。私のブログ予想が役に立ってよかったです(かなり不本意ですが)。

ということで、私の予想にはそういう癖があるというのを知ってもらういい機会だと思ってここで紹介しました。

ちなみに私の気になった⑩は7番人気6着。メイショウグロッケは12番人気2着。

やれやれ、どうして⑩を気にしてしまったのかな~。

 

おかげで昨日私は仕事を終えて帰路につくときのテンションは最悪でした。

そのテンションを最悪にしたもう一つが中山の結果DETH(です)!

 

日曜中山11R 京成杯AH 芝1600М

 

中山は日曜暑くなれば、馬場が乾いて硬化する可能性がありました。そこでこんなことを予想で書いていました。

(予想)

中山が高速になるかどうかの目安は上り3Fタイム。

東京並の上り33秒台が出だしたら注意です。そうなると先行は基本止まりません。

しかし高速にならない場合、特に芝1600Мは差せるんですよね。

稍重でしたが土曜の感じから日曜は高速ならないのではと予想。

そこで今回は差し馬狙い。

③アル―シャ

④ストーミーシー

アンドラステ

⑧シゲルピンクダイヤ

 

脚質と血統などで判断しました。

中でも期待したいのは④ストーミーシー。昨年の高速前残り馬場でも差して2着馬には差の無い6着。以前ブログに書いたように中山マイルは東京芝1400Мタイプがリンクしますし、年齢的な能力落ちもないし、引き続き期待したいです。

この4頭にプラスするのは差しばかりはあり得ないので先行する人気⑩⑯。

6頭はポリシーの反するのでこの先行馬どちらを取るかの二者択一。

大外を嫌って⑩をチョイス。

③④⑤⑧⑩

 (結果)

⑩-⑯-②

まあ嫌味な事。見事な裏目のほぼ行った、行った、行ったの1~3着。

確かに人気の有力先行馬のワンツー。

仕方ない? いいや、3着のボンセルヴィーソは納得できません。

真冬の中山ならまだしも、9月野芝の開幕週でこの内容はあり得ない。

結果を知って茫然自失。正直ショックを受けました。

実際過去のデータでも、時計が出ない初週って差しが決まるんですよ。

土曜の時計が稍重含めても異常な遅さだったので、今年はもう時計は絶対出ないと読んでいましたから。

実際勝ち時計が1分33秒9。過去10年でワースト。

時計の近いところで2015年、16年もいずれも差しが決まっていました。

「何か変だ、これは絶対おかしい!」

気になったので徹底的に過去のレースと比べてみました。

そして、わかりました。上り3Fが異常にかかっている。

レースラップを比較するスタートからずっとスロー。こういう流れでは上り3Fが普通すごく早くなるんですけど、例年レースの上り3Fが34~35秒の間なのですが、今年は35秒6です。道中ドスローで上りかかるって何なのよ!

単なるスローの前残りレースとは絶対に違う。

 ここからが私の邪推。タイトルに繋がります。

昨年このレース鬼レコード出してしまっていました。

基本馬に負担がかかるので時計が速くなるのを競馬関係者は嫌うんですよね。

今年も早くなったら何のためのエアレーション、シャタリング作業なんだと。

そしてこの開催から公表されるクッション値。

「今年は何としても時計が出ないように馬場を作れ!」

この心理が中山競馬場の馬場造園担当者には絶対働いていたはず。

今年の初週の馬場は例えるならフカフカすぎる絨毯。

あの絨毯、凄く歩きづらいです。足がとられます。

これだったのではないかと私は邪推します。

このレース、結局先行した馬が全て掲示板でした。何なのよ!

差し馬先着は私が選んだ③と④の6着、7着でした。

 

ちなみに選んだ馬の結果は、

③アル―シャ 7番人気6着

④ストーミーシー 9番人気7着

アンドラステ 1番人気10着

⑧シゲルピンクダイヤ 5番人気5着

⑩トロワゼトワル 4番人気1着

 

特に⑧シゲルピンクダイヤは土曜の時計を見て、芝1600М以下は血統でダイワメジャーが合いそうだと、元々候補に無かったのを、馬場傾向を踏まえて加えた差し馬の一頭でした。

結果シゲルピンクダイヤは先行しましたが、同じダイワメジャー産駒の先行馬ボンセルヴィーソが3着ですから、皮肉な、どこまでも嫌味な結果です

これも全て先行と差しの展開を読み違えたために起きた悲劇だなと思いました。

言い訳ですが、例年通りのまともな上り時計だったら、私も予想はもっといい線ついていた……と、思いたいですね。

 

長くなりました。結果の続きはまた次回に。

まだまだ中山の馬場に物申しますので!