kakikenです。
初週、2週目の中山が終わった感想として、この2週で好走した馬は次開催の東京で不要な馬が多いなという感じです。
例年中山も東京に近づきつつある上り3Fの速い馬場が多かっただけに、この秋の中山は記録的な、異常な馬場だと言えますね。
でもおかげでまた私の引き出しが増えましたので、今後は『9月中山重い野芝』というカテゴリとして、どこかで使えると思います。
では月曜競馬の結果を振り返ります。
中山
月曜中山3R 2歳未勝利 芝1600М
(予想)
このレース、きっと人気通りの決着になると思います。
ハマってそうな血統の馬に人気馬が多いからです。
注目馬
⑥ウエスタンエポナ
母母父アカテナンゴ。これが野芝でいいのです。ウエスタンエポナの祖母マンデラはワールドエースや菊花賞馬ワールドプレミアムのお母さんです。ワールドエースも種牡馬としてはイマイチですが、野芝開催では穴で走る可能性秘めています。
マンデラ同様もう一頭ショアーという繁殖牝馬がいますが、こちらも父アカテナンゴ。
先週すでに祖母ショアーの馬が中山芝20の未勝利戦勝っていますし、この二頭が母系になる馬は野芝開催では特にマークが必要です。
相手は人気の①スターリーアイズ、⑤ジネストラ。⑫グローリアスカペラ。
穴っぽいところでは⑧ハイレリーフ。父マツリダゴッホは中山1600Мはベスト条件なので面白いです。
⑪スノークリスマスは重すぎる芝がいいタイプで馬場変化がなければ。
⑥-①⑤⑫⑧⑪
もし⑥が来ないなら①⑤⑫かな?
(結果)
⑫-⑤ー⑥
このレースは月曜のレースの中で最も自信があったレース。
私の軸馬⑥ウエスタンエポナは4番人気3着。相手として選んだ⑫グローリアスカペラが2番人気1着、⑤ジネストラが3番人気2着、そして唯一人気馬の中に割ってきたのが私が穴馬で推奨した⑧ハイレリーフで8番人気4着。そして相手で選んだ①スターリーアイズが1番人気5着。
完璧な予想でした!
⑥は脚質から届かない不安がありましたし、4番人気と私の評価より人気が低かったので⑥からのワイドをいつもより厚めに買って勝負。
案の定⑥は道中後方で「ヤバいな」と焦りましたが、押さえで複勝とワイドを買っていた9番人気⑧ハイレリーフが3着に残りそうな気配。
「あ、どっちでもいいや」と安心して最後の直線の攻防を見ていましたが、最後⑥が追い込んで3着に届きました。さすが母系アカテナンゴ!
惜しくも4着だったハイレリーフ。中山芝1600Мはマツリダゴッホ産駒がいいってことはわかってもらえたと思います。勉強なりますね、このブログ!
馬券的にはどっちでも良かったのですが、このブログでは⑥本命でしたので⑥が来てくれてホッとしました。
勝ち時計が1分35秒6。ようやく標準的なタイムでしたが、上り3Fがまだまだ掛かっている感じで、これでは後ろの馬はほぼ絶望的で、⑥はよく来てくれたと思います。
月曜中山7R 3歳上1勝クラス 芝1800М
(予想)
昨日まで感じで一番合っていると思われるのが⑬マリノソフィア。
野芝がいいノヴェリスト産駒の②マッチレスノヴェル。
他ではキズナ産駒で母母父が欧州系の④カインドリー。
馬場変化でアメリカン傾向が増せば穴で⑦アドマイヤチャチャ。
⑬②④⑦
ちなみに⑫ネオヴィットーリアも母父ホワイトマズル母母父ブラッシンググルームとハマりのある血統ですが、さすがにやりすぎかなと見送りました。
(結果)
②-③-⑤
⑬マリノソフィアは先行馬なので選んだのですが、スタートしてすぐ躓いて道中最後方。ガビーン!
最後直線で追い込んできましたが、上り3Fが異常に時計が掛かる馬場では届くはずなく6番人気6着。先行していれば…くうっ、残念!
もう一頭穴として選んだ⑦アドマイヤチャチャは道中引っ掛かって早めに先頭に立つ厳しい競馬。最後の直線も粘ってましたが力尽き11番人気7着。
さすがに『運が尽きたな』と思うレースでした。
ちなみにマリノソフィアは今の馬場がドンピシャだっただけに今後は狙えませんね。逆にアドマイヤチャチャは次走さらに狙えると思いますよ。
勝ったのは1番人気で私も選んだ②マッチレスノヴェル。もう一頭選んだ④カインドリーは先行しましたが惨敗、2番人気12着でした。
2着③、3着⑤はここまで中山でハマっていた重い芝、欧州系とは逆のダート、アメリカンタイプの血統。そろそろ血統が変わるなと感じる象徴的な結果でした。
月曜中山11R セントライト記念
(予想)
このレース、いろいろ予想材料ありますが今回は安直に。
ノーザンファーム生産馬だけ買う!です。
過去傾向では2頭は馬券に絡む確率の高いレース。
今年は3歳クラシックノーザンファーム生産馬苦戦気味ですが、血統などでも買える要素の馬がそろっていますから、今回はこの傾向に丸乗りです。
②ラインハイト
④フィリオアレグロ
⑨サトノフラッグ
⑩ヴァルコス
⑪ココロノトウダイ
②④⑨⑩⑪
12頭立てのレースで5頭ボックスはセンスの無い予想ですけどね。
重馬場ならココロノトウダイがイチオシだったんですけど良なら厳しいかな。
なので⑪外して②④⑨⑩のボックスでもいいかな?
(結果)
⑥-⑨-⑦
このレースでノーザンファーム生産馬BOXにしたのは、人気だった⑥バビットと⑦ガロアクリークのどちらかは馬券圏外だと期待したからです。
結局この⑥と⑦が1着、3着。ノーザンファーム生産馬は最上位が2着4着。
私にはよくある嫌味な結果、そして4着地獄でした。
4着の②ラインハイトが9番人気だっただけに悔しさは相当です。安直に予想すると4着が地獄多いですね。反省です。
血統面では⑥も⑦も買える要素はありました。
⑥バビットは9月の野芝中山で穴血統として狙えるナカヤマフェスタ産駒でした(特に芝1200Мがいいのですが、今開催ではまだ巡り合えていません)。
⑦ガロアクリークは母母父が、日曜の結果報告の時にも書いたハマり血統欧州ブラッシンググルーム系のナシュワンでしたからね。
ノーザンファーム生産馬5頭は2着、4着、5着、6着、7着。
⑥と⑦がいなければ、上位独占。笑うしかない結果でした。
このレース、バビットが逃げ切り勝ちでしたけど、勝ち時計が2分15秒0。
遅っ!
昨年は重馬場で2分11秒5ですよ。17、18年は良馬場で2分12秒台、比較的時計が掛かっていた開催の16年でも良馬場で2分13秒1。
調べたら冬の中山芝22が今年の勝ち時計に近いです。今年の1月ボコボコ馬場の稍重で行われた重賞アメリカジョッキークラブカップの勝ち時計がほぼ同じ。
今年の異常な馬場を象徴していますね。
このレース、菊花賞に繋がる? 無理でしょう、絶対に。
最後に昨日のブログで余談として紹介したベリンダアン。
出走した中山6Rのダート2400М戦。
大差のしんがり負け。逃げましたが3コーナー過ぎで終了。
そりゃそうです。この手の長距離戦はまくり合戦になるので逃げ馬は厳しい上に、ダートが絶対合っていない血統。
もしかしたら出走確定前の水、木曜では月曜は雨予報だったので走りやすい重馬場を見込んで出走したのかもしれませんけどね。
大差の最下位。私は怒りで憤ってます。
馬の管理者が馬の適性をわからないのが、呆れます。
今後芝に戻せばどこかで穴を開けてくれる馬だと思います。
ただ怖いのが、実力を見限られて地方へ転厩させられたり、牝馬なので引退して繁殖に上がる可能性があることですね。
人の間違った判断で馬の未来がかわる悲劇。ああ無情。
人間、とくに日本で生活している我々は自分の意思で選択、行動できる自由さがあるだけ幸せだと思わなければいけませんね。
だからコロナ禍でも憂い嘆かず前を向いて頑張りましょう!
って何語ってんだ!?
すいません。次はおまけの中京。
中京
(予想)
このレースは14頭立て7頭、半分がノーザンファーム生産馬。
⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑭です。
レース冠のブエナビスタがノーザンファーム生産馬でしたからね。ここは絶対勝ちに来ています。さすがに7頭ボックスできないので絞ります。
⑤チュウワノキセキは母母父アカテナンゴ。これは買わなければ!
そしてある意味一番ネタとして触れたかったのが、
⑨アーデルワイゼ。この馬のお母さんはブエナビスタの1つ年下の妹。この馬ブエナビスタの姪っ子です。昨日中京10レースでブエナビスタの仔が出走してましたが8着でしたが、アーデルワイゼは父エイシンフラッシュ母父アグネスタキオン。どうみても野芝向きです。しかもこの馬中京走ります。オカルト要素抜きに買いです。
⑭スラッシュメタル。この馬も野芝適性高い血統構成で中京実績あり。
この3頭にノーザンファーム生産馬以外なら②⑬。
⑤⑨⑭②⑬
(結果)
⑬-⑤-⑧
微妙に当たりましたけど、全体的には外れの結果。
私が選んだ2番人気⑬が1着、1番人気⑤が2着。
⑤は母母父アカテナンゴ。人気でしたがきっちり来ました。
野芝では安心と信頼のアカテナンゴです。
しかし酷かったのは私のノーザンファーム生産馬のチョイス。
選んだ⑨は最下位14着。⑭は8着。ノーザンファーム生産馬7頭の結果が2着、3着、5着、6着、7着、8着、14着。
ノーザンファーム生産馬以外で選んだ馬が1着、4着だっただけに、チョイス次第では完璧的中できてただけに、下から2頭を選んだ結果には呆れました。
私は色々選択ミスが多い。外食しても『ああ、こんなもの頼まなければ良かった』なんてチョイスミスが多いです。どうにかなりませんかね?
オカルト的な面白さも競馬の楽しみの一つなのでつい紹介してしまいましたが、結果は恥をかいただけした。
日曜、月曜と浮気して中京に手を出したことを反省です。もう中京はしません。
イマイチ馬場を理解できていなかった土曜の酷い結果を除けば、この日曜、月曜は万馬券的中もありましたし、満足でした。
中山の芝はかなり読めてきましたし、今後起こる馬場変化の予測もある程度読めますので、あと2週、万馬券とはいかなくても自信あるレースを見つけて、稼げるときに稼げればと思います!!