脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

中京も小倉も馬場読み違いました。明日は中山やります~1/16愛知杯&土曜の注目馬の結果&日曜小倉の注目馬紹介~

kakikenです。

 

いつも週明けに回している結果回顧を早めにします。

さっさと言い訳……ではなく、馬場傾向について書きたかったからです。

 

やはり冬の競馬は難しいというか変わり過ぎるというか。

今日の結果を振り返るとともに馬場傾向を書こうと思います。

 土曜中京11R 愛知杯 芝2000М

(予想)

このレース取り上げようと思ったのは過去注目した馬が数頭出走していたことです。

秋華賞で注目馬にして見事激走してくれた⑱マジックキャッスル。そしてもう一頭は早くから大々的にエリ女の本命馬として取り上げて、結果騎手の仕掛けの遅さで惜敗して私が大恥かいた⑤センテリュオ。

不思議なものです、マジックキャッスルにはエリ女でセンテリュオに騎乗した戸崎騎手が今回騎乗で、センテリュオにはエリ女の結果に怒った私が愚痴でこぼした『もしルメール騎手なら!』が現実になり、今回ルメール騎手。

冬の荒れ気味の馬場なら社台系の馬がいいので社台系マジックキャッスルなど狙いどころのように見えますが、今回は今の中京の馬場状態から切りです。

あ、別に切るのが戸崎騎手騎乗だからではありませんよ。

 中京の馬場は内がかなり悪くなってます。馬場が特に悪いのが3、4コーナー。このパターンだと3、4コーナーでペースが緩むんですよね。

例えば秋華賞では3、4コーナーで緩むことはない。タフな流れが合う、切れ負けする差し馬が秋華賞好走タイプ。マジックキャッスルは秋華賞ではドンピシャでした。

しかし明日は秋華賞とは逆。だからマジックキャッスルは切ります。

明日はフィーリングで言えば『時計平凡で直線ズドンが合う』のタイプがいいと思ってます。代表的なのがメイショウサムソン産駒。この血統は重馬場で見られる道中緩んで直線ヨーイドンのような流れがベスト。⑪デンコウアンジュが該当。昨年重馬場小倉の愛知杯を2分1秒1の平凡時計で勝利。実際私も昨年はこの馬軸で的中してます。

今年も当然候補に入ります。けどもっと狙いたい馬がいます。

②ウインマイティー

荒れ馬場といえばゴールドシップ産駒ですよね。近3走は稍重もありましたが基本馬場のいい前半開催のもの。この血統が走るのは荒れた開催後半馬場。例年Bコース2週目ですが、今年は荒れたAコース。一番期待しているのはこの馬です。

他の候補では荒れ馬場得意のルーラーシップ産駒

④ウラヌスチャーム

この時期の芝が死んだ土つち馬場がいいハービンジャー産駒

⑧サマーセント

これにルメール騎手で勝負かけてきた?

⑤センテリュオ 

そして先述した、ペースが一番合うはずメイショウサムソン産駒

デンコウアンジュ

 

②④⑤⑧⑪

絞るなら②⇒④⑤⑧⑪ ⑪⇒④⑤⑧(絞ってない?)

 (結果)

 ⑱-⑭-④

今日の中京の芝のレース結果をチェックして嫌な予感しかしませんでした。

ロベルト系が来まくっていたからです。10Rの紅梅Sの結果で母父シンボリクリスエスが1着、3着。「あ、これもう絶対⑱、⑭は来る」と諦めました。

ごめんなさい。私の予想は大外れです。

やはり土曜は前日予想になるので難しいです。月曜の結果でイメージした馬場状態よりさらに内側が悪化。外枠有利、外差し馬場になりました。ただここまではある程度予想できました。

一番予想外だったのは勝ち時計。1分58秒7! 

早すぎる。こんなタフな流れになるとは思ってませんでした。タフな流れにならないと思っていたわけですから。

この時計では⑪デンコウアンジュは厳しい。それでも6着は健闘の部類です。

私の選んだ馬で唯一馬券になったのは④ウラヌスチャームだけ。道中後方から直線外に出して何とか差して3着。

その他②も⑤も⑧も10着以下惨敗。期待した②ウインマイティーは終始内内を進みましたからこの惨敗は仕方ないです。

あえて名前を出して切った⑱マジックキャッスルが勝利。

また戸崎騎手に恥をかかされましたね。マジックキャッスルは大外枠に加えて展開も向きましたよね。2着⑭ランブリングアレーで社台系生産馬のワンツー、ともに父ディープインパクトで母父シンボリクリスエス。土曜の中京のハマり血統のワンツーでした。

実は私も10Rの結果から⑭-⑱は買い足したんですけどね。こんな露骨な傾向なら買うしかありませんでした。おかげで少し損失を補填できましたが。

 

ここまで露骨なら日曜も母父シンボリクリスエスを狙えばいいと思うのですが日曜は9R梅花賞⑦ミッションレールのみです。

日経新春杯には母父シンボリクリスエスは不在ですが、ロベルト系のある馬なら数頭出走。そのなかでは⑪クラージュゲリエでしょうかね。

日経新春杯にはアドマイヤビルゴが出走しますね。以前母系にケチをつけた馬ですけど今の中京の馬場なら外枠ですし好走するような気がしています。

 

次は小倉と中山の馬場について土曜注目馬として紹介したレースの回顧をしながら書いていきます。

土曜小倉2R 3歳未勝利 芝1200М

マイネルニゲラ

冬の小倉芝12の未勝利でよく好走するジョーカプチーノ産駒。母父ストームキャット系で文句なし。

(結果)

 ⑪マイネルニゲラ 8番人気10着

小倉は冬開催なのにまさかの高速馬場!

勝ち時計が1分7秒1!これは全くの想定外。この時計ではジョーカプチーノ産駒は無理ですね。小倉は今年8週開催なので例年より馬場を整えたのでしょうか?

ただ例年と同じなのはコース形態が似ている札幌芝で好走していた馬が今日も好走していましたから、血統で判断というよりはコース適性重視の方がいいのかと思いました。

 

土曜小倉9R 4歳上1勝クラス 芝2000М

⑮ベリンダアン

このブログをずっとチェックしてる人ならご存じの、私が執拗に追いかけている馬。

前走18頭立て18番人気4着。ある意味このブログにおける究極の結果。いい夢見させてもらいました。

血統的には今回は『少し違うな~』と思いますけど、この馬にとって好走しやすい外枠に入りましたし、小倉はコース形態からタフな流れになりそうですし、切れる脚がないこの馬には向くような気がします。

④ピンクレガシー

昨夏の小倉で15番人気1着の単複的中が忘れられませんね。ヴィクトワールピサ産駒は小倉芝18や芝20で合うので差し展開ならこの馬も注目です。

(結果)

⑮ベリンダアン 12番人気13着

④ピンクレガシー 9番人気6着

2頭ともこの高速馬場では来るわけないですね。

ベリンダアンは今回は不向きな馬場でしたから仕方なし。これで次走また大穴確定ですから次走懲りずに狙うつもりです。

④ピンクレガシーも小倉適性は高そうなので次走小倉出走なら狙えると思います。

 

 

中山土曜12R 4歳上2勝クラス 芝1800М

⑥スズカアーチスト

芝の死んだ土のような馬場では芝もダートも中途半端な成績のこの馬は合う!

⑭ミディオーサ

出走中唯一のディープ産駒。母系も今の馬場が合うはず。1年ぶりのレースということが不安ですが、ノーザンF生産馬ですし、その不安点が逆に妙味で狙い目です。

 (結果)

⑥スズカアーチスト 10番人気13着

⑭ミディオーサ 9番人気3着!

スズカアーチストは問題外の後方からのレースで惨敗。意味不明な騎乗に??

芝1800Мは例えば芝1600や芝2000で差せても先行が残りやすいですから⑭ミディオーサの先行策が正解。この条件で2年連続好走しているディープ産駒に唯一該当したこの馬でしたが期待通り好走してくれましたね。

 

結局分析して思ったのが一番傾向通りだったのが中山でしたね。

中京は例年BコースなのがAコースで施行しているわけですから同じはずがありません。小倉もまさかの高速馬場開幕。

明日は中山を予想したいと思います。

最後におまけです。

日曜小倉の注目馬紹介

小倉6R②トーセンアレックス

この馬、絶対合わない中山ダートで惨敗して、今回また芝に戻します。

この馬はエンジンの掛かりが遅いので仕掛けのタイミングが難しいのですけど、札幌芝2000Мで好走していますし、似たコース形態の小倉は合うはず。あとは騎手次第。

ここで勝つ能力は十分ありますから。

小倉9Rホーリーライン

前走中京Bコースの芝1200М戦で不利な外目の枠でしかも先行有利な馬場で差してきた馬。このクラスでは力が上だと思いました。

この馬も展開がカギになりそうですけど、リンクする札幌芝1200Мでも好走してます。鞍上も松山騎手なら信用して良さそうです。

 

奇しくもこの2頭エイシンフラッシュ産駒ですがどちらも勝ち負けの馬だと私は思ってます(明日の馬券勝負はこの2頭だけでもいいかも)!

 

ちなみに日曜の中山7R芝1600М戦の予想と軽く京成杯についてもブログで触れようと思っていますが、それはまた後程(明日になるかもしれませんが)。