脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの馬券奮闘記

種牡馬から読める馬場状態~野芝系種牡馬ディープブリランテと母父アグネスタキオン~

kakikenです。

 

阪急杯2着のミッキーブリランテはディープブリランテ産駒でした。

私は前回の記事、レース回顧の所で『手広く買うのを控えたためミッキーブリランテを切った』と書きました。その時「なぜ買えるのか」という説明をしていませんでしたので、今回その説明をしようと思います。

この馬、どこが買い要素だったか?

それはディープブリランテ産駒だということです。

この馬前走ニューイヤーSを人気薄で勝利。阪急杯も10番人気の低評価。

人気にならない理由の一つにディープブリランテ産駒の血統のマイナーさから来る格下のイメージが一般的にあるからだと私は思います。

そういうマイナー血統には野芝や洋芝オンリー馬場での適性がある場合があります。

ディープブリランテ産駒も野芝適性のある種牡馬です。特に野芝の新潟芝1800Мと2000Мで適性の高さを見せてくれます。

今の阪神の馬場は母系の雰囲気から一昔前、オーバーシード馬場ではない単色芝、野芝オンリー馬場に近いのではと考えられました。

そこで野芝でいいディープブリランテ産駒も合うはずと思いました。

ではなぜ切ったのか?

阪急杯の予想検討をしていた時、私はミッキーブリランテとジャンダルムを比較していました。ミッキーブリランテは野芝実績は9月野芝阪神芝1400Мで1番人気3着、新潟関屋記念4着くらいで勝ちはありません。一方私が選んだジャンダルムは野芝好走歴が豊富でしたし、昨年9月の中山野芝の京成杯オータムハンデではジャンダルムは5着、ミッキーブリランテは11着。この比較が決め手になりました。

私の選択も結果的には間違いではなかったのですけど、ミッキーブリランテの10番人気2着とジャンダルム4番人気3着では価値の違いを大きく感じてしまいました。

 

さて、ディープブリランテのような野芝系種牡馬はその馬場の現状を知る意味で良き指標になります。

ディープブリランテに関してはこのブログで以前冬の小倉2週目で注目種牡馬として取り上げました。それは『馬場が渋った小倉芝でディープブリランテがいい』というものでした。これ、言い方を変えれば『冬の小倉芝は馬場が渋れば野芝色が強くなる』とも言えます。実際先週の小倉芝も馬場が渋って野芝がいい血統、野芝実績ある馬が好走していました。それでいけば「エアレーション無しの馬場は野芝色がある」と言えるのかもしれませんし、この時期の芝は野芝色が強いと言えるのかもしれません。

馬場読みの指標になる種牡馬は他にもたくさんありますが、なかでも私が常に気にかけている野芝系種牡馬の一頭にアグネスタキオンがいます。

今出走馬でみるのはほぼ母父アグネスタキオンですが、この血統が馬券に絡みだすと『ああ今の馬場は野芝色は強いな』と読み解きます。それがわかれば母系が古めの血統を選んだり、野芝がいい血統の馬を選んだり、競走履歴から野芝開催の競馬場で好走歴があるかどうかを見て、適性の有無など予想する上で大いに役立ちます。

そういえば今週末土曜行われる中山オーシャンSの登録メンバーには母父アグネスタキオンが何頭かいます。母父アグネスタキオンと言えば中山野芝1200Мでの適性が高く、特に馬場が渋った中山野芝1200Мに強い印象があります。今週末の土曜、天気予報では雨が降る可能性があります。万が一馬場が渋れば母父アグネスタキオンの馬にはさらに注目、期待をしたいと思います。