脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの馬券奮闘記

例年ドル箱の春東京開催、今年は微妙な予感が……~例年の東京芝傾向と一足早いダービー展望~

kakikenです。

 

中山開催が終り、今週末から舞台が私の主戦場である東京競馬場になります。

東京に関しては芝もダートもある程度例年のパターン、傾向はわかっています。

芝については開催が進めばどういう風に馬場が変わるのか、もわかっています。

今年の冬開催もきっちりプラスで終われていましたし、イマイチだった中山開催からの逆襲をするつもりでいました。例年、春の東京開催にはドル箱の週が存在するからそこで儲けようと考えていました。

なぜ過去形かって? 

その話をこれからします。

 

このブログ始めた頃に書いた記憶があるのですけど、ここで春の東京開催の芝のイメージ、流れをざっくりと説明します。

まず開幕週は例年エアレーションされてフカフカの馬場で始まります。一週目は季節の境目もあり、冬馬と春馬が入れ替わる時期でもあり、人気で血統がハマっていても冬馬なら凡走し、休み明けの春馬が穴を開ける傾向があります。なので1~3週目あたりはわかっていてもハマりにくいので大勝負は禁物の時期です。

芝はフカフカ、重いともいえる馬場なので、欧州系のタフな血統がよかったりします。

2週目の青葉賞がその象徴のような感じですね。母父サドラーズウェルズ系、母父ダンスインザダークなど青葉賞は例年タフな血統構成の差し馬が狙えます。先週皐月賞出走したヴィクティファルス(母父サドラーズウェルズ系、母母父シルヴァーホーク)なんてドンピシャでしょう。

最初のドル箱ポイントがヴィクトリアマイル京王杯スプリングカップのある4週目です。なぜだかわかりませんがこの週狙うべきは悶え馬、ツメ甘馬。

安定して走るけど勝ちきれない3,4着が多い馬です。イメージとして切れる脚がなくどちらかといえば下り坂で加速できる京都が得意な馬ヴィクトリアマイルでいえばホエールキャプチャヴィルシーナリスグラシュー(クラシック惜敗組)、最近ではクロコスミアあたりです。やっぱり京都巧者が多いですね。

京王杯で言えばサダムパテックサトノアラジンクラレント、グランシルク、昨年なら言えばステルヴィオマイルチャンピオンシップ好走するタイプを狙えばいいという感じですね。ちょっと古いですけど京都しか走らないトーセンラーが東京で勝つような週だと言えます。

5週目あたりからはエアレーション効果も薄れて馬場が硬くなります。ここから究極の上り勝負がオークス安田記念あたりまで続きます。だから安田記念は良馬場なら毎年高速決着が多いんですよね。アエロリットがヴィクトリアマイルはダメで安田記念がいいのも馬場の違い、適性の違いだからなんですね。

そしてドル箱が始まるのが安田記念の週からです。7~10週目が狙い目

この時期狙うのはダート血統です。いい例が2017年安田記念レッドファルクススウェプトオーヴァーボード産駒というダート血統でした。結果3番人気3着。勝てませんでしたが私は自信の本命でしたので記憶に残ってますね。

特に狙いは芝1400、1600あたりです。安直にダート血統を狙うだけで面白いように馬券が当たったりします。毎年この時期だけ『自分は競馬の天才だ』とうぬぼれるのですけど。

 

以上が例年の東京芝の傾向です。

なので今年も「6月の7週目から大勝負してやる!」と思っていたのですけど、ふと不安がよぎりました。

「まさか、中山みたいにエアレーション無しじゃないだろうな?」と。

そこで週明け月曜、更新されたJRAのホームページにあった東京競馬場の馬場概要を見てみると、

今年はエアレーション作業してない!

「やりやがったな、馬場造園課!」と心の中で叫びました。

今年は変則開催が多くて、ただでさえ馬場読みが難しいので日程が例年通りの東京だけはいじらないで欲しかったんですけどねぇ……。

あ~あ。中山に続き春の東京もエアレーション無しです。

私がチェックしている限りでは2015年から毎年春はエアレーション作業をしています。これで例年の傾向を鵜呑みにできなくなりました。

これが冒頭、過去形で書いた理由です。

「きっと例年の傾向通りで予想して買ったらお得意の4着地獄なのかもな~」なんて思ってしまいました。

 

エアレーションの有無でどう違うのかについて説明します(これはあくまでも私のイメージで実際正しいかどうかわかりませんけど)。

 エアレーション有りの馬場だと開催が進むと馬場が硬くなって高速化する。柔らかく重い芝の状態でスタートして段々硬く軽い馬場になる感じです。

エアレーション無しの馬場はその逆と考えていいと思います。例えば今年春の中山開催では、エアレーション無しの初週の中山記念はレコード決着でした。それが開催が進むにつれて重厚さ、タフさが増していきました。軽い馬場から重い馬場になりました。

なので春の東京開催も中山同様のパターンも警戒しないといけません。でも、そうなると例年の東京開催と真逆の流れになってしまいます。下手したらハマってない馬ばかりチョイスしたりするかもしれません。

ただ、中山は元々タフさのある馬場なので、東京が中山のようになるとも思えません。

同じエアレーション無し馬場なら今年の春の阪神に近いのではないでしょうか。

実際今の阪神芝は例年以上に上り3Fが速いです。

今年の春の阪神芝は桜花賞に象徴されるように7、8週目あたりで高速化しました。先週も10週目なのに稍重でも上り33秒台でした。例年の春の東京芝に似ています。

 

もしかして春の東京芝は今年の春の阪神芝をなぞればいいのでは?

そう考えた時、皐月賞直後とあって今年のダービーを思い描いたのです。

ダービーは6週目。

参考にすべきは阪神6週目だった若葉S、7週目だった毎日杯

特に毎日杯は今年阪神コースレコード決着でした。極限のスピード勝負でした。

以前、好時計で毎日杯を勝った馬はその後必ずGⅠで好走すると書きました。

勝ったシャフリヤールはGⅠ出走した際、絶対買わなきゃいけない馬になりました。

実際今年の東京の馬場の推移を見なければなりませんけど、予測段階では阪神に限りなく近いと考えられるので、毎日杯のシャフリヤール、クビ2着グレートマジシャンあたりまではマークすべきです。

若葉Sで言えば今年の勝ち馬はアドマイヤハダル。この馬は皐月賞4着と好走していますが、この馬もダービーでは軽視できない存在となりますね。

一方皐月賞組ではダノンザキッドの見直しは必要でしょうね。あの大敗は逆に東京向きだと言っているようなものです。ただ究極の上り勝負に対応できるのかはジャスタウェイ産駒ということで底力に欠けることからやや懐疑的ではありますけど。

皐月賞上位ではエフフォーリアは東京でも好勝負可能でしょうね。ただ「簡単に横山武史騎手がダービー勝っていいのかな?」と考えると良くて2,3着かなと思います。買えないのは2着タイトルホルダー、3着ステラヴェローチェ。タイトルホルダーは元々切れる脚は無いので東京コース替わりはマイナス、ステラヴェローチェも緩い馬場、スローのヨーイドンがいいタイプ。良馬場なら軽視していいはずです。

ただし問題は今年のダービーが重や不良馬場になった時です。その場合、予想は難解になると思われます。だから今年のダービーはパンパンの良馬場を望んでいます。

 

東京の芝がエアレーション無しというネタから気の早いダービーの展望までしてしまいましたが、とにかく今週末から始まる東京芝は例年と違う可能性が高いです。なので例年とどう違うか、はたまた同じなのか。しっかり分析していこうと思います。

そして馬場傾向が近いと推測できる今年の春の阪神開催の傾向、好走している血統などは参考にしたいと思います。

まてよ?

今年の阪神は例年の春東京開催に似ている(もちろんエアレーション有りと無しの違いがあるのですけど)。だとすれば、今週末のマイラーズカップ安田記念のイメージ、来週の天皇賞目黒記念イメージでいいのでは?

京都から阪神施行でサンプルデータも無いですし、面白そうなのでそのパターンを当てはめてマイラーズカップ天皇賞は予想しようと思っています。