kakikenです。
日曜は恥ずかしい、情けない結果になりました。
予想が的中するとこのブログの予想回顧の記事では大して考えることがなく楽なのですけど、予想が外れると『なぜ外したのか』を分析しないといけません。
この作業が精神的にキツイんです。
敗因は私の場合、不運な4着、馬場の読み違えが多いです。そして最悪な敗因が感情的要因。こだわりすぎや好き嫌いという私の悪癖です。
日曜は2つのレースでそれが出て失敗しました。
では日曜の予想を振り返ります。
日曜東京11R マイルカップ 芝1600М
(予想)
土曜の予想や結果の記事で書いてますが、エアレーション無し馬場は母系が一昔前に日本で走っていた血統が合います。在来種牡馬、在来牝系がいいです。
⑱ピクシーナイト
プリンシパルSで母父キングヘイローのヴァイスメテオールに注目していると前フリをいれてましたから気づいた方もいるかもしれませんが、私が最も期待するのがこの馬。この馬は母父キングヘイローで母母父サクラバクシンオー。こういう在来牝系が今の馬場は合います。母系からマイルより芝1400Мタイプですが、そもそもこのレースはマイルより将来1200、1400Мタイプの方が好走します。近走逃げていますが、その前は控えた競馬もしていますのである程度前につけて直線先行押し切り、あるいは粘り込みを期待です。大外枠は気になりますが土曜の東京芝はむしろ外枠の先行馬が粘っていましたから問題ないと思います。日曜は母の日。ピンク帽が似合う日です。
⑦タイムトゥヘヴン
母が桜花賞馬キストゥヘヴン。母父アドマイヤベガ母母父ノーザンテースト。いい感じの古さですね。この馬場は合うはず。このレースはニュージーランドTの2,3着が活躍するレースですから同レース2着のこの馬はレース傾向的にも狙える馬です。
③ルークズネスト
⑧グレナディアガーズ
私がマイルカップ予想で毎年重視しているステップレースがファルコンステークス。今回はその1,2着馬が出走。特に⑧グレナディアガーズはクラシック無視で明らかにこのレース狙い。母母父にはこのレースと好相性のデピュティミニスター系の血が出走馬中、唯一ある馬です。
この4頭で馬連、ワイドを狙います!
⑱⑦⑧③
今回はすんなりこの4頭で決まりました。
毎年掲示板独占するノーザンF生産馬が⑱⑧③と3頭いますし期待できると思います。
補足として5番手は⑮シュネルマイスターです。ルメール騎手は自信満々みたいですが少し血統が違う感じがして今回は切りました。あと万が一人気先行馬総崩れのタフな流れになったとしたら⑪ヴェイルネビュラあたりが浮上しそうだと思います。
ホウオウアマゾンあたりも母ヒカルアマランサスで在来牝系ですけど、この馬は重馬場向きで基本マイルが合うとは思えず、しかもデータでは前走マイル重賞勝った馬はこのレース来ないというものがあります。これはニュージーランドT勝ち馬バスラットレオンにも言えますので切りました。バスラットレオンはキズナ産駒。キズナ産駒は取捨が難解ですけど、土曜の東京を見る限りキズナ産駒がいいとは思えませんでした。
(結果)
⑮ー⑩ー⑧
日曜の東京芝は全体的に時計が速くなっていました。しかし上り3Fの時計はそれほど速くなく、これは道中が速いタフな流れによるもの。
9R芝1600Мの湘南Sの勝ち時計が1分32秒0。例年より速い時計。これでマイルカップの高速決着は決定的になりました。
芝1400,1600М戦は内枠より外枠が好走していたので、このレースも外枠重視だろう。この点は良かったのですけどね。
まず私が期待した⑱ピクシーナイト。これは③ルークズネストにも言えるのですけど完全にモーリス産駒を選んだことが失敗。初年度の種牡馬なので適性がはっきりしなかったので何となくスルーしたのですけど、モーリスの父スクリーンヒーローも高速決着がいい種牡馬ではない。
「不安だな。予想外のスローペースになってくれないかな」
と祈る気持ちでレース発走。⑱ピクシーナイトが結果的に逃げる展開になりました。
最後の直線での手応えは絶望的でした。
「やっぱりモーリス産駒は底力無い。完全なミスだった」
⑱ピクシーナイトは12着、③ルークズネストは10着。実力通りともいえるのかもしれませんが、この高速馬場は合わなかったということでしょう。
この2頭を早々見限って、直線私の期待は青い帽子の2頭。
直線半ば⑧グレナディアガーズが先頭に抜け出そうとする背後内から⑦タイムトゥヘヴンが迫ります。
「いいぞ、そのまま!」
と希望を持てたのは一瞬だけ。外から明らかにこの2頭を上回る脚の馬が!
「10番、ああ、キズナ産駒だよ」
⑩ソングラインです。この馬、東京、中京の芝1400Мで好走してましたし、マイルカップの好走馬条件に当てはまる馬でした。しかし前走桜花賞が超高速決着で惨敗。高速馬場が向かないと思って軽視してしまったんです。
「やられた~。でもまだ2,3着なら」
さらに外から⑮シュネルマイスターがすごい脚で迫ります。
「ああ、終わった」
結果⑮シュネルマイスターが1着。この馬父のダンチヒ系はいいのですけど、母父サドラーズウェルズ系、母母父ゼダーン系でどう考えても近年好走する血統には当てはまりません。なので切ったのですけど。もちろん勝った馬は強いのでしょうけど、このズレはエアレーション無し馬場馬場の影響もあっただと思います。
3着は⑧グレナディアガーズが粘り込み、4,5着は人気薄の追い込み馬⑤、⑯。
⑦タイムトゥヘヴンはその後の6着でした。
私の敗因は母系血統を重視しすぎて、結果高速決着不向きの底力の無いモーリス産駒を選んでしまったこと。そしてタフなペースのレースで強気の競馬をした⑧⑦が最後力尽きたことですね。そして嫌味のように血統が微妙だと切った⑮が勝ち、個性的なキズナ産駒の激走にやられたということでした。
モーリス産駒は長い距離がいいという評論家がいますが、私は距離うんぬんより高速決着が向かないと感じますね。
結局ノーザンF生産馬の1~3着。エアレーション無し馬場がどうこう、言い訳してますが、これは例年通りでした。9頭いたノーザンF生産馬。私は3頭選んでいて、モーリス産駒2頭もノーザンF生産馬でした。相変わらずチョイスが下手すぎる!
この悪癖、マイルカップ発走20分前、新潟大賞典でも出ていました。
日曜新潟11R 新潟大賞典 芝2000М
(予想)
例年開催初週、2週目施行ですが、今年は福島代替もあり5週目。
今の新潟芝ですが、今開催前半は差しが決まっていたのですけど、先週あたりから先行有利に変化。馬場が悪くて直線伸びない馬場、上りもかなりかかり出してます。血統では例年のレース傾向でもハマっているように、安定してずっとキングマンボ、キングカメハメハ系馬場が続いています。
例年より馬場が悪い状態。まあ、馬場関係なくこのレースはまともに人気通り決まることはほとんどないです。
このレースで面白い、わかりやすい傾向として
★人気薄のノーザンF生産馬が絡みやすい
昨年は4着でしたがこのレースも何だかんだでノーザンF生産馬がよく絡みます。ただしローカル重賞らしく人気馬より人気薄馬が狙えます。2019年はノーザンF生産馬のワンツースリーでしたが7番人気馬が1着(3番人気馬2着、1番人気馬3着)。2018年は9番人気馬が2着。2017年は3,1番人気馬が1,3着でしたが、2016年は10番人気馬1着(1番人気馬2着)。
今回出走は①⑤⑩⑪⑭の5頭。この中で人気薄馬は、
⑤ムイトオブリガード
⑭サトノソルタス
ムイトオブリガードはキンカメ系で今の新潟芝も合っているルーラーシップ産駒で、サトノソルタスは典型的な左回り巧者。2頭とも差し馬タイプで届くかどうかが不安ですが狙えるノーザンF生産馬の人気薄だと思います。
★昇級馬(前走3勝クラス勝ち)が絡む
⑨サトノエルドール
⑪ダノンマジェスティ
ここ2年だけの傾向ですけど昇級馬がこのレース勝利しています。昨年はワンツーフィニッシュでした。今年も注目しないといけません。⑪ダノンマジェスティはノーザンF生産馬。
この4頭BOXで馬連、ワイドを狙いにいく。これが金曜時点の予想でした。
しかし土曜新潟芝レースで気になった血統がありました。
オルフェーヴル産駒です。
⑧バイオスパーク
このレースは元々ステイゴールドが強いレースなのでステイゴールド系のオルフェーヴル産駒は当然警戒が必要。この春の新潟前半3週は全く馬券に絡まなかったのが4週目の先週から馬券に絡みだしました。土曜も人気馬ですが芝5レース中2レースで勝利。ちょっと軽視できなくなってしまいました。しかもこの2頭、ともにダート実績があり福島芝実績もある。今の馬場がパワー馬場でダート実績や福島芝実績のある馬が好走傾向にあるので、この2頭とも狙えそうです。母系の感じからは⑧バイオスパークの方ですけど近走の安定からは⑥ヒュミドールも捨てがたい。
結論として
⑤⑭⑨⑪BOX6点と、
このレースで一番買いたいのは⑤⑭なので追加で
⑤ー⑥⑧、⑭ー⑥⑧
買い目多くなりますが、当たれば高配当なのでそこに賭けてみます。
ちなみにノーザンF生産馬5頭中3頭選びました。選ばなかったのが1,2番人気の①ボッケリーニと⑩ポタジェ。
①ボッケリーニは本来買い目に入れるべき馬でしたがこれ以上買い目増やせず断念。
⑩ポタジェはこの荒れ馬場不向きと感じ軽視しました。
この2頭両方が絡むことは無いと判断、最低でもチョイスした馬たち2頭が馬券圏内にはいることを期待します。
(結果)
②ー⑩ー⑭
勝った②サンレイポケットは元々新潟適性の高い馬でしたが、人気で妙味無いので切ったわけで、来られても諦めはつくのですけど、2着の⑩ポタジェは相当ダメージを受けました。人気のノーザンF生産馬で泣く泣く切った①ボッケリーニは5着。馬場が合わないと決めつけて完全軽視した⑩ポタジェが2着ですからね。ノーザンF生産馬5頭いる中で一番評価しなかった馬ですから。まあ1番人気馬で今まで全てのレースで馬券になっている馬なので軽視する方がバカなのでしょうけどね。人気薄を狙ったので仕方ないとはいえ、この馬には「何となく買いたくない馬」という私情がありましたから、悪い癖が出ていた、冷静な予想ではなかったと言えますね。
傾向通り人気薄のノーザンF生産馬⑭サトノソルタスが7番人気3着してくれました。
もう一頭10番人気ムイトオブリガードは後方から直線馬場のいい大外をぶんを回して追い込んできたものの、前が止まりにくい馬場では届くはずがなく7着。極端すぎる騎乗でしたね。新潟の芝は前が止まりにくいことを計算してほしかったですね。せめて勝った②サンレイポケットのような馬場の真ん中あたりを走っていればもう少し差の無い競馬にはできたかと思います。
前走3勝クラス勝利の昇級馬は今年全くダメ(⑨サトノエルドール10着、⑪ダノンマジェスティ6着)、追加でいれたオルフェーヴル産駒2頭も全然ダメ(⑥ヒュミドール11着、⑧バイオスパーク9着)でした。
下手な考え休むより劣る。
「安直にノーザンF生産馬5頭BOXにしておけば良かった」と落胆した20分後のマイルカップでノーザンF生産馬のチョイスで再度失態を犯すわけです。
レース後の精神的ダメージは相当でした。
以上日曜の予想を振り返りました。
東京のGⅠなら特にノーザンF生産馬だけ買えばいいような気すらしてしまう感じですけど、あと4週何とか巻き返したいですね。
今週末は以前ブログで書いたツボのある4週目です。
京王杯スプリングカップに一頭条件に当てはまる馬が登録しています。血統的には微妙で買う気にならないのですけど、血統微妙なシュネルマイスターがマイルカップを勝ったこともあり、私情を捨てる方がいいのかなとも思っています。
いずれにせよ、今週末はエアレーション無し馬場を言い訳にしないようにしなければいけません、とにかく頑張ります!