脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの馬券奮闘記

5月は冬馬と夏馬が切り替わる時期です

kakikenです。

 

先週末の芝レースを復習していて、気になったことが一つありました。

東京、中京、新潟の3つの競馬場全ての芝レースで札幌や函館芝好走歴のある馬が好走していたことです。

(中京は例年この時期の開催がなく、新潟は今年変則開催なので参考外)そこで東京の近3年の芝レースの結果を見返しました。確かにこの時期、特に今週末の4週目で札幌や函館芝実績のある馬がそこそこ好走しています(マイルカップを勝ったシュネルマイスターも札幌芝実績のある馬でした)。

東京や中京のように開催前半の芝だけでなく、荒れ馬場の新潟の3つの馬場状態が異なる競馬場で同じ傾向が見られたことには「なぜ?」となってしまいます。

そこで考えたのが気温、暑さです。

(余談ですが、この時期は芝の生育を考慮して土曜夕方に散水することがあるのですが、先週の日曜のような気温上昇は、水を含んで緩んだ馬場が一気に引き締まって走りやすい高速馬場を助長する原因になります。それが土曜と日曜で馬場が異なるということになるので馬場読みする人間にとっては厄介な時期なのです)

「もしかしたら好走しているのは夏馬ではないか?」

先週末東京は30℃に迫る暑い日でした。札幌函館は北海道なので本州ほどの暑さは無いものの、開催時期は6~9月の夏季です。

以前に春東京開催の流れを書いた時「開催前半は人気の冬馬が飛んで、人気薄の休み明け馬が好走するので競馬が難解だ」のようなことを書きましたが、この時期は冬馬と夏馬が入れ替わる時期です。

札幌、函館実績の有無は夏馬であるかを見る指標の一つかもしれません。

この時期の馬券戦略として、迷ったら休み明け(前走から3か月以上間隔があく)馬を狙うというのがあります。近年は月一ローテのように無理使いしない馬が多いので気にすることも少なくなっている気もしますが、実績断然で血統や馬キャラがハマっているから選んでみたら惨敗、後々よく見ると使い詰めの馬だったのようなことがありえる時期です。

先週のような偏った傾向がある時はついつい血統や高速馬場の向き不向き、枠や脚質ばかりに気を取られて、使い詰めかどか、夏馬か冬馬などは見過ごしてしまう部分ではあります。

馬場適性も大切ですし、馬も個性のある生き物ですから夏場が好きな馬、冬場が好きな馬というのはあって当然です。これこそ血の通ったリアル競馬の特徴、競馬ゲームにはない面白さであり、難しさなのでしょうね。

 

今週末は東京芝4週目。

例年この4週目は詰めの甘い、勝ちきれない馬(特に差し馬、初勝利や2勝目にレース数費やした馬)が好走する、安直に馬券が取れる週なのですけど、近走成績が『3着、5着、3着、4着』と条件に当てはまっているからと安直に食いつくのではなく、使い詰めかどうか、夏馬か冬馬かなどに注意して、リアル競馬を楽しもうと思います。