脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

脱4着は永遠に無理かも……~8/7・8/8の競馬予想の結果~

kakikenです。

 

ある程度馬場は見えているんですよ、本当に……だけど、見えていても当たらない。

「こんなのばっかりだな……」と呆れます。

 

では、先週末の予想を振り返ります。

土曜新潟11R 新潟日報賞 芝1400М

(予想)

このレースは例年外枠有利のレースだったのですが昨年は新潟が露骨な内枠有利な馬場だったので内枠の馬だけで決まってしまいました。

今年も先週の傾向では新潟芝は内枠有利な馬場。今年も露骨な内枠有利馬場の可能性があります。

なのでここでは内枠有利パターンと外枠有利パターンの予想をしてみます。

基本的には新潟芝1400Мも東京芝1400М同様に中山芝1600М好走歴のある芝1400Мタイプの馬を選べばいいと考えています。

内枠では

②ヴィジュネル

④ルプリュフォール

⑧フォースオブウィル

外枠では

⑪スマートクラージュ

⑬チェーンオブラブ

⑭エイムアンドエンド

⑮チュウワノキセキ

⑱ウインドライジズ

 

昨年同様内枠有利なら

②④⑧⑪

例年傾向の外枠有利なら

⑪から⑬⑭⑮⑱

 血統的には⑪スマートクラージュが一番だと考えています。

このレースである程度今年の新潟の馬場傾向が見えてくると思います。

(結果)

1着⑫ムーンチャイム   10番人気

2着⑪スマートクラージュ  2番人気

3着④ルプリュフォール   4番人気

4着⑧フォースオブウィル 11番人気

5着②ヴィジュネル     1番人気

 

先週末の新潟芝の傾向としては昨年ほど露骨な内枠有利にはならず、むしろ外枠有利の馬場でした。このレースは内枠有利で選んだ4頭が2~5着。正しかったような、間違ったような予想結果でした。このレースも外枠2頭来ているので外目有利だったのかもしれません。

勝った⑫ムーンチャイムは実は最後の最後に切ってしまった一頭(そんなのばかりですけど)。渋ったらありえると思っていましたし、昨年同レースで1番人気7着に敗れたのが適性の面でマイナスととらえ切りました。昨年1番人気で負けで、今年10番人気で勝つ。皮肉なものです。

2着は軸候補指名した⑪スマートクラージュ。母系が母父キングヘイロー母母父ジェイドロバリーといかにも野芝血統なので、初の新潟コースでしたが適性が高いと判断(新潟芝は野芝オンリーなので野芝適性は重要です)。

結果見立て通りの好走、惜敗の2着でした。

3着④ルプリュフォール、4着⑧フォースオブウィルが直線差してきました。特に4着⑧フォースオブウィルは中山マイル巧者なので期待したんですよね。11番人気4着と悔しかったです。運が無かったです。でも予想に書いた『新潟芝1400Мも中山マイル向き』と言う見立てが正しいことが分かってもらえたと思います。

 

日曜新潟11R レパードS ダート1800М

(予想)

普段やらない新潟ダートですけど、このレパードSは暇潰し程度で軽く予想して結構的中させている印象。昨年1着ケンシンコウ、一昨年11番人気3着トイガーと人気薄を当てています。実は血統構成に偏りがあって、ベタなアメリカン血統のクロスの馬か、一昔前の血統いわゆる野芝系のクロスの馬を買えば当たっているイメージ。

特にパイロなどのエーピーインディ系が強いイメージ。

今年のエーピーインディの血がある馬は、

③タマモブトウカイ

テイエムマジック

⑨ハンディーズピーク

⑫トモジャリア

⑬タイセイアゲイン

この中で血統構成のバランスだけなら⑫トモジャリアが一番ハマってます。

全く人気ないですけどね。次点は⑬タイセイアゲインです。

例年の予想ならここで終了。

7枠2頭⑫⑬の複勝を買って遊ぶという感じです。

 

今年はもう少し詳しく過去傾向を調べてみました。

前走パターンとしては地方交流GⅠジャパンダートダービー組、東京重賞ユニコーンS凡走組が狙えます。

今年はこの手の重賞経由の馬が1頭だけ。

⑦ロードシュトローム

 

今『ユニコーンS凡走組』と指摘したように実は同じ左回りでも東京ダート好走タイプは案外このレース来ません。左回りなら中京ダート実績の馬の方が良績があります。

それだけ東京のダートと新潟のダートは適性が違うとも言えます。

過去レパードSの好走馬のキャリアを調べると(関東馬だと)中山ダート1800М良績馬の好走が目につきます。

実際レパードSは中山3月の伏竜ステークス好走組が絡みやすいです。

それで言えば中山実績馬で伏竜S好走馬。今年のメンバーなら、

⑮メイショウムラク

もうダントツですね。恐らく一番人気。血統的にも父ネオユニヴァースで母父キングヘイローといわゆる一昔前の血統構成、ハマっています。人気薄が近年勝っていますが人気馬も馬券にはなっていますので、この馬は勝てなくても2,3着には来る感じです。

 

中山実績の点でいえば、冒頭血統だけで選んだ⑫トモジャリアは中山ダート1800М未勝利で強い勝ち方をしていますし、⑬タイセイアゲインも伏竜S4着なので好走パターンの馬だと言えます。

⑦ロードシュトロームは伏竜S11着大敗中山ダート1800М実績がない点で微妙な感じに思えます。

その他キャリアでいえば、芝実績のある馬が路線変更しているパターン。今年で言えば6枠の2頭。

⑩ルコルセール

⑪ノースザワールド

 

この中から絞り込んでいくとすると、

安直に⑮メイショウムラクモから人気薄エーピーインディの血のある馬にワイド流し

⑮ー③⑧⑨⑫⑬

押さえで⑩⑪⑮BOX

 (結果)

1着⑮メイショウムラクモ  1番人気  中山巧者

2着⑭スウィープザボード 10番人気  中京良績

3着②レプンカムイ     6番人気  中京良績

4着⑪ノースザワールド   7番人気  芝良績からの路線変更

5着⑨ハンディーズピーク  5番人気  エーピーインディ

 

8月8日の開催なのでゾロ目決着を警戒していましたが枠連8ー8の決着。

あるんですよね、こういうオカルト決着。あ~あと思いました。

1着は絶対的軸馬だったメイショウムラクモ。やはり伏竜ステークス好走組はこのレースに強く、中山ダート1800М良績馬は強かったです。

結果的に前にいた馬たちの決着。そして差してきた馬が4,5着。

2着、3着馬は中京ダート1800М良績のある馬で共に2勝クラスの格下馬。レパードSはよくよく見ると2勝クラスの格下馬が穴を開けています。この点もわかっていたのですけど、今回はエーピーインディ系の血と芝からの路線変更組をチョイスして結果的その馬たちが4,5着で失敗。

ちなみにエーピーインディ系で良いと思ったトモジャリア15番人気7着、タイセイアゲインは12番人気11着。トモジャリアはそれなりに走ってくれていました。

あと東京ダートで好走した馬はやっぱりこのレースではダメでしたね。

適性など分析は正しかったですけど、展開などチョイス面で少し安直にしたことで結果は伴いませんでした。

ただこのレースは傾向がはっきりしていて当てやすいレースだと再確認できました。

 

 日曜函館12R 三歳上1勝クラス 芝1200М

(予想)

函館芝1200Мは血統だけで言えばダート系か野芝系を狙えばいいです。

ここは安直に血統構成だけで選びます。

④メイショウオニテ

⑤スマイルアモーレ

⑨メイクアンシー

⑭タマモダイジョッキ

⑯クローリスノキセキ

 

この五頭のBOX10点勝負。

少し絞るなら、土曜の雰囲気から外枠先行馬が良さそうなので

⑭ー④⑤⑨⑯

⑯ー④⑤⑨

 (結果)

1着⑪ブロンズレッド   9番人気 母父フジキセキ

2着④メイショウオニテ 10番人気 父キンシャサノキセキフジキセキ系)

3着⑫アンジュソレイユ  4番人気

4着⑭タマモダイジョッキ 1番人気 母父フジキセキ

 

もう! 後ろ過ぎるよ! 

レース中、1番人気で軸馬⑭タマモダイジョッキを見て思ったことです。

最後のレースも4着。

さすがにこの結果でブチ切れて、机に拳を何度と叩きつけましたwww

10番人気の④メイショウオニテが2着に来ていたので

結果的に1~3着馬は2,3、4番手の馬たち。

外枠先行がいいと予想のところで書いてますが、その通りの結果。あとは先行したかしなかったが明暗を分けました。

⑪も⑫も外枠で先行しました。⑫は軽視しましたが、勝った⑪ブロンズレッドはマークしてたのに切ってしまった馬(こんなのばっかりなのでブチ切れてしまいました)。

結果のところで補足で書きましたが、このレース重視した血統はフジキセキ

外枠で本命視の⑭タマモダイジョッキ、⑯クローリスノキセキは母父フジキセキキンシャサノキセキ産駒でした(クローリスノキセキは5番人気8着)。

勝った⑪ブロンズレッドも母父フジキセキでしたからまたまた皮肉な結果でしたね。

 

以上予想を振り返りました。

実は先週末はこのブログ一年目の最後だったんですよね。

レパードS前にそのことに気づき「有終の美」と思った結果が4着地獄。

なのでブチ切れましたwww

この1年、全く脱4着どころか4着地獄の沼にはまりまくりでした。

もちろん穴馬激走で万馬券的中も2,3回ありましたし、予想、分析などは悪くないのですけどね。

結果というか、チョイス、最後のツメが甘すぎるというか、予想を公開することの難しさを感じました。

勝負弱さの改善。

2年目はこれをテーマに、さらなるステップアップを目指します。

今週末は小倉記念関屋記念があります。

小倉記念はこのブログ記念すべき一発目の重賞予想でした。10番人気アールスターを穴馬指名、的中したレースです。

関屋記念も傾向に偏りがあるレースで当てやすいレース。

昨年の予想でポイントは書いていますので、それを見返して今年の予想の参考にしようと思います。

 

次回、野芝適性の見分け方について書こうと思います。

1年前に書いているので、それを見直してもらえればいいのですけど、先週末も会心の的中例があったので(皮肉なことですがブログでの予想以外は結構的中してますので)2年目にあたり、ドル箱であるこの見分け方を再度解説します。

野芝開催は今週末以降来月としばらく続きますから(来月の中山、中京はドル箱開催に出来るハマりが多い開催なので!)ぜひ参考にしていただきたいです。