脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

必見!!祖母を見るだけでとれる重馬場のダート戦。不良馬場で狙える種牡馬も紹介!

kakikenです。

 

先週日曜の中京は予期せぬ大雨で芝に関しては想定外で失敗しましたが、その一方で私は『また狙える!』と期待していたことがありました。

それが前回の記事の最後で書いたこと、『重馬場のダート戦での気づき』です。

実は8月にこのブログでも少し触れていました。

その時は難解すぎてハマらない夏競馬の芝レースへの皮肉もこめて『重馬場のダートの

方が野芝適性がはまる』と書きました。

 

きっかけは『ダートの不良馬場で来る血統は芝の不良馬場でも来る』という仮説の検証からでした。今夏の小倉、新潟では何度かダートが重、不良馬場になって、その時ダートで好走していた血統が芝の不良馬場で狙える血統だったからです。

例えばカレンブラックヒルグランプリボスです。この2頭は芝の不良馬場で狙える種牡馬です。特にグランプリボスは不良馬場の鬼です。先々週9月18日、台風が接近するなかで不良馬場で行われた中山1Rダート1200М戦。勝ったのが10番人気のモズゴールドメダルがグランプリボス産駒でした。その理由だけで私は単勝4130円、複勝620円を的中させました。

最近目を付けているのがキタサンブラックです。夏の小倉芝の不良馬場で強い競馬をした産駒がいました。先週日曜の重馬場で行われた中京5R芝2000Мの新馬戦を勝ったのもキタサンブラック産駒5番人気トゥーサン。ここもキタサンブラック産駒という理由だけで私は単勝1240円、複勝300円を的中しました。

(すいません、このブログの予想は散々でしたけどこういう的中をしてました)

種牡馬キタサンブラック産駒は芝での期待が高いのでダート戦での出走は今のところほとんど無いのですけど、今後ダートの重、不良馬場で狙えるのではないかと期待しています。

話がそれましたが美味しいネタなので今回書いておきました。絶対使えるのでグランプリボスキタサンブラックは覚えておいた方がいいですよ。特に未勝利戦などで美味しい馬券がゲットできるはずです。

 

さて話を戻します。その経緯から小倉、新潟の重、不良馬場のダートレースで母系の血統を調べるようになりました。すると好走している馬に気になる傾向がみられました。

祖母が現役時代日本の芝で重賞、オープンレースなど活躍していた馬でした。

「これって野芝適性の一つ、一昔前トレンドだった母系」と同じです。

「ならば野芝適性のある血統が来るのでは」と思ってチェックするとこれもそこそこ当たっていました。それで「重、不良のダートは野芝適性がはまる」と結論づけて、夏競馬の芝レースでマイナスの穴埋めをダート戦ですることが出来たのでした。

それから重馬場のダート戦をチェックするようにしましたが、安直に『祖母が現役時代芝で活躍した馬』を買うのが一番手っ取り早いという結論に達しました。

9月26日日曜の中京ダート戦で振り返ると、

2Rダート1800М 重馬場

3着⑦プリモスぺランツァ 9番人気 

祖母キュンティア 1997年GⅠ阪神3歳牝馬S2着

 

6Rダート1800М 不良馬場

2着①プルモナリア 4番人気

祖母ファレノプシス 1998年桜花賞秋華賞などGⅠ3勝

 

※7Rダート1900М 不良馬場

3着⑥モズマゾク 2番人気 グランプリボス産駒

(祖母関係ないですがグランプリボス産駒が馬券になったので書いておきます)

 

10Rダート1400М 不良馬場

1着⑤レディバグ 1番人気

祖母ソロシンガー 1996年4歳牝馬特別(フィリーズレビュー)3着

 

12Rダート1200М 不良馬場

2着⑩ハニエル 6番人気

祖母シンコウノビー 1997年ファンタジーS2着、98年フラワーC3着など

 

結構なハマりでした。こういう感じで夏の小倉、新潟などでもハマってました。そのレースに1頭だけという場合もありますし、候補が2,3頭いてその中の1頭が来ただけというのもありますから、チョイス次第という面もあります。それでもここまでハマるのは使えるネタだと思いました。

その時代活躍した牝馬のことをどれだけ知っているかによりますから素人レベルでは難しいネタかもしれませんが、昔からの競馬好きの人なら使えるネタのはずです。

ちなみに競馬場、ウインズで無料配布されているレーシングプログラムの出馬表には出走馬の祖母の名前まで載っていますので調べる手間が省けて便利です。

詳しくない人でも今はネットがありますから、出走馬の祖母の現役時代の戦績は辿れますからそこで判断できます(面倒ですけど)。

 

これはリアルタイムで使えるネタなので、前日予想が多いこのブログでは予想として紹介することは今後もほぼ無いと思うので今回紹介しておきました。

不良馬場まで行ってしまうと芝レースは難解になり手を出しにくくなりますが、ダートは逆に不良馬場で楽しめるかもしれません。

正直芝レースの分析だけでしてきた人間なのでまだまだダート戦は未知です。このネタももしかしたら夏季限定ネタの可能性もあるので、冬などはハマらない可能性はあります。今後も重不良馬場のダート戦は興味あるネタとしてしっかり研究していこうと思っています。

今週末は台風の影響次第ですが、特に中山のダート戦は引き続きこのネタが使えるかもしれないので注目しようと思ってます。

 

次回はスプリンターズS出走予定馬の血統診断をする予定です。