kakikenです。
土曜の中日新聞杯。大荒れでしたね。「買う意欲が湧かない馬しかいない」という私の感覚は大荒れの結果を感じ取っていたのかもしれません。予想の結論を出さなくて正解でした。直前9R同じ2000М戦では勝ったボーデンが格が上で中団から差した感じでしたが2,3着馬は2番手、逃げ馬でした。当然中日新聞杯も先行馬をマークしましたがさすがに17番人気2着⑥アフリカンゴールドが近走から2番手で競馬することは予測できませんでした。
一方、日曜のカペラSと阪神JFの方は出馬表見て一瞬で買う馬が決まっているので的中する確率は実感として高いんですけどね。
では日曜の重賞予想です。
日曜中山11R カペラステークス ダート1200М
中山のダート1200Мはイメージとして外枠が来ています。実際土曜は2鞍ダート1200М戦がありましたが、⑫ー⑩ー⑬、⑯ー⑧ー⑬とイメージ通りの出目でした。
そしてカペラステークスも昨年のレースもこのブログでも書きましたが6年連続で馬券(3着内)になっているのが6枠です。
今年の6枠は
⑪メイショウテンスイ
⑫ミスズグランドオー
⑪メイショウテンスイは初中山コースで前走惨敗でも血統は悪くないですし、騎手も穴の江田騎手が乗っていますので買える馬ですが、常識的には⑫ミスズグランドーなのかなと思います。短距離ダートの安定種牡馬サウスヴィグラス産駒、前走3勝クラス勝ちの馬も絡みやすい条件です。前走は関東馬ですが関西遠征して1番人気で勝っているというのも強さを感じます。逃げ、先行脚質ということで気になるのが同型の⑯モズスーパーフレアの存在。激流に巻き込まれた時の差し馬にやられる危険性がありますけど、それでも枠の後押し含めて最悪3着と思わせます。
そのモズスーパーフレアですが、ダート実績もあり、前走がこのレースで絡みやすいJBCスプリント経由と好走パターン、さらに土曜のダートから芝実績の馬が勝ったりして、いかにもこの馬に合う馬場ですが気になるデータがあります。
このレース、牝馬はほぼ絡まない。
モズスーパーフレアは牝馬ですから今回はデータを信じて切ります。
土曜の出目でもわかるように中山ダート1200Мは外枠でも6,7枠がいいです。
7枠は
⑬トウカイエトワール
⑭ディサーニング
前走で⑫ミスズグランドオーに勝っているのが⑭ディサーニングで、そのディサーニングが2勝クラスを勝ったレースで2着だったのが⑫トウカイエトワール。そんな2頭が入ったのが7枠。対戦成績からも⑭ディサーニングが上位。
外枠がいいダート1200Мですけど、一方で最内枠1枠も絡みやすい。
①リュウノユキナ
②ゲンパチフォルツァ
①リュウノユキナはJBCスプリント5着、前々走は大井の東京盃2着とこのレースの好走条件に入る一頭ですし、②ゲンパチフォルツァも中山ダート1200Мが2戦2勝でいずれも完勝の内容。
土曜は稍重でしたが、日曜も良馬場に回復したとしても砂質に大きな変化はないと思います。土曜は芝馬っぽい血統が走っていたのを象徴すべくノーザンF生産馬が好走していました。このレースノーザンF生産馬は3頭。
⑦ミッキーワイルド
⑮ミッキーブリランテ
偶然にも『ミッキー』関連の馬が揃いました。「正直ありそうでないかな~」というのが私の評価なので今回は切ります。
結論としては
1枠①②と6枠⑪⑫と7枠⑬⑭の6頭からチョイスすれば2頭は来るはずです。
安直に考えると6枠⑪と⑫から①②⑬⑭へそれぞれワイド流しです。
あえて絞り込みをすると、
①②⑫⑭
もっと絞るなら⑫ー①②⑭3点
ここ2週、阪神芝では母系で目についた血統がありました。
フェアリーキング系です。
先週のチャレンジカップの勝ち馬・ソーヴァリアントも母母父フェアリーキング。
使い込まれた馬場で野芝(野芝オンリー、洋芝オンリー馬場)適性がいい阪神芝ですけど、そういう馬場では欧州血統が良かったりします。アカテナンゴ、モンズーン、ホワイトマズル、キングヘイローなどのダンシングブレーヴ系。欧州と言えばサドラーズウェルズ系がいいですが、そのサドラーズウェルズと兄弟なのがフェアリーキング。だからでしょうか、フェアリーキング系の血も今の阪神では合っています。エリシオ、ファルヴラブあたりが代表種牡馬です。
このレースでもいますね、母父ファルヴラブが!
⑧ステルナティーア
ノーザンF生産馬、鞍上ルメール騎手です。
毎週狙いすましたように血統的にハマっている馬にルメール騎手って騎乗しているんですよね。好走する可能性が高いのであれだけ勝てるわけですけど、それだけ勝てる馬をきっちり勝たしているというわけです(勝てる馬をあっさり負けさせる騎手が関東の中堅騎手にはたくさんいますから大きな違いです)。
土曜の結果から先週と傾向は変わっていない感じなのでこの馬軸でいきます。
では相手探し。
使い込まれた馬場はハービンジャー産駒がいい。1番人気っぽいですがハービンジャー産駒の⑰ナミュール。
12月のこの時期なぜかハマる種牡馬がヴィクトワールピサ。母父ヴィクトワールピサの⑪ラブリイユアアイズ。
そのヴィクトワールピサ産駒で昨年6着だったオパールムーンの半妹の⑭サク。実は穴馬で狙っている馬です!サクはリオンディーズ産駒ですが、この秋から続く阪神開催で2歳戦でハマっている種牡馬がリオンディーズです。昨年もこの時期ハマっていた種牡馬なので血統的には面白い存在です。
さらには冬血統タイキシャトルが母母父にある⑩サークルオブライフ。
以上4頭を相手とします。
⑧ー⑩⑪⑭⑰
ちなみに2歳GⅠは毎年新種牡馬に注意が必要ですが、今年は新種牡馬はシルバーステート産駒の⑬ウォーターナビレラのみ。シルバーステートは新馬戦の緩いペースが合う種牡馬だと思っていますので2歳戦とはいえGⅠだと厳しいと考えて切りました。
以上、日曜の重賞予想でした。
では日曜の競馬を楽しみましょう!