kakikenです。
新年早々ストレスたまりまくる結果が多いです。
今回も愚痴だらけになりそうです。
では土曜の重賞予想を振り返ります。
土曜中京11R 愛知杯 芝2000М
(予想)
昨年は勝ち時計1分58秒7。
前半が明らかなハイペースで完全なる外差し決着でした。昨年は馬場の内側がかなり悪く、その影響もありました。
今年は先週の中京芝を見る限り、今年は昨年ほど内側が悪くなく、普通なら内枠、先行有利でしょう。
あとはペース次第でハイペース向きの馬かスローペース向きの馬かの判断だけ。
さらには金曜午前中に0.5ミリの雪が降ったことで馬場状態は現時点で稍重。土曜は良馬場に回復しても実質渋め残りの馬場になると思います。馬場が渋れば血統ではキングマンボ、キングカメハメハ系を狙うべきです。
該当馬は7頭。①ルビーカサブランカ、④マリアエレーナ、⑥アンドヴァラナウト、⑧アイコンテーラー、⑨ソフトフルート、⑩アナザーリリック、⑭ホウオウエミーズ。
面白い馬が揃っていますね。選ばなかった馬は太字にしています。
選んだ馬は
⑥アンドヴァラナウト
キングカメハメハ産駒。祖母が女傑名牝のエアグルーヴ。先週のシンザン記念の結果でも指摘しましたが今の中京は現役時代GⅠ重賞で活躍した牝系がいい馬場。この馬はスローも、ハイペースも両方こなせる馬なのである程度いい位置で競馬が出来そうですし今回も好走必至。
⑨ソフトフルート
この馬は母父キングマンボ。中京芝2000Мが3戦3勝。ゴドルフィンの馬は冬の馬場に強いイメージもあるのでここは重賞初制覇の大チャンス!
手応えで言えば、この馬は鉄板の軸です。
が、鞍上を見て不安に!
岩田望来騎手か~。この馬は2勝していますので別に問題無いのですけど、私個人的に相性が最悪。軸にしたい馬にこの騎手が乗った時、ことごとくミスを犯して4,5着などやらかしてくれています。その点だけが不安。
⑥⑨
正直絞り切れないのでこの2頭の1点買いでもいいかと思っています。
一応他の馬も見てみます。
他では例年安定して馬券に絡む社台F系生産馬。今の中京芝でも2000М以上では安定して社台F系は絡んでいますから軽視するわけにはいきません。
該当馬は4頭。②マジックキャッスル、⑫デゼル、⑭ホウオウエミーズ、⑯ラルナブリラーレ。
②マジックキャッスル
⑯ラルナブリラーレ
どの馬も微妙なのですが血統で選びました。②マジックキャッスルは昨年勝ち馬ですけど母父にシンボリクリスエスがあること。今の中京芝はシンボリクリスエスの血がハマっていますからね。⑯ラルナブリラーレは前走3勝クラス勝ちですが、今の中京芝2000Мが合っているハーツクライ産駒で母父が冬血統マキャヴェリアン系です。
切った馬では、川田騎手のデゼルは母系がゴテゴテ欧州系、今の中京芝2000Мでは微妙(芝1600ならありそうですが)。ホウオウエミーズはロードカナロア産駒ですが、こちらも中京芝2000Мではまるイメージのない血統構成です。
あと一頭、例年のような勝ち時計の緩い流れがハマりそうなのが
⑦スライリー
この馬はステイゴールド系オルフェーヴル産駒。土曜、馬場が予想以上に悪かったり、回復が遅れた時オルフェーヴル産駒が合うと思います。
⑥⑨②⑦⑯
無難に馬券としては⑥流し、⑨流しですかね。
騎手との相性の悪さを無視するなら⑨ソフトフルートは不動軸。
⑨ー⑥②⑦⑯でいいと思っています。
(結果)
1着①ルビーカサブランカ 7番人気 ノーザンF生産馬
2着④マリアエレーナ 3番人気
3着⑫デゼル 6番人気 社台F系
4着⑨ソフトフルート 2番人気
:
9着②マジックキャッスル 4番人気
10着⑯ラルナブリラーレ 11番人気
12着⑥アンドヴァラナウト 1番人気
13着⑦スライリー 12番人気
やってくれましたね、岩田の息子。
馬場適性が合ってないながらの4着と馬場適性抜群での4着では全然イメージが違います。前者は好騎乗、後者の場合ほとんどが騎乗ミスです。
今回は明らかな騎乗ミス。私ですら読めている先行有利の馬場なのにこの騎手はスタート後、後ろ過ぎるくらい下げました。そして1000М通過が1分3秒。
「前残り決定。終了」
と諦めました。直線では大外にぶん回してメンバー上り最速33秒9を使うも届くはずがなく4着。
今回勝った武豊騎手とのコース取りの差が騎手レベルの差、岩田騎手のセンスの無さを鮮明にしてくれています。道中はソフトフルートとほぼ変わらない位置取りだったルビーカサブランカですが最後直線はインコースを選択。コースロスなく走ったので先行馬との差はあっという間に詰まりました。それが道中2番手で直線手応え抜群でほぼ勝利が見えていたマリアエレーナをゴールでアタマ差競り勝つ要因になりました。一方は直線大外ぶん回すだけ。酷いものです。
酷いといえば勝ち時計。2分1秒0。遅すぎ!
同じ距離の9Rの格下条件の渥美特別が2分0秒1ですから道中いかに緩々のドスローだったかわかります。
これでは先行有利ですし、スローのヨーイドン競馬が合うデゼルが3着に来てしまっても不思議ではありません。
こうなるとハイペースが得意のマジックキャッスル、血統的にドスローが合わないラルナブリラーレは無理です。
アンドヴァラナウトはパドックでは16番の後ろを歩くなど、順番通りに歩いていなかったあたりで嫌な予感がしてましたが案の定の惨敗。休み明け、プラス10キロなどの調整不足もありますが、真冬に動けるタイプではなかったのかもしれません。血統的にはハマっていただけに「うまくいかないな」と感じました。
スライリーに関してはスローのヨーイドン競馬は合っていたと思いますが上りの脚が無さ過ぎというか、やはりもっと渋った馬場の方が良かったですね。
フェアリーSに続き、ドスローペースの競馬で予想は惨敗でした。
以上、土曜の重賞予想を振り返りました。
やれやれです。新年早々予想の流れは最悪です。それでも未勝利、条件戦は結構的中していますからペースが一定の下級条件戦の方が予想がしやすいのかなと感じます。
特に土曜の愛知杯を受けての日経新春杯のペースには注目です。何といっても1番人気のステラヴェローチェは追い込み脚質ですからね。Mデムーロ騎手はどんな作戦に出るのか見もの。先行有利だからといって先行馬重視、差し馬を軽視すると、案外超ハイペースで差し追い込み決着になるかもしれませんし、予想としては難しくなりそうです。
手応えとしては京成杯の方が的中できそうに思ってますが、一応日曜は京成杯、日経新春杯2つの予想をします。