脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

必ず余計な馬がやって来て馬券の邪魔をする~1/30日曜・重賞の予想結果~

kakikenです。

 

毎週レース後「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」状態です。

全く流れも運も無かった1月を象徴する結果でした。

では日曜の重賞予想を振り返ります。

 

 

日曜中京11R シルクロードS 芝1200М

(予想)

先日も軽く触れましたがBコース初週の芝1200Мは内枠天国。内枠なら脚質は関係ありません。追い込みも決まります。過去このブログで高配当的中した時も穴を開けたのは内枠の差し馬。ならば狙いは内枠の差し馬です。

①レッドアンシェル

④ルッジェーロ

⑤タイセイアベニール

この3頭が穴馬です。

この3頭の複勝を買って1頭でも絡めばプラスに出来ると思っています。

次点は②マイスタイル。芝1200Мタイプではないのでこのメンバーでは分が悪いですけど冬の馬場は合うので指摘だけしておきます。

 

 

以上です。

と、ここで予想を終えてもいいのですけど、もう少し予想します。

昨年のこのレースは内が相当馬場が悪くBコース初週でも外枠から2頭馬券に絡んでいしまいました。なので今年も絡む可能性はありますが、昨年より今年は内が全然伸びでいるので、正直買いたい馬は6枠から外にいますが、5枠⑩番までの馬たちで予想します。土曜の傾向ではキングカメハメハ馬場でした。なのでロードカナロア産駒の

⑨カレンモエ

は押さえなければいけません。9月セントウルS5着より時計が掛かる馬場なのでこの馬に向く馬場だと思います。

⑩ナランフレグ

元々中京巧者ですが時計が掛かる冬の中京芝でさらに適性が高くなっています。

③メイケイエール

ご当地馬主なので要注意。スプリンターズS同様に先行せず脚を溜めれればハマる可能性あり。

 

無難に行くなら③⑨⑩のBOX馬券。

高配当狙い①ー③⑨⑩、④ー③⑨⑩、⑤ー③⑨⑩

外枠の馬が2頭来たら諦めます。仮に来ても1頭だけだと思っているのでせめてワイドは的中させたいです。

(結果)

1着③メイケイエール 2番人気

2着⑯シャインガーネット  7番人気

3着⑩ナランフレグ  3番人気

5着⑤タイセイアベニール  8番人気

7着⑨カレンモエ      1番人気

8着④ルッジェーロ     9番人気

11着①レッドアンシェル   11番人気

 

無難ならと予想した③⑨⑩の3頭中、③⑩が馬券になりました。しかしスッキリ的中とはいきませんでした。

予想の欄で「正直買いたい馬は外枠にいますが」と書きましたがその馬がシャインガーネットでした。シャインガーネットは時計が掛かる今の中京のヨーイドン競馬、ズドンタイプが合う血統・ゴーンウェストが母父にありました。ただ外枠、しかも大外なのでさすがに厳しいと考えて切りました。

結果2着ということで私が買っていた③ー⑩の馬連の邪魔をしてくれました。3着なら許せたのですけどね。

「昨年より内が悪くないから内が伸びる」と予想しましたが、確かに直線内が粘る馬場ではありましたが、外から早めの競馬をしたシャインガーネットが2着、外から追い込んできたナランフレグが3着と、Bコース初週芝1200МでしたがシルクロードSに関しては2年連続外が伸びた、適性があれば外枠も来る結果でした。3着ナランフレグの上り3Fが33秒3と予想以上に速く、それだけ直線ヨーイドンのズドンタイプに合うレースだったということで、これもシャインガーネットに合う展開でした。

4,5着が内枠の差し馬だったので5着タイセイアベニールも狙いとしては間違いではなかったとは思います。7着カレンモエは血統もドはまりだっただけにこの凡走は案外でしたが、カレンモエや8着ルッジェーロには33秒台の速い上りのレースは合わず、切れ負けした印象でした。11着レッドアンシェルもこの上りでは厳しかったようです。

ご当地馬主(株)名古屋競馬のメイケイエールが勝利。中京競馬では「スズカ~」「サンレイ~」などご当地馬主はやはり要警戒だと思いました。

 

 

日曜東京11R 根岸ステークス ダート1400М

(予想)

土曜の東京ダートは例年よりパサパサで乾いたダートでした。血統的にはキングカメハメハ系がハマりまくっていました。特にロードカナロア産駒が良かったです。

ならば根岸ステークスキングカメハメハ系を狙えばいいと思っていましたが、何とキングカメハメハ系の出走はゼロ。

脚質的には土曜はダート1400Мは差しが決まりやすかったです。

そして根岸ステークスはダート1400Мでありながらダート1600М良績の馬が好走しやすいレース。

というわけでダート1600М良績のある差し馬をチョイスします。

ソリストサンダー

この馬は父トビーズコーナー母父スペシャルウィーク。母父スペシャルウィークは1400Мがいい血統。この馬は東京ダートに関してはダート1600Мに良績がありますが、ダート1600Мに良績がある馬の方が根岸ステークスにはマッチしますのでこの馬は軸に相応しい馬といえます。

⑧タガノビューティー

ソリストサンダー同様母父スペシャルウィーク。東京ダートは1400Мも1600Мも確実にいい脚を使えます。いつも差し届かない競馬が多いですけど、土曜のダート1400М戦の追い込みの決まり方ならここも突き抜ける可能性があります。さらに東京ダートの主軸血統ストームキャットヘニーヒューズ産駒。買い要素ばかりです。フェブラリーSでも狙える一頭なので最悪でも2着確保を期待。

⑤オメガレインボー

アイルハヴアナザー母父アグネスタキオン。ダート1400より1600М向きなので、根岸ステークスが合う馬。血統構成が微妙でしたが、今年のパサパサダートが合う血統構成なので今年に関しては勝負になりそうなのでチョイスしました。

⑫タイムフライヤー

昨年3着。タイプ的にはオメガレインボーと似たタイプ。差しが決まりやすい今年の馬場ということで一応取り上げておきます。

⑤⑧⑨

 

今回先行馬ということで切りましたがヘリオスはいかにも東京ダート1400が合う馬。同じくオルフェーヴル産駒で先行馬のジャスティの方も今年のパサパサ馬場ならヘリオスより合いそうなので先行馬を抑えるなららこの2頭です。

(結果)

1着⑪テイエムサウスダン    6番人気

2着⑦ヘリオス         4番人気

3着⑧タガノビューティー    2番人気

4着⑥ジャスティン      12番人気

5着⑤オメガレインボー     3番人気

6着⑫タイムフライヤー     7番人気

9着⑨ソリストサンダー     1番人気

 

 

土曜のダート1400Мが差しが決まりやすかったので差し馬を重視しましたが、日曜は明らかに前が止まらない馬場でした。なので日曜は先行馬でマークしていたヘリオスジャスティンを加えた馬券を買いました。特に人気薄ジャスティンの方が来ると思っていました。

最後の直線の手応えで「ジャスティン残った!」と興奮しましたが4着。

ジャスティンは12番人気で複勝10倍以上だったので複勝まで買っていたので、4着のショックは大きかったです。

この馬を推せた理由は土曜のパサパサダートが合っていた血統がミスタープロスペクター系で、この馬は母父ゴーンウェストミスタープロスペクター系だったこと。

そういえばジャスティンはシャインガーネットと全く血統構成です。

オルフェーヴルで母父ゴーンウェスト

かたや馬券の邪魔をして、かたや4着。

嫌味ですね、ひどすぎる仕打ちです。

 

勝ったテイエムサウスダンは父サウスヴィグラスということでミスタープロスペクター系ですし、パサパサダートも得意な血統構成。

テイエムサウスダンは全くの盲点でした。

東京のダートは他のダートより軽いダートです。さらに近年冬の東京は雨や雪で含水率が高めで行われることが多く、テイエムサウスダンのような「ダートしか走れません」ような血統構成より「芝も走れます」ような血統構成の馬の方が合います。だからオルフェーヴル産駒のジャスティン、ヘリオスをチョイスしたんですけど、勝たれてみれば「今年のパサパサダートが合ってたな」と納得。

先週までの中山芝で散々痛い目にあった「例年と違う」パターンの罠にダートでもはまってしまいました。

得意なレースほど例年イメージが完全に脳にインプットされているので、それとズレた予想をすることにはどうしても抵抗が出てしまうのか、今年は馬場が違うとわかっていても、見落とすケースが多いです。

2着ヘリオスは展開含めて合っていました。

3着がタガノビューティー。今回も毎度の大外回しての追い込み。ロスなくインを突いて前が塞がれることが怖いのでこの戦法なんでしょうね。先行有利の馬場も考えるとそれで3着来るあたり能力のある馬です。フェブラリーSに出れば勝負できる馬だと思っていますが、賞金的にも出走は微妙かもしれませんね。

5着オメガレインボー、6着タイムフライヤーは差し競馬でそれなりに来てましたが展開が向きませんでした。1番人気9着のソリストサンダーはパサパサダートが合わないわけではないですけど、重不良など脚抜きのいい軽いダートの方が合う感じです。

 

予想としては外れでした。

個人的にはテイエムサウスダンさえいなければ……と悔しい結果でした。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

運も流れも無い結果でした。相変わらずの悪いチョイスですが、読めていないわけではないので、切り替えてやっていこうと思います。

今週末は中京のきさらぎ賞、東京の東京新聞杯

きさらぎ賞は荒れ馬場になった中京の芝でハマりそうな血統はわかっています。

東京新聞杯の東京芝は初週、季節外れの高速馬場でした。つまり例年とは異なる馬場。またこのパターンです。ただ高速馬場の方が狙う脚質、血統はわかりやすいです。ただ初週の時計を見て、意図的に馬場に細工する可能性があります。それだと昨年のパターンを参考にすればいいでしょう。

イメージがつかめているレースなので今週末こそ、完璧な的中を目指します。