脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

フェブラリーS、予想外れも出目なぞりで的中~2/20日曜フェブラリーS&小倉大賞典の予想結果~

kakikenです。

 

下手な考え、休むに似たり。

降水量、気温、脚質。

あれこれ悩み、考えた時間の意味の無さ。

フェブラリーSの結果にしみじみ思いました。

 

では日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜小倉11R 小倉大賞典 芝1800М

(予想)

今の小倉はイメージ的には良も重も同じ、基本重馬場向きの馬が好走しています。

枠傾向では小倉大賞典では外枠2頭と最内枠1頭という感じです。実際土曜も8枠中心に外枠有利な感じでした。

なので傾向通り外枠重視、内枠から1頭押さえという感じでチョイスします。

重馬場向き傾向でいけば

⑩スーパーフェザー

⑫ランブリングアレー

スーパーフェザーは昨年稍重(感覚的にはもっと重い)小倉記念2着。あの時も外差しが決まる馬場になりましたが今回もそれに近い馬場なのでこの馬向きになりそうです。

ランブリングアレーも重馬場巧者ですし、芝1800М巧者、しかも外差しが決まりそうな馬場なので展開も向きそうです。

⑯アリーヴォ

相性の良い8枠からはこの馬。ドゥラメンテ産駒なのでこのタフな馬場は合います。

①アールスター

今の小倉芝は完全に内枠不利になっていますが、例年1頭1,2枠の馬が絡む傾向から今年はこの馬をチョイス。昨年も4着ですし、このレースは前走中山金杯差して凡走した馬が巻き返しやすい傾向があるので穴馬としてチョイスしておきます。

⑧ヴァイスメテオール

実はダブルシャープと悩みに悩んでヴァイスメテオールをチョイスしました。重巧者ですし母父キングヘイローは小回り1800Мが得意な血統。小回り芝1800Мの福島ラジオNIKKEI賞を勝っていますし、雰囲気として今の小倉馬場は当時のラジオNIKKEI賞と近い馬場です。

チョイスを悩んだダブルシャープは重巧者、小倉巧者と文句なしですが、マイナー種牡馬ベーカバド産駒ということで重賞では足りない印象なので切りました。

①⑧⑩⑫⑯

 

(結果)

1着⑯アリーヴォ      1番人気

2着⑫ランブリングアレー  3番人気

3着⑦カデナ        8番人気

4着⑧ヴァイスメテオール  2番人気

8着⑩スーパーフェザー   7番人気

15着①アールスター     11番人気

 

人気馬チョイス、そして人気馬が1,2着したことで的中。難解重賞ということで1,3番人気の馬連でも1580円ついたおかげでプラスで終われました。

予想では5頭BOXでしたが、実際は①アールスターは買いませんでした。馬場が渋って外差しが決まればと考えてチョイスしましたが、日曜は馬場悪化で内枠が来ないことと、さらに日曜の馬場は外が全然伸びない馬場になり、追い込みが決まる雰囲気が全くなくなっていたので「これは無理」と判断しました。逃げたノルカソルカが6着したこと、1.2、4着だった上位人気3頭がいつもより前目で競馬していたことでも『前がとまらない馬場』だとわかります。そして期待通り好走した上位人気馬にはそれだけ馬場適性があったというところでしょう。

今開催、重馬場になると外差しが決まっていましたが、その分馬場の外側が酷使され続けたことで、開催6週目でさすがに外が伸びなくなったようです。

それでも追い込み馬2頭カデナが3着、スカーフェイスが5着しました。この2頭はグランド牧場生産馬。グランド牧場は超パワータイプの馬が多い印象ですが、馬場適性の高さから好走したのでしょう。

アールスターはともかく、スーパーフェザーの8着は期待外れでした。

 

日曜東京11R フェブラリーS ダート1600М

(予想)

日曜はさすがに水が浮くような不良馬場にはならないと思いますので、重馬場だった先週の傾向と土曜の傾向を重視して予想します。

前回の最後に指摘しましたが、土曜の東京ダート1600Мは真ん中から外枠が有利、脚質的には差しも決まっています。特に4,5、6枠の好走が目立っていました。

そもそもダート1600Мは外枠有利なので真ん中から外枠重視が定石です。

血統でいけばキングカメハメハ系、エーピーインディ系、デピュティミニスター系、ゴールドアリュール(本来ストームキャット系がいいですけど不在)。

サンライズノヴァ

ゴールドアリュール産駒で一昨年3着。昨年は先行有利の馬場に大敗、今年は差しが決まる馬場になりそうなので、人気の盲点になっているので妙味たっぷりです。

サンライズホープ

エーピーインディマジェスティックウォリアー産駒。2015年3着、16年4着、17年2着したベストウォーリアの父と同じです。東京冬開催4週目はなぜかエーピーインディ系が好走しやすい傾向にあります。差し展開はサンライズノヴァ、先行展開ならサンライズホープをチョイス。

今年はサンライズ2頭に期待します(タイトル見出しはこのことです)。

恐ろしく人気がないですけど、暮れのチャンピオンCは先行して惨敗していますが、今回は適性の違いでかなり粘ってくれるはずです。

ちなみにエーピーインディ系でいえばパイロ産駒の⑫ミューチャリーもいますがこのレースではパイロ産駒の好走イメージは無いので切ります。

エアスピネル

正直外枠有利だと思っていますが、外枠には正直買いづらい馬ばかりで、しっくり買えそうな馬はこの馬だけです。外差し展開を期待してのチョイスです。

⑤レッドルゼル

枠が決まる前の時点では無難に買うならこの馬だと思っていました。外枠の馬を消去法で消していくうちにこの馬買いになりました。

⑥カフェファラオ

この馬は出走馬中唯一の外国産馬。例年外国産馬がよく絡むレースなので今年も押さえでチョイス。

⑤⑥⑧⑨⑯

外枠重視と言いながら外にいい馬がいないので、内寄りになってしまった感じです。

余談ですが8年連続で1番人気が馬券になり続けています。今年はそれが継続されるのかにも注目です。ソダシ、来るんですかね? 最終的にはレッドルゼルが1番人気になるかもしれませんけど、この傾向にも注目です。

(結果)

1着⑥カフェファラオ   2番人気

2着⑮テイエムサウスダン 5番人気

3着⑪ソダシ       4番人気

6着⑤レッドルゼル    1番人気

8着⑧サンライズノヴァ  12番人気

9着⑯エアスピネル    8番人気

12着⑨サンライズホープ  14番人気

 

勝ったカフェファラオの上り3Fが34秒3。ちょっとした芝のレースの上りより速いです。私も返し馬の映像を見た時、ダートは砂という感じがゼロ、土みたいで相当締まったダートだったことから「やばい、ソダシあるぞ」と思ってしまいました。

この日は距離関係なく全体的にダートは外枠、先行有利でした。象徴的だったのが8枠⑮テイエムサウスダンの逃げでした。岩田騎手が馬場を読み切って作戦がまんまとハマり、あわや勝利の2着。

勝ったカフェファラオは昨年に続き連覇。そういえば昨年は20℃近い陽気で、良馬場でしたが芝実績ある馬が好走していたダートでの勝利、今年も走りやすいダートが合っていたのでしょう。

そしてソダシの3着。軽い東京のダートならこなせるとは思いましたが、前が止まらない馬場、芝の多く有利だった外枠スタートも好走の要因となりました。

先行有利ということで14番人気でしたがサンライズホープに期待しましたが、2番手で競馬してくれましたが、さすがに35秒を切る上りを出すことは純粋なダート馬のこの馬には不可能、血統の良さで注目しましたが、東京適性の無さを見落とした感じ、失敗でした。6着レッドルゼルも速すぎる上りで伸びきれず、サンライズノヴァは道中絶望的な最後方からカフェファラオに次ぐ34秒5の上りを繰り出しましたが大外回すロスが大きく8着。覚悟決めて直線内の馬群に突っ込んでいくくらいの気概を見せて欲しかったですけど、この騎手では無理ですね。エアスピネルも外差しで9着。もともと芝で切れる脚が無かった馬、先行馬が速い上り使うレースではノーチャンスでした。

 

予想としては全くダメでした。当日馬場を読んで先行有利だとわかればソダシは買えましたが、2着のテイエムサウスダンが脚質的に逃げることは読めず、芝タイプでもないので買うことは出来なかったです。

 

でも『出目なぞり』で8枠は買いました。8枠流しで枠連を買いました。

例年3つあるダート1600М戦がこの日は9RヒヤシンスSのみ。

ヒヤシンスSは先行決着だったことから、このことでフェブラリーSも先行有利だと確信しました。2番人気3枠③コンバスチョンが勝利、2着が5番人気8枠⑭ヘラルドバローズ。結果論ですがフェブラリーSも2番人気3枠カフェファラオが1着、5番人気8枠テイエムサウスダンが2着。人気も枠もそのまま『なぞれ』ば的中です。

この結果で8枠、3枠への信頼が私は相当高くなりました。さらに10番人気の8枠エルパソも4着していたことで8枠が来ることを確信しました。もちろんエアスピネルに期待しましたが、この時点でテイエムサウスダンもあり得るとなったのでした。ちなみに4枠の2頭がヒヤシンスSで3,5着していたので4枠サンライズノヴァに期待高まりましたが、フェブラリーSでは4枠⑦タイムフライヤー5着がやっとでした。

主観が入る自分の予想よりはるかに信頼できる『出目なぞり』。かなり自分のセンスの無さに気づかされてショックですけど、的中すれば何でもいいです。そもそも、これも予想方法の一つですから。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

日曜2Rダート2100М、5番人気の馬が4着で(ここでも4着地獄がつきまといます)ダメでしたが、12R大島特別はそこまで出目でハマっていた5枠、8枠から7番人気⑩フィールザワールド、6番人気⑯バクシンのワイド2970円的中と有終の美を飾れました。

東京ダートの『なぞり』作戦で私が高確率的中を重ねていること、重賞予想のマイナスを補填をしてくれていることが、今回みなさんに少しでもわかってもらえたかと思います。春の東京開催でも同じ作戦が使えるので、ぜひ試してもらえればと思います。

 

今週末から東京から中山に開催が変わります。東京ダート戦はなくなりましたが、ツボや引き出しはまだまだありますので、それらを活用して、センスの無い自力予想で何とか的中していきたいと思います。