kakikenです。
今回は週末のGⅠ大阪杯出走馬の血統診断をします。
大阪杯は傾向の『なぞり』が多くあるレースですが、血統面でもハマっている血統がはっきりしていますので参考になると思います。
アカイイト 評価C
父キズナ 母父シンボリクリスエス 母母父Mud Route(ニジンスキー系)
血統面でいうと買い材料は無い。ただコース実績はあるし、何より爆発力のあるキズナ産駒なので週末のハマり具合ではマークが必要。
アフリカンゴールド 評価D
血統構成から緩い流れのレース向き。オルフェーヴル産駒なので重馬場ならというところだが、強力な同型のいる今回は厳しいだろう。
アリーヴォ 評価C
父ドゥラメンテ 母父ハーランズホリデイ(ストームキャット系)
母母父Spanish Steps(アンブライドルド系)
母父ストームキャット系、母母父アンブライドルド系と母系はこのレースで好走する馬によく見られる血統で悪くない。ただドゥラメンテ産駒が阪神芝2000Мが合うイメージが無く、そこが微妙。
ウインマリリン 評価D
父スクリーンヒーロー 母父フサイチペガサス(ミスタープロスペクター系)
母母父Buena shore(ボールドルーラー系)
芝2200Мタイプで芝2000Мでは来るイメージが無い血統構成。母系がダート寄りなのでこの時期の重馬場で合う可能性はある。
エフフォーリア 評価B
父エピファネイア 母父ハーツクライ 母母父kris(ネイティブダンサー系)
血統関係無しの強い馬。ただ血統評価だけでいえば高くはない。その辺りで隙はある。
キングオブコージ 評価D
父ロードカナロア 母父ガリレオ(サドラーズウェルズ系)母母父インデアンリッジ
血統構成からは買い要素ゼロ。外回りコース向き、内回り芝2000Мは微妙。
ジャックドール 評価B
父モーリス 母父アンブライドルズソング 母母父Shadeed(ニジンスキー系)
母父アンブライドルズソングは18年勝ち馬スワーヴリチャードと同じ。タフな流れにも対応できる母系の構成なのでGⅠの流れでも対応可能。気になるのは日高クラウン牧場というGⅠと疎遠な生産牧場。
ショウナンバルディ 評価D
父キングズベスト(キングマンボ系)母父リダウツチョイス(デインヒル系)
母母父Filante(ハンプトン系)
血統構成から買い要素は無し。
スカーフェイス 評価B
この時期阪神芝のハマり血統はデピュティミニスター系。母父がデピュティミニスター系のクロフネで、クロフネはこのレースのハマり血統でもある。なので血統構成で言えば悪くはない。
ステラリア 評価D
母母父ブルーバード(ストームバード系)
買い材料が無い血統構成だがアカイイト同様、キズナ産駒なので週末のハマり方次第では注意が必要。
ヒシイグアス 評価B
父ハーツクライ 母父Bernstein(ストームキャット系)
母母父Rainbow Corner(ブラッシンググルーム系)
母父ストームキャット系など母系から合う印象。この馬自身の適性でも大阪杯がGⅠではベストの条件。後は力関係だけ。
ヒュミドール 評価D
父オルフェーヴル 母父チチカステナンゴ 母母父アドマイヤベガ
バランスが悪い血統構成でGⅠでは厳しい印象。
ポタジェ 評価A
父ディープインパクト 母父オーサムアゲイン(デピュティミニスター系)
母母父Bold Revenue(ボールドルーラー系)
父、母系全て大阪杯でのハマり血統。血統だけで言えば大本命の馬。
マカヒキ 評価C
母母父Rainbow Corner(ブラッシンググルーム系)
ディープインパクト産駒で母父クロフネなので血統的にはハマり。しかしさすがに9歳で普通の馬場なら厳しい。重馬場でどこまでという感じ。
レイパパレ 評価A
父ディープインパクト 母父クロフネ 母母父ウイニングチケット(トニービン系)
ポタジェ、マカヒキと同様に血統構成ではハマり。ただし母系が早熟タイプ、近走を見る限り能力に陰りが見えてきている感もあるので過信は禁物。
レッドジェネシス 評価C
父ディープインパクト 母父ストームキャット 母母父サドラーズウェルズ
父ディープインパクト、母父ストームキャットなので血統構成ではハマり。ただこの馬自身を見る限りGⅠでのスピード不足が否めない。
以上、大阪杯出走馬の血統診断でした。
血統だけで言えばポタジェ、レイパパレが断然です。
今の阪神は断然内枠有利なので枠順も重要なポイントになりそうです。
ちなみに『馬番なぞり』でいけば大阪杯は⑤~⑧がハマり馬番です。
あともう一つ、昨年の予想でも取り上げた『人気なぞり』。昨年も結果的にハマりましたから今年も注目しようと思っています。
詳細はまた週末の予想で。