脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの馬券奮闘記

血統&適性だけなら大荒れ必至!~2022皐月賞出走馬血統診断~

kakikenです。

 

今回は週末のGⅠ皐月賞の出走馬血統診断です。

2017年12番人気3着ダンビュライト、2018年9番人気2着サンリヴァル。

皐月賞には好走馬のパターンがあってそのパターンに合致した馬を買うのですけど、今あげた2頭はそのパターンに嵌った馬でした。

ここ2年はパターンに合った馬が不在でしたが今年は久しぶりに合致した馬が現れました(その馬の診断を見ればわかります)。

 

今回も先週の桜花賞同様、良馬場なら高速決着の可能性があるので高速決着適性も診断しています。

 

①ダノンベルーガ ノーザンF  総合評価B 重馬場B 高速決着B

ハーツクライ

母父Tizway(インリアリティ系)母母父Malibu Moon(APインディ系)

皐月賞と相性抜群の共同通信杯勝ち馬。ハーツクライ産駒というのも合っている。しかし微妙なのが母系。アメリカン色が強くて中山に必要なタフさが欠けている。その点で不安あり。

 

②アスクビクターモア 社台F系  総合評価B 重馬場B 高速決着C

ディープインパクト 母父レインボウクエスト(ブラッシンググルーム系)

母母父Nightshift(ノーザンダンサー系)

母系が欧州色が濃く、中山の適性を感じるタフな血統構成。ただし高速決着向きのスピード持続のタフさは無い。良馬場で1分58秒台などの決着だと厳しい。

 

③トーセンヴァンノ       総合評価D 重馬場B 高速決着D

ヴァンキッシュラン(父ディープインパクト) 

母父ファンタスティックライト(ブラッシンググルーム系)

母母父アンブライドルズソングファピアノ系)

全体的にスピード不足の血統構成。重不良馬場ならそれなりに勝負になる感じ。

 

④キラーアビリティ ノーザンF  総合評価C 重馬場C 高速決着C

ディープインパクト   母父Congaree(ブラッシンググルーム系)

母母父Old Trieste(APインディ系)

良馬場でスローペースのヨーイドンの上り勝負のレースで来るタイプ。血統構成からもタフさが欠けていて皐月賞で好走する馬のイメージは無い。

横山武騎手は3週連続で1番人気を飛ばしているが、今回も人気馬を飛ばす可能性が高いとみている。

 

⑤グランドライン         総合評価C 重馬場B 高速決着D

ドゥラメンテ 母父Dylan Thomasダンチヒ系)母母父Monsun

ドゥラメンテ産駒の爆発力から軽視はできないが、母系はスピード不足、重馬場ならチャンスありだが、GⅠ良馬場、ましてや高速決着は厳しい。

 

ジャスティンロック      総合評価C 重馬場B 高速決着D

リオンディーズキングカメハメハ) 母父アッミラーレ(ヘイロー系)

母母父デインヒル

母系にスピードとタフさが足りない。重賞でも安定して走っているが本来スローのヨーイドン競馬向きで、GⅠの良馬場では足りない印象。

 

⑦ボーンディスウェイ 社台F系 総合評価A 重馬場B 高速決着B

ハーツクライ     

母父Platini(ハンプトン系)母母父Pursuit of Love(ブラッシンググルーム系)

この馬が私が狙っている皐月賞好走馬のパターンにハマっている馬です。

母系がドイツ&イギリスという欧州の重厚タフさ満点。東京競馬場の上り3F勝負のレースは不向きだが、ハーツクライ産駒からスピード持続力の高速決着は合うし、重馬場でも上りの掛かる馬場ならむしろ合う。唯一の不安は騎手。必要以上に位置取りが後ろになり過ぎることだけが不安。

 

⑧ダンテスヴュー ノーザンF  総合評価B 重馬場A 高速決着C

キングカメハメハ 母父フレンチデピュティ母母父カーリアンニジンスキー系)

高速決着では少し不安を感じるが、重馬場や時計が掛かる良馬場なチャンスあり。

 

⑨サトノヘリオス   社台F系  総合評価A 重馬場C 高速決着B

エピファネイア(ロベルト系)母父サンデーサイレンス

母母父ノーザンテーストノーザンダンサー系)

元々中山は開催後半になるほどロベルト系が合うのでエピファネイア産駒のこの馬は合っている。祖母が現役時代活躍したエアデジャヴー、先週の日曜のような野芝色が強い馬場が合う血統なので、先週と同じ馬場状態ならチャンス大。

 

ジャスティンパレス ノーザンF 総合評価C 重馬場B 高速決着C

ディープインパクト 

母父Royal Anthem(ヌレイエフ系)母母父Red Ransom(ロベルト系)

タフさが感じられず、高速馬場は向かない。重馬場、平凡時計の良馬場なら好走可。

 

⑪オニャンコポン    社台F系  総合評価B 重馬場C 高速決着C

エイシンフラッシュキングマンボ系)

母父ヴィクトワールピササンデーサイレンス系) 

母母父Sham(ミスタープロスペクター系)

父と母父が皐月賞馬ということで中山芝2000Мが合わないわけがない。荒れ馬場が合うので最終週の馬場は合う印象も、血統バランスの悪さから高速決着は向かない。

 

⑫ドウデュース     ノーザンF 総合評価B 重馬場B 高速決着C

ハーツクライ 母父Vindicathion(ボールドルーラー系)

母母父Gone Westミスタープロスペクター系)

母系にタフさが感じられず、母母父ゴーンウェストというのが大きな要因。母系から距離不安もあり、高速決着だとかなり厳しい印象。ただメンバーに適性が足りない馬が多い為実績的にもそこそこのB評価になった。

 

⑬ビーアストニッシド       総合評価C 重馬場B 高速決着C

アメリカンペイトリオットダンチヒ系)

母父ネオユニヴァースサンデーサイレンス系)母母父キングカメハメハ

重賞でも安定して走っているので能力はあるのだろうが、評価が低いのは父アメリカンペイトリオット種牡馬として未知数だということ。正直GⅠでは厳しい印象。血統ではタフさも足りなくで良馬場や高速決着は合わない。ただし重馬場や時計の掛かる馬場なら面白い存在。

 

⑭ジオグリフ    ノーザンF  総合評価C 重馬場A 高速決着D

父ドレフォン(ストームキャット系)

母父キングカメハメハ 母母父サンデーサイレンス

アメリカンペイトリオット同様にこのドレフォン産駒への評価も難しい。やはりGⅠでは厳しい印象。ダート色が強くタフな中山芝2000М、まして高速決着は絶対合わない。ただ重馬場でヨーイドン競馬になればパワーはあるので好走可能。

 

⑮ラーグルフ            総合評価C 重馬場B 高速決着C

父モーリス(ロベルト系) 母父ファルブラヴ(フェアリーキング系)

母母父シンボリクリスエス(ロベルト系)

父、母母父とロベルト系の血で悪くはないが、母父がファルブラヴで中山芝2000Мの舞台ではかなり微妙。

 

⑯デシエルト   ノーザンF    総合評価C 重馬場B 高速決着C

父ドレフォン(ストームキャット系)

母父キングカメハメハ 母母父サンデーサイレンス

ジオグリフと同じドレフォンで似た母系の血統構成。この馬は祖母がGⅠ馬アドマイヤグルーヴで、母系だけなら⑨サトノヘリオスと同等の高評価なのだが、ドレフォン産駒ということで底力、タフさの面で評価を下げた。

 

マテンロウオリオン      総合評価B 重馬場B 高速決着C

ハーツクライ 母父ブライアンズタイム 母母父ダンチヒ

血統構成だけなら皐月賞は絶対合う。ただ弥生賞の負けからスピード不足を感じるので高速決着のタフさというより荒れ馬場のタフさ向きという印象。

 

⑱イクイノックス   ノーザンF 総合評価B 重馬場A 高速決着C

キタサンブラックサンデーサイレンス系)

母父キングヘイローダンシングブレーヴ系)母母父トニービン

正直評価が難しい。母系はかなりいい。母父が先週桜花賞で2着したウォーターナビレラと同じキングヘイローで中山も野芝色が強い馬場なので合いそうだし、高速決着に強いトニービンが母母父にある。問題は父キタサンブラック。重馬場は合うが高速決着などタフなレースは向かない印象。実績的にヨーイドン競馬向き、東京タイプ。

 

 

以上、皐月賞の出走馬血統診断でした。

ノーザンF生産馬に関しては桜花賞の予想の時に触れましたが、種牡馬選びで相当苦慮している感じがこの皐月賞でも感じられますね。関心が高いのはイクイノックス。キタサンブラック産駒の種牡馬としての評価がここで決まりますが、正直厳しいと思っています。ドレフォン産駒の2頭も厳しいかと。

現状では皐月賞好走パターンにハマった上に、5年連続連対しているラッキー馬番⑦をゲットしたボーンディスウェイに期待しています(騎手はかなり不安ですけど)。

それ以外でいうと、このボーンディスウェイの他サトノヘリオス、アスクビクターモア、オニャンコポンと4頭の社台F系生産馬が皐月賞に出走しますが、8頭出走しているノーザンF生産馬より間違いなく適性はあると思います。

今週も桜花賞同様に適性イマイチのノーザンF生産馬が人気になりそうなので、私の評価通りなら皐月賞は大波乱の結果もありますね。

先週桜花賞も社台系スターズオンアースが勝ち、ノーザンF生産馬は惨敗。

今週もその流れが続く気がしています。

ただ先週桜花賞では木曜の時点では評価していなかったウォーターナビレラを週末の馬場から急遽高評価したように、今週も決めつけず馬場を読んで最終的に決断しようと思います。