kakikenです。
今日から函館も始まり完全夏競馬モードですが、この時期から秋にかけての重賞が恐ろしく難解になります。血統や適性がハマっていても夏バテなど体調、小回りコースで紛れが発生しやすい、などが理由です。
と、外れた時の言い訳を騎手のせいに書きたくなるくらい日曜の重賞も難解です。
では日曜の重賞予想です。
日曜函館11R 函館スプリントS 芝1200М
まずは函館、札幌の芝が洋芝オンリーの馬場ということでそういう馬場での好走実績が重要になるレースですが、メンバーの大半がその条件を満たしています。
どの馬もハマっている面がある狙える馬が多い難解レースですが、今回は傾向にハマっている馬を絞ってチョイス。
まずこのレースには『洋芝の鬼』がいます。
⑬ビアンフェ
この馬は北海道に限れば無条件で買うしかないです。
次に好走傾向で見ますと、函館の芝のクッション値は良馬場でも数値7台。これは東京や中山などでは重、不良馬場レベルの柔らかい馬場。良馬場でもタフな馬場だということです。タフな馬場ということなので単なる1200Мタイプより芝1400,1600もこなせる馬の方が好走しています。特にタフさが必要な京王杯スプリングカップや阪急杯、フィリーズレビューなど芝1400М重賞好走馬は狙えます。
この馬の良さは母系がサドラーズウェルズ系とダンチヒ系のクロスで、この2つの血は芝1200Мではハマり血統、モーリス産駒で重い芝も合っています。
ミッキーアイル産駒の函館適性は未知数ですが、母系がストームキャットにクリスエスと馬場適性はあり。野芝小倉の不良馬場(私は野芝の重馬場=洋芝と考えています)で勝利もありタフな馬場は対応できるはず。マイルGⅠでも大崩れしていない高い能力、50キロの恩恵を考えれば普通に走れば勝ち負けです。
基本、この3頭は人気ですけど買うしかないです。
この3頭が抜けている印象です。
最後に1頭穴候補として、
⑯レイハリア
近走の大敗から終わった感もありますが、この馬には極端な馬場への適性の高さを感じます。昨年4連勝していますが初勝利が中山ダート1200М、2勝目が重馬場の野芝新潟1200М、3勝目が特殊な馬場になる5月中京芝1200Мの葵ステークス。そして4連勝目が札幌キーンランドカップ。洋芝の今回、一変する可能性があり。
⑥⑦⑬⑯
日曜東京11R エプソムカップ 芝1800М
函館以上に難解なのがこのレース。
どの馬も一長一短、決め手に欠く馬ばかりです。
先週安田記念もそうでしたが土曜の東京芝も時計が出ない、中盤緩むレースが多く、タフな荒れ馬場なので芝実績のないダート馬が好走していました。日曜は雨の影響もありそうでさらにタフさが増しそう。タフさということから重さのある北海道実績のある馬や欧州血統、ダート血統の馬をチョイスします。血統でいえばキングマンボ系、ロベルト系が狙えます。
④ヤマニンサンバ
母父スウェプトオーヴァーボード、母母父ジェイドロバリーとダート血統、この2戦が道中緩むペースで連勝、今の東京の馬場、ペースが合いそう。
⑤ダーリントンホール
この馬も道中緩むペースの競馬が合う。北海道実績があることから重い芝、タフな芝は向くはず。血統構成的には馬場が渋れば渋るほどこの馬に向く馬場になりそう。
⑪ジャスティンカフェ
ロベルト系エピファネイア産駒で、母父にはキングマンボ系でもタフ馬場が合うワークフォース。
⑫ザダル
母系が完全ダート血統、この馬は芝1800Мがベストなので今回は好走できそう。
人気の馬ばかりですがハマっていると考える馬なので素直にチョイスしました。
④⑤⑪⑫
以上、日曜の重賞予想でした。
基本的に穴党なので人気馬チョイスの予想は不本意で逆に不安になりますが、混戦ほど案外荒れないのも『競馬あるある』なので自分の予想に期待しようと思います。
では日曜の競馬を楽しみましょう!