脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

嘆息のタテ目&ヒモ抜け~8/14日曜・関屋記念&小倉記念の予想結果~

kakikenです。

 

最近財布を新調しました。

古い財布を使っていると金回りが悪くなるので2年に一度新調しています。

こういうことも運気アップになるようですが、即効性は無いことは日曜の結果からも明らかでした。

日曜の予想は相変わらず、やらかしてしまいました。

 

では日曜の予想を振り返ります。

日曜小倉11R 小倉記念 芝2000М

(予想)

今週から再開した小倉開催。2週休んだ間にエアレーション作業で馬場を整えたことで開幕週のような高速馬場に戻った感じです。

時計は速めでも血統的には重馬場がいいのが開幕週馬場の特徴。

中でも3年連続で馬券になっているデピュティミニスター系のある馬はマークが必要です。

②マリアエレーナ  父クロフネ

⑧プリマヴィスタ  母父クロフネ

カデナ      母父フレンチデピュティ

⑬モズナガレボシ  母父クロフネ  昨年稍重で1着

⑮スーパーフェザー 母父デピュティミニスター系 昨年稍重で3着

どの馬も狙えそうですが内でロスなく競馬出来そうなマリアエレーナをチョイス。

 

ローテーション的に注目すべきは

前走3勝クラスを使った馬

③ムジカ 前走3勝クラス博多ステークス2着

昨年モズナガレボシも前走3勝クラス3着からこのレースを勝ちました。ムジカは1勝馬ですがローズS2着があるので賞金的に3勝クラス。下級条件でも2,3着が多い馬はペースが速くなる重賞の方が合う馬が多く、この馬もローズS2着以外にも新潟牝馬S3着、阪神牝馬S4着と重賞でも十分通用することがすでに証明済み。

今回のレースで最も狙いたい馬がこの馬です。

 

ローテーションで言えば前走鳴尾記念組もこのレース相性いいです。

④ジェラルディーナ 前走鳴尾記念2着

 

この3頭が木曜の出走馬確定の時点でいいと思った馬ですが、見事に人気になっています。しかも牝馬3頭。このレースは牝馬の相性が余り良くないのでこの3頭で決まるとは思えません。追加で血統的に狙える馬をチョイスします。

⑨シフルマン

⑫ヒンドゥタイムズ

この2頭はハービンジャー産駒。単色芝(野芝オンリー、洋芝オンリー)馬場が合うハービンジャー産駒。なかでも芝2000Мがベストの条件。

⑭カテドラル

母アビラは野芝が得意な母系。前走中京記念の予想でも高評価して見事2着。芝2000Мは微妙ですが小倉の馬場との相性から押さえておきます。

 

結論として

このレースで買いたい馬③ムジカ流し。

②④

(結果)

1着②マリアエレーナ  2番人気

2着⑫ヒンドゥタイムズ 10番人気

3着④ジェラルディーナ 1番人気

4着⑭カテドラル    6番人気

6着③ムジカ      3番人気

14着⑨シフルマン    9番人気

 

見事なタテ目。まず私の軸馬ムジカに関しては完全に作戦ミス。ベテラン横山典騎手は先行有利と考えて今回ある程度前につけた感じでしたが、日曜の小倉は7Rの芝2000М戦でも差しが決まっていたので「いつものムジカの競馬をしてくれれば」と思っていただけに残念でした。6着とそれなりに走っていただけに実際2着ヒンドゥタイムズ、4着カテドラルは差して好走していますから悔やまれる結果でした。

勝ったマリアエレーナはムジカより後ろのインで脚を溜めて直線ぶっちぎりました。ムジカにはこの競馬を期待したんですけどね。

私がチョイスした馬たちは軸う馬ムジカ、逃げたシフルマン以外は上位独占でした。

見事なタテ目。やらかしてしまいました。

予想裏話ですが、本来の予想はシフルマンを切った5頭BOXの予定でした。しかしいかにも穴を開けそうだったハービンジャー産駒のチョイス二者択一でミスりたくないと考えシフルマンを入れて6頭になったので、あえてムジカ軸にしたんです。

チョイスはほぼ合っているだけに外れたダメージは大きかったです。

 

日曜新潟11R 関屋記念 芝1600М

昨年も書きましたがこのレースは

7枠か8枠が必ず連対している(18年連続連対中!)

先週の新潟1600М戦もそうでしたがこの時期の新潟マイルは外枠が有利。

安直に買うなら7枠流し、8枠流しで馬券を買えばいい。

今年の7枠8枠の馬は

7枠⑪ディヴィーナ    武豊

  ⑫ウインカーネリアン 三浦

8枠⑬レッドライデン   吉田豊

  ⑭ピースワンパラディ 柴田善

面白い4頭が入りました。見劣りするのは⑬レッドライデンですが、恐らくこの馬が逃げると思いますが、このレースは逃げ、2、3番手の馬が毎年必ず馬券になっていますので展開次第ではレッドライデンの逃げ残りもありえます。

⑬レッドライデンが逃げて、⑫ウインカーネリアンが2番手。例年の感じだと血統面も含めて⑫ウインカーネリアンが来そうなのですがウインカーネリアンの不安は鞍上。重賞で人気馬に乗ると必ずミスを犯す三浦騎手。軸にするのは怖いです。むしろ同枠の札幌から武豊騎手がわざわざ騎乗しにくる⑪ディヴィーナの方が勝負気配は感じます。

8枠⑭ピースワンパラディも左回り巧者、野芝が合うジャングルポケット産駒なのでこちらも十分チャンスあります。

ただ関屋記念はそこまで大荒れするレースではないので、例年パターンから2ケタ人気馬が同居する8枠よりも7枠からでしょうね。

 

ちなみに、もう一つこのレースには黄金ローテーションがあります。

前走中京記念組(8年連続で連対中!)

昨年の予想でも書いた4番人気1着のロータスランドが前走中京記念5着でした。

昨年小倉、20年阪神と違った競馬場、距離にも関わらず前走中京記念組の連対がこの8年続いていました。

7、8枠の馬から前走中京記念組に流せば的中確実!

しかし今年は前走中京記念組の参戦がゼロ

中京記念組の多くが小倉記念に出走。個人的にはカテドラルあたりは関屋記念でも好勝負可能だったと思います。

別のアプローチとして血統、実績、ローテーションなどから

1枠①イルーシヴパンサー 

3枠④ザダル

5枠⑦スカイグルーヴ

5枠⑧ダノンザキッド 

人気馬、実績馬を相手にとしてチョイス。

 

結論として

枠連7⃣ー1⃣3⃣5⃣7⃣8⃣

抑え8⃣ー1⃣3⃣5⃣

馬で選ぶならウインカーネリアン流しでしょうけど、三浦騎手軸では不安なので今回は枠流し。三浦騎手がいつものダメ騎乗をした時はレジェンド武豊騎手がカバーしてくれるでしょう。

(結果)

1着7枠⑫ウインカーネリアン 1番人気  道中2番手

2着4枠⑥シュリ       12番人気  道中逃げ

3着5枠⑧ダノンザキッド   2番人気  道中6番手

4着5枠⑦スカイグルーヴ   4番人気  道中4,5番手

5着8枠⑭ピースワンパラディ 11番人気  道中3番手

8着④ザダル         

11着①イルーシヴパンサー

13着⑪ディヴィーナ

 

中心視したウインカーネリアンが勝利。鞍上が最大で唯一の不安でしたが今回は無難に乗り切ったようです。

ほぼ5⃣ー7⃣一点だと思っていたレースでしたが4⃣⑥シュリが粘って2着。

まさかのヒモ抜け。

5枠2頭が3着4着ということで、昨年マイスタイル4着と同様の嫌味な結果。

夏競馬の予想の難しさの一つにゲリラ豪雨での想定外の馬場悪化がありますが、日曜の新潟はこの影響を受けました。馬場が稍重になって明らかに逃げ、先行有利になってしまいました。

予想でも書きましたが関屋記念は逃げ~3番手が近年必ず馬券になるレースなので逃げ先行有利の展開は想定内でしたが、さすがにシュリまで買い目は届きませんでした。

シュリの血統は母父ジャイアンツコーズウェイストームキャット系)母母父シーキングザゴールド系。予想では触れませんでしたが関屋記念で血統的にマークすべきなのがロベルト系、ダンチヒデインヒル)系、ストームキャット系、さらには母系がダート色の強い馬が好走しています。なのでシュリもハマっているのですが、ダノンザキッドも母父デインヒル系、スカイグルーヴも父ロベルト系エピファネイア、イルーシヴパンサーも母母父ストームキャットと有力馬の血統もハマっていたこと、近年基本人気サイド決着だっただけに、シュリはさすがに買えませんでした。

後ろにいた馬は全く出番なし。ただディヴィーナに関しては本来もっと前で競馬が出来る馬なので、行き脚が全くつかなかった感じから馬場が合わなかったようです。

予想は外れましたがこれで関屋記念は19年連続で7or8枠が連対したことになります。

来年も関屋記念は7,8枠重視で予想しようと思います。

 

 

以上、日曜の重賞を予想しました。

ブログ3年目、スタートから相変わらず下手な予想を披露してしまいました。

昨年と結果は変わりませんでした。

ただ予想のポイントはしっかり押さえていたので結果は気にしないことにします。

今週末は札幌・札幌記念と小倉・北九州記念

札幌記念は現時点で狙っているのがユーバーレーベン。ユーバーレーベンは切れない差し馬、札幌が上り時計が掛かるならチャンスは大きいです。ただ今週末から札幌はコース替わりで馬場傾向が変わる可能性があるので週末の馬場を見極めて結論出そうと思います。