kakikenです。
では日曜の重賞予想を振り返ります。
日曜小倉11R 北九州記念 芝1200М
(予想)
昨年5番人気1着のヨカヨカ、一昨年10番人気3着アウィルアウェイ、19年5番人気3着アンヴァル、18年7番人気3着ラブカンプー、17年3番人気1着ダイアナヘイロー、16年1番人気2着&15年2番人気1着ベルカント。
以上の馬たちはフィリーズレビュー出走馬です。
つまりフィリーズレビュー出走馬が好走するレース。
今年のメンバーでフィリーズレビュー出走馬は3頭。
②アネゴハダ フィリーズレビュー4番人気 3着
人気上位馬ばかりですが逆らうわけにはいきません。
この3頭の中ではナムラクレア。
前走函館スプリントSが前半3F32秒8という鬼のハイペースでも直線全くバテることなく、スプリント能力の高さを示しました。小倉実績もあり、唯一不安だった外枠8枠16番も、土曜の小倉芝1200Мは外枠の方が好走していたことから普通にスタート決まれば勝ち負けです。
他の馬では
③タイセイビジョン
この馬の父タートルボウルは小倉巧者。今年小倉で行われた中京記念を勝ったベレヌスもタートルボウル。タイセイビジョンは追い込み脚質がハマるかどうかですが、ロスなく立ち回れる内枠を引いたので、直線インを突いてきっちり追い込んでくるはず。
最後に好走ローテーションとして注目が
前走3勝クラス勝利(特に佐世保ステークス勝ち)馬
⑭ディヴィナシオン
格的に劣りますが、この時期は適性さえあればどうにかなります。土曜のメイン別府ステークスでは前走佐世保Sでディヴィナシオンの2着に敗れたハリーバローズがきっちり勝ちました。連続好走できる馬場適性の髙い馬に勝っているのでこの馬の能力も高いはず。さすがに勝つのは難しいでしょうが適性の髙さから2、3着を期待します。
②③④⑭⑯
上位人気5頭BOX。
よく考えると前走CBC賞の予想もこんな感じでした。
どれか1頭軸にするならナムラクレア軸
⑯ー②③④⑭
(結果)
1着①ボンボヤージ 16番人気
2着③タイセイビジョン 3番人気
3着⑯ナムラクレア 1番人気
4着②アネゴハダ 4番人気
:
7着④テイエムスパーダ 2番人気
8着⑭ディヴィナシオン 6番人気
ほぼ予想通りでしたが1着が抜けてしまいました。
ナムラクレアから馬連、ワイドを買いました。安いワイド一点のみの的中、完全なトリガミでした。
土曜の夜から日曜朝にかけて56ミリの雨が降り、日曜朝の段階で芝は不良馬場にまで悪化しました。そして急激な馬場回復で良馬場になったものの、普通の良馬場ではない異質な良馬場になりました。
日曜は逃げ先行がそれほど粘れない馬場になっていて、このレースも結果的には中団、差しで競馬をした馬が上位に来ました。
勝った16番人気ボンボヤージは内の中団、直線も各馬が外目に進路を取る中、内を進み先頭でゴール。このブログでは何度も指摘していますが、馬場が急激な回復をする時はキングカメハメハ、キングマンボ系がいいのですが、この馬はロードカナロア産駒ですが、こうした異質の馬場が合ったのだと思います。
2着タイセイビジョンは前走CBC賞と同じ競馬、ロスなくインから伸びで2着。小倉適性の髙さを見せました。
3着ナムラクレアは今回外枠もあって中団より後ろからの競馬。直線進路を失いかけましたが、何とか馬群を縫って何とか3着確保。スムーズなら直線ぶっちぎっていたと思います。この結果を見る限り、この馬、スプリント戦線では抜けていることがわかりました。中山競馬場が微妙なミッキーアイル産駒という面はありますが、恐らく次走スプリンターズSも好勝負可能だと思いました。
4着アネゴハダは今回もそれなりに走りましたが内枠からロスなく走り、さらに最軽量でのこの着順はパンチ不足、芝1200Мが適性には思えませんので今後は距離を伸ばした方がいいかもしれません。
7着テイエムスパーダは今回も逃げましたが逃げが粘れない馬場、この結果は仕方ないでしょう。
8着ディヴィナシオンは差せる馬場を読んで追い込み競馬でしたがさすがにロスが大きすぎでした。
16番人気が勝利する、いかにも夏のローカルらしい結果でした。
日曜札幌11R 札幌記念 芝2000М
(予想)
先週小倉記念の予想でも書きましたが、単色芝(野芝オンリー、洋芝オンリー)の芝2000М戦でハマり血統なのがハービンジャーです(先週の小倉記念でハービンジャー産駒ヒンドゥタイムズが10番人気2着)。
札幌記念でもペルシアンナイト、ノームコア、ブラストワンピース、モズカッチャンと毎年のようにハービンジャー産駒が絡んでいましたが今年は出走ゼロ。
来月セントライト記念出走予定の個人的にGⅠレベルと思っているローシャムパークがハービンジャー産駒。気が早いですが来年の札幌記念に出走すれば大勝負ですね。
毎年安直にハービンジャー産駒軸にしていましたが今年はそれが使えません。
今年は別の視点から予想します。
昨年2着ラヴズオンリーユー、一昨年3着ラッキーライラック、18年3着モズカッチャン。この3頭はオークス馬、オークス好走馬です。
今年オークス好走馬の出走は2頭。
⑨ウインマリリン 20年オークス7番人気2着
⑭ユーバーレーベン 21年オークス3番人気1着
今年買いたいのはこの2頭です。
地獄のハイペースを作るパンサラッサがいますし、ジャックドール、ソダシとタフな流れになるのは必至でしょう。上り32秒、33秒の切れ味勝負では分が悪いウインマリリンとユーバーレーベンにとっては絶好の流れになりそうです。
このタフな流れで浮上しそうなのが
⑥グローリーヴェイズ
⑥⑨⑭
この3頭に
③パンサラッサ
④ジャックドール
⑩ソダシ
強力な逃げ、先行馬3頭を絡めた6頭。
北九州記念同様1番人気~6番人気のチョイスになってしまいました。
仕方ないです。例年傾向に照らせば人気馬が来るということです。
③④⑥⑨⑩⑭
買い方としては
⑥⑨⑭のBOX
⑥流し③④⑩、⑨流し③④⑩、⑭流し③④⑩
⑥⑨⑭が絡めばこれだけ買ってもプラスでしょう。
(結果)
1着④ジャックドール 3番人気 2番手
2着③パンサラッサ 2番人気 逃げ
3着⑨ウインマリリン 5番人気 3番手
:
5着⑩ソダシ 1番人気
6着⑥グローリーヴェイズ 4番人気
11着⑭ユーバーレーベン 6番人気
発表は良馬場でしたが勝ち時計2分01秒2で上り3F36~37秒台。北九州記念同様に、こちらもまともな良馬場では無かったです。
この日の札幌は、早仕掛けした馬があまり良績残せていない馬場だったのでまくり競馬をすると予想したユーバーレーベンは厳しいと思いました。
間違いなく前残りになると思っていたので個人的にはウインマリリンが3番手につけた時は「よし!」と思いました。
馬連はダメでしたがワイド③ー⑨800円、④ー⑨1090円的中できました。大してプラスにはなりませんでしたが的中できればよしです。
結果的に2番手ジャックドールが1着、逃げたパンサラッサ2着、3番手のウインマリリンが3着の前に行った3頭での決着。
先行で潰れたのはユニコーンライオンのみで、基本ポジショニングがそのまま着差になった感じです。
5着のソダシは1番人気と受けて立つ立場であったので今回は無理せず控えたことがこの着順になりました。
6着グローリーヴェイズは道中速い流れにならなかったことでこの馬向きにはなりませんでしたね。
11着ユーバーレーベンは位置取りの時点で終了、この結果は全く度外視でいいです。
以上、日曜の重賞予想を振り返りました。
さすがに16番人気ボンボヤージは無理でした。この時期はゲリラ豪雨などの馬場急変があるのでどんなにハマっている馬がいても大勝負には不向きですね。
今週末は新潟2歳ステークスと札幌キーンランドカップ。2歳重賞なので新潟は恐らく見送り、札幌キーンランドカップのみの予想になると思います。この夏ローカル重賞では会心的中はありませんが、馬場も読めてますし、それなりの予想は出来ているので自信もって予想しようと思っています。