脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

鍵はロスなくインを走れるかどうか~10/2日曜スプリンターズSの予想&フランス凱旋門賞の予想~

kakikenです。

 

まずは日曜のリオンディーズ産駒&エイシンヒカリ産駒の出走チェックです。

中京3R 2歳未勝利芝1600М

③ウインエーデル リオンディーズ産駒 期待値B

コスモプラチナは現役時代重賞勝ちのある活躍馬。馬場、距離は合ってます。

中山3R 2歳新馬芝1200М

②ピンポンマム エイシンヒカリ産駒  期待値D

母系がスピード不足、良馬場では厳しいです。

 

では日曜の重賞予想です。

日曜中山11R スプリンターズS 芝1200М

20年は直線内を通った馬はアウトの外差し馬場でしたが、それ以外は近年内枠先行有利のレースになっています。

近年土曜の馬場傾向がそのまま日曜も反映されていることが多く、今年も素直に土曜の馬場傾向から予想します。

土曜の中山は基本先週同様に内枠、先行有利の馬場でした。最後の直線で外を回った馬は馬券にならず4,5着パターン。

今年のポイントは最後の直線でインに進路を取れるかどうかです。

時計も上りも平凡で高速決着は無さそうな現状です。

少しタフさが増しているせいか、レース当該距離より長めの距離に実績のある馬が好走傾向にありました。

芝1200Мでいえばスプリンターよりもマイルもこなせるスプリンターが良さそう。

これらの条件から

⑨ナムラクレア

内過ぎず外すぎずの絶好枠を引きました。フィリーズレビュー2着、桜花賞3着とマイルもこなせるスプリンター。前走のような立ち遅れが無ければ勝ち負け。

今回はナムラクレアの相手探し。2、3歳でマイル以上を走っていた馬たち。

②ジャンダルム

⑩タイセイビジョン

⑬メイケイエール

⑮シュネルマイスター

もう一頭血統的に今の中山が合っていそうなのが

⑦ウインマーベル

マイル実績が無いので軽視していましたが、父アイルハヴアナザーというマイナー種牡馬が今の中山の馬場ではマッチしそうなので追加で押さえておきます。

ー②⑦⑩⑬⑮

 

ロンシャン凱旋門賞 芝2400М

まずは日本馬の血統診断です。

⑥ディープボンド 適性C

キズナ 母父キングヘイローダンシングブレーヴ系)

母母父カコイシーズ(ネイティブダンサー系)

母系を見る限りは適性はありません。

⑧ステイフーリッシュ 適性A

ステイゴールド 母父キングカメハメハ 

母母父シルヴァーホーク(ロベルト系)

過去日本馬で好走馬を輩出しているステイゴールド産駒。馬キャラ的にもスピード重視の日本で中途半端な成績のこの馬は海外向き、馬券圏内十分の一頭。

⑪タイトルホルダー 適性A

ドゥラメンテ 母父Motivatorサドラーズウェルズ系)

母母父シャーリーハイツ(ミルリーフ系)

サドラーズウェルズ系とシャーリーハイツのクロスは近年凱旋門賞好走馬でよく見られる黄金の血統構成。血統だけ見れば好勝負必至。

⑲ドウデュース  適性C

ハーツクライ 母父Vindication(ボールドルーラー系)

母母父Gone Westミスタープロスペクター系)

母系は明らかに軽い馬場向きで合っていない。

 

日本馬の評価ですがタイトルホルダーは血統的には期待大ですが、不安はコースを知らない横山和生騎手の経験の無さ。初騎乗で好走できる甘いレースではないかと。

そういう意味では適性が高く経験豊富なルメール騎手が乗るステイフーリッシュの方が期待出来そうです。この馬に関しては7歳馬という点とゲートが大外枠ということがマイナス。

ディープボンドはエンジン加速が遅い馬なので直線ヨーイドン競馬になりやすい凱旋門賞のペースは向かないです。

ドウデュースは武豊騎手なので応援したいですが明らかに馬場は不向きの血統。馬券は買わず応援だけします。

 

凱旋門賞はタフなレースのイメージがありますが、実態はタフな直線ヨーイドン競馬。

ヨーイドン競馬が得意なのは世界共通、牝馬です。

このレース牝馬は2頭。

⑬グランドグローリー

⑭アルピ二スタ 前走ヨークシャーオークス勝ち馬

毎年予想の際に重視するヨークシャーオークス勝ち馬です。

極悪不良馬場になると牝馬は厳しい感じですがそれ以外なら中心視。

グランドグローリーは前走7着、6歳牝馬と条件的に厳しいので切ります。

 

前走馬券圏外の馬はほぼ来ないレースですが、重要なのはロンシャンが合うかどうかで、やはりロンシャンに良績のある馬を重視すべきです。

⑫バブルギフト 

オネスト

特にオネストは他場では爪の甘いレースを見せながらも安定して走っていてロンシャン芝2400М実績のある馬。

バブルギフトは地元フランス馬でロンシャン実績のある馬。昨年重馬場で8着でしたが今年は堅実に走っていますし、前走フォア賞2着経由の参戦は好走パターンのローテなので面白い存在だと思います。

重不良馬場になると浮上するのがドイツ馬。

②トルカータータッソ

⑩メンドシーノ

馬場状態で良馬場なら軽視ですが、重馬場以下なら重視する馬です。

結論として海外馬のチョイスはこの5頭

②⑩⑫⑭⑰

 

日本馬は重馬場や不良馬場ではノーチャンスだと思います。

このブログで過去2年書いていますが陸上選手が田んぼで100М走をやるようなものですから適性が違います。

チャンスがあるとすれば良馬場(ギリギリ稍重?)。

良馬場なら⑪タイトルホルダー、⑧ステイフーリッシュに期待したいです。

ただ現地は前日時点ですでに重馬場。当日も馬場回復することはないとの予測。現実的には日本馬は厳しいでしょう。

ただ私も競馬ファンの端くれ。

凱旋門制覇を日本馬が勝つことは悲願、予想を裏切って欲しいとも思っています!

 

 

以上日曜の重賞予想でした。

では日曜の競馬を楽しみましょう!