kakikenです。
今回は日曜の重賞予想を振り返ります。
日曜福島11R 福島記念 芝2000М
(予想)
先週のアルゼンチン共和国杯はハマり傾向である前走六社S勝ち馬ブレークアップが勝利しましたが、この福島記念も似た傾向があります。
★前走オクトーバーステークス好走(掲示板確保)馬
該当馬
③パトリック 11番人気5着
⑭ゴールドスミス 8番人気1着
この2頭では⑭ゴールドスミスが血統構成でもドハマりステイゴールド産駒で母系も福島が合う血統。8歳馬なので勝つイメージは無いですが2,3着なら期待大です。
このレースの傾向として内目の枠、ある程度好位で競馬出来る馬を狙いたいです。
以下、好走馬の傾向に当てはまっている馬とその理由を書きます。
①アラタ
昨年3着。タフで重たい馬場向きなので福島が合う。
②ユニコーンライオン
タフな宝塚記念2着馬。さらになぜかこのレース好走しやすい菊花賞出走馬なので。
⑧ベレヌス
七夕賞や福島記念の好走馬は福島の3歳特別戦で好走歴がある馬が多く、この馬はひめさゆり賞勝ち含め福島芝2000М3戦して全て馬券圏内。
⑫オニャンコポン
中山の芝2000М重賞京成杯勝ち、皐月賞6着。中山芝は福島芝2000Мとリンクしやすいので。
⑯ヴァンケドミンゴ
相性の良くない大外枠というのがマイナスだが福島巧者なので展開が向けばありえる。
結論として激アツな2頭が
⑭ゴールドスミス
⑧ベレヌス
⑧ー⑭の馬連、ワイドを厚く買いたいです。
それ以外では⑧、⑭軸で
⑧ー①②⑫⑯ ⑭ー①②⑫⑯
(結果)
1着②ユニコーンライオン 10番人気
2着⑦サトノセシル 3番人気
3着①アラタ 1番人気
4着⑫オニャンコポン 2番人気
:
7着⑭ゴールドスミス 4番人気
9着⑧ベレヌス 5番人気
12着⑯ヴァンケドミンゴ 9番人気
軸が来ず、ヒモチョイスした馬たちが上位に。
この日の福島芝は実況のアナウンサーが煽りを入れるくらいに外差しレースになっていました。そういう時こそ、メインレースが真逆の結果になるのが競馬あるある。
騎手心理が要因なのですが、今回も結果的にユニコーンライオンが逃げ切り、上位3頭は内枠の馬。
その日の傾向と真逆の結果になりました。
9着に負けたベレヌスは3番手で競馬してこの着順は負けすぎで言い訳にもなりませんけど、7着ゴールドスミスは最後の伸び足を見る限り明らかに作戦ミス。差しが決まるから後方待機策を取ったのでしょうけど、裏目に。ま、鞍上を見れば、やらかしそうな騎手なので「仕方ないな」と諦めました。
好走した上位馬にはサドラーズウェルズ系や欧州血統のある馬たち。タフな福島らしい結果でした。ヒモは上位に来ているので勿体ない結果でした。
(予想)
正直絞り切れませんでした。まともに予想すると候補が10頭くらいになったので今回はアプローチを変えて予想します。
土曜の芝レースを見る限りさすがに6週目の芝、タフさが感じられます。
古馬戦は基本逃げ先行有利ですが、騎手心理が働いて昨年のような差し決着もありえます。血統的には重馬場で良さそうな血統のある馬が好走、欧州色のある馬場。タフな芝に加えてタフなレースになりやすい阪神芝2200М。おまけに日曜の阪神は雨予報。時計も上りも掛かる馬場になりそう。
そうなると外国馬マジカルラグーンがあり得る馬場になりそうです。
最近外国馬の好走といえば2018年宝塚記念ワーザーの2着。この時は稍重でした。そして勝ち馬がキングカメハメハ産駒ミッキーロケット。
結局キングカメハメハ馬場っぽいです。
出走馬でキングカメハメハがある馬
④デアリングタクト 母父キングカメハメハ
⑦イズジョーノキセキ 母父キングカメハメハ
⑧アンドヴァラナウト 父キングカメハメハ
⑩スタニングローズ 父キングカメハメハ
この中では重馬場桜花賞で強い競馬をした④デアリングタクト、母父に重馬場巧者デピュティミニスター系クロフネのある⑩スタニングローズ。
タフな欧州血統のある馬として
ミッキーロケットが勝った宝塚記念の3着ノーブルマーズがジャングルポケット産駒でした。3歳馬で休み明けで3勝クラスを完勝できる馬は間違いなく重賞級です。ポテンシャルの面でも買いたい馬だったので今回チョイスします。
⑤マジカルラグーン
外国馬。サドラーズウェルズ系ガリレオ産駒母父タフなニジンスキー系。時計、上りの掛かる馬場なら期待したいです。
今回はこの4頭BOXです。
③④⑤⑩
(結果)
1着 ⑱ジェラルディーナ 4番人気 Cデムーロ騎手
2着同⑬ウインマリリン 5番人気 Dレーン騎手
:
6着④デアリングタクト 1番人気
9着③ピンハイ 6番人気
14着⑩スタニングローズ 2番人気
18着⑤マジカルラグーン 8番人気
完敗です。全くダメでした。
阪神芝2200Мが得意なシルヴァーホーク系種牡馬のワンツー。重馬場でいいステイゴールド系オルフェーヴル産駒ライラックが12番人気で激走。
血統的には重馬場になればありそうな馬たちでしたが、私のチョイスは届きませんでした。私の予想以上にタフなペースになりました。馬場が渋って道中もう少し緩い流れになると思っていましたが、このレースも福島記念同様の騎手心理が働いたようです。
直前の8R芝2200Мでスローの先行決着でした。これを見て『前が止まらない、先行有利だ』となり、予想以上に速い流れを生んでしまったのかもしれません。
阪神開催で行われた今回と過去2回、いずれも差し追い込み決着でしたからそもそもが差しが決まりやすいレースなのかもしれませんけど。
デアリングタクトは重馬場でもっとパフォーマンスを上げると思ったのですが、案外の6着。後ろ過ぎたオールカマー、直前の8Rの先行決着から今回中団からの競馬になったことが裏目に出たようでした。
ピンハイは重馬場もこなせる血統構成でしたが、今回はペース、馬場含めてミッキーアイル産駒ではちょっとタフすぎたようです。距離もオークスは善戦しましたがマイル前後がベストの馬なのかもしれません。
スタニングローズは短期放牧入れたものの紫苑ステークス、秋華賞からの秋3戦目で今回タフな競馬で力尽きた感じの大敗。
外国馬マジカルラグーンは重馬場が合うと思いましたが、これでスローの流れなら違った結果になったと思いますが今回はハイペースで完全に息切れしたようです。
結局上位3頭は外国人騎手。
外国人騎手買ってりゃ当たる。
出稼ぎジョッキーが大挙押し寄せるこの時期らしい結果でもありました。しばらく重賞ではこういう結果が続くかもしれません。
やはり芝2200Мのレース、一筋縄ではいきませんでした。
以上、日曜日の重賞予想を振り返りました。
段々と冬馬、冬血統、冬生産牧場(ケイアイ、タガノ)などの好走がちらほらみられるようになり、秋から冬への切り替わり時期に入り競馬が難しくなってきています。
こういう要素も頭にいれて今週末の予想では挽回したいです。