脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

ノーザンF生産馬のチョイスミスで外れ~11/20日曜阪神マイルチャンピオンシップの予想結果~

kakikenです。

 

まずハマり続けている東京ダート2100М戦について。

日曜の9R、ドンピシャの結果で有終の美を飾ってくれました。

1着2番人気、2着1番人気、3着6番人気でした。

★5,6,7番人気の複勝

6番人気⑦フジマサインパクト3着 複勝430円

★1番人気馬から5,6、7番人気の馬

1番人気⑮キングサーガ2着6番人気⑦フジマサインパクト3着

ワイド⑦ー⑮760円

★2番人気馬から5,6,7番人気の馬

2番人気⑫ケイアイシェルビー1着、6番人気⑦フジマサインパクト3着

ワイド⑦ー⑫1420円

この秋開催の結果についてはまた後日まとめて振り返りますが、2022年は年間通して外れ知らずでした。このパターンのハメるだけで大体的中できる、簡単で美味しいレースでした。

 

では東京ダート2100М戦とは真逆のGⅠの結果を振り返ります。

日曜阪神11R マイルチャンピオンシップ 芝1600М

(予想)

阪神芝はAコース7週目。先週ように重馬場になれば外が有利になりそうな馬場ではありますが、外回りのマイル戦は基本先行馬が止まりにくい傾向があります。

日曜の阪神は雨予報がありますがどのくらい降るかが不確定です。

思ったより雨が降れば差し、降らなければ先行だと予想します。

あれこれブレそうなので今回はポイントを2つに絞って予想します。

★ポイント① 阪神開催の過去2年ノーザンF生産馬が上位独占

今年は6頭のノーザンF生産馬が出走。

③ダノンザキッド    昨年3着

④シュネルマイスター  昨年2着 ルメール騎手

⑤サリオス       昨年6着 ムーア騎手

⑥ソダシ

⑨ピースオブエイト        Cデムーロ騎手

⑫ホウオウアマゾン   昨年5着

この中では④⑤をチョイス。

⑥ソダシに関しては良馬場なら好走可能と見ていましたが、似たタイプのサリオスにロックオンされる今回、鞍上込みでソダシを上回る可能性が高く、また馬場が渋った場合は実は切れる脚がないソダシには不利な競馬になる。どちらの場合になってもソダシには厳しい競馬になると考えて今回は切りました。

さすがに今回はノーザンF生産馬が上位独占は無いと考えて他の馬もチョイスします。

 

★ポイント② 血統面で合っている馬

ざっくり言うと恐らく良馬場であろうと重馬場であろうとキングカメハメハの血が優位のレースになると思っています。

該当馬として

マテンロウオリオン 母父キングカメハメハ

⑥ソダシ       母父キングカメハメハ

⑪ソウルラッシュ   キングカメハメハルーラーシップ産駒

⑫ホウオウアマゾン  キングカメハメハ産駒

⑬エアロロノア    キングカメハメハ産駒

⑮ダノンスコーピオ キングカメハメハロードカナロア産駒

この中では⑬⑮をチョイス。キングカメハメハ系ではロードカナロア産駒が一番合っている舞台装置なので⑮ダノンスコーピオン。⑬エアロロノアは重賞では5~7着ですがGⅠであろうとGⅢであろうと確実に差してきてますから、今回ソダシの存在があるので先行馬に厳しい流れになればエアロロノアは差し馬として面白い存在だと思います。

 

キングカメハメハ以外で面白いのがダイワメジャー産駒。馬場が渋って力のいる馬場になれば期待値が高まります。

該当馬は2頭。

マテンロウオリオン

⑩セリフォス  レーン騎手

ここでは⑩セリフォス。良馬場でも問題ないのですが、この馬はソダシの作る持続前傾ラップより直線勝負の後傾ラップの方が合います。なので馬場が少しでも渋れば前半落ち着いた流れになり、さらに差しが決まりやすくなるので好走期待値が高くなると思っています。

 

結論として

④⑤⑩⑬⑮

ソダシが来たら諦めます。

(結果)

1着⑩セリフォス      6番人気

2着③ダノンザキッド    8番人気

3着⑥ソダシ        2番人気

5着④シュネルマイスター  1番人気

7着⑬エアロロノア    11番人気

11着⑮ダノンスコーピオン  4番人気

14着⑤サリオス       3番人気

 

ソダシが3着に来てしまいました。

最後の直線、ソダシは2着ダノンザキッドによられて馬体ぶつけられ、かなり圧力かけられていました。それでも全く怯むことなく走り続けて3着しました。勝負根性のある女の子、感心しました。

ソダシに関しては私もですが、有名人の予想など今回は多くの人が危険な人気馬と思って軽視していたようです。

そういう時ほど馬券に絡む。これも競馬あるあるですね。

勝ち時計1分32秒5。昨年の1分32秒6とほぼ変わらないですが今年の方が中盤緩むことのないソダシ向きの持続ペースになっていました。その辺りもソダシ好走に繋がったと思います。

基本的に外回りマイル戦は先行が粘るレースになりやすく、今回もある程度有力馬は前目で競馬していました。そんな中、勝ったセリフォスはペースお構いなしの後方待機。正直後ろ過ぎる印象でしたがペースに惑わされず直線勝負に徹したことがハマって差し切り勝ち。

稍重スタートだった馬場が良馬場回復したものの直線はやはり内より外の方が伸びる、内が粘り切れない馬場だったこともプラスでした。

2着ダノンザキッドは好位から直線ソダシに合わせてうまく伸びました。予想では触れませんでしたが先週末の阪神芝はハーツクライがハマっていました。父ハーツクライジャスタウェイ産駒ダノンザキッドもよさそうに思いましたが、鞍上が信用できず、ムーア騎手のハーツクライ産駒サリオスを取ってしまいました。

2,3着馬はノーザンF生産馬でしたがチョイスを完全に間違ってしまいました。

6番人気セリフォスを高く評価していただけにこのチョイスミスは痛かったです。

5着シュネルマイスターは直線それなりに伸びてましたが、昨年と比べるとちょっと能力落ちを感じます。昨年の三歳がピークだったかもしれません。

7着エアロロノアは今回もある意味、定位置の着順。正直この馬は重賞ではこの辺りの着順が限界だと感じました。

14着サリオスは完全に位置取りミス。毎日王冠で良い脚を使ったから錯覚したのでしょうけど、木曜の診断でも書きましたがこの馬は本来切れる脚が無い馬。セリフォスとサリオスのタイム差は1,1秒。上り3F33秒0のセリフォス、上り34秒1のサリオス。上りの差がそのままタイム差になっていることがそれを物語っています。

 

 

以上、日曜のGⅠ予想を振り返りました。

今週末は最終週の東京でジャパンカップがあります。

勝のは日本馬、勝つ騎手は外国人騎手という感じなんでしょうね、きっと。