脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

読み通りの差し決着も注目馬は先行して凡走~1/9月曜中山フェアリーSの予想結果~

kakikenです。

 

月曜の中京メイン淀短距離ステークスではこのブログでもお馴染み、私の愛馬トキメキが13番人気3着(出走の際は無条件で単複を買います。複勝14倍的中)と穴演出してくれて月曜も結果的にプラス収支で終われました。

ちなみにトキメキとフェアリーS勝ち馬キタウイングは近親関係。

揃ってメインで穴馬券演出、競馬の血のドラマの面白さを感じました。

 

では月曜の重賞予想を振り返ります。

月曜中山11R フェアリーS 芝1600М

(予想)

中山は木、土、日の開催3日で6つ芝のマイル戦が行われましたが条件問わずほとんどが逃げ、先行が好走しています。枠も三歳未勝利では外枠の先行馬が好走していますが圧倒的に内枠の馬が有利です。

この傾向は毎年ほぼ同じ。

では毎年内枠先行の傾向が分かり切った中で行うフェアリーSはどうか。

見事に差しが決まっています。

前が止まらないとわかっているのでハイペースのレースになるのでしょう。

ただ好走馬の前走脚質を見ると先行馬、中段、好位で競馬をしていた馬ばかり。

レースのイメージとして外枠の馬が先行し、好位、中段で競馬をした内枠の馬が結果的に差しているパターンが多いです。

ただ今年のメンバーに関してははっきりした脚質の馬が見えません。

なので現状、内枠で、血統、中山マイル適性のある馬を選ぶしかないです。

血統的には中山金杯の予想でも指摘しましたが、それこそ中山金杯を勝ったラーグルフもそうであったようにロベルトの血がハマりまくっています。

モーリス、スクリーンヒーローシルヴァーホーク系、エピファネイアシンボリクリスエスクリスエス系。

ロベルト以外では連続開催で荒れ気味になった馬場ならキングカメハメハ系はハマりだすでしょう。

中山マイルは過去このブログでは何度も指摘していますが、適性的には芝1400Мタイプの馬が合います。なので芝1400М実績、もしくは芝1400М向き血統構成の馬。

それ以外安直に適性を見るなら今の馬場は9月野芝開催と近いので9月中山で好走している馬は狙えます。

これらの条件を満たした馬をチョイスします。

⑧イコノスタシス

父ロベルト系モーリス、母父ロベルト系シンボリクリスエス。祖母がハッピーパス

半姉が阪神芝1400Мフィリーズレビュー勝ち馬サブライムアンセム。近親に日曜中山マイル若潮S2着、一昨年中山マイルのアネモネS2着のジネストラ。

超ドハマりです。ダントツで買いの馬です。

予言的になりますが、ここでも勝ち負け期待しますが、万が一ここ負けても3月開催のアネモネSに出走したら間違いなく勝ち負けする馬だと断言しておきます。

人気的にも妙味あり、単複は絶対抑えておきたいです。

①スピードオブライト

東京芝1400Мの京王杯2歳S3着馬。芝1200Мですが9月の中山開催で新馬勝ちしているので馬場適性を感じます。さらにキングカメハメハロードカナロア産駒で母父ディープインパクトで母母父が冬血統アンブライドルズソングで血統的にもハマっています。

⑤ヒップホップソウル

9月中山マイルで新馬勝ち。血統的には芝1400М血統ファルブラヴが母父で中山マイル適性の髙さを感じます。

他では②③⑨⑩あたりが血統、実績、適性から狙えそうですが、強く推す要素が足りないので見送ります。

今回は絞ってこの3頭です。

①⑤⑧

馬連、ワイド勝負です。

(結果)

1着⑭キタウイング    11番人気

2着⑩メイクアスナッチ   7番人気

3着①スピードオブライト  6番人気

8着⑧イコノスタシス    5番人気

11着⑤ヒップホップソウル  1番人気

 

チョイスした馬で好走したのは6番人気3着だったスピードオブライトだけ。

予想としては惨敗でした。

月曜5Rの芝1600М未勝利戦が

1着②2番手

2着①3番手

3着③逃げ

と露骨な内枠、逃げ先行のレース。今年行われた中山マイル戦がほぼ内枠、先行決着。

そんな中で行われたフェアリーSは外枠、差しのワンツー。

予想でも触れた通り、このレースは差し決着になりやすい。

外枠も入れていればキタウイングは差して新潟2歳Sを勝っているのでチョイスできたかもしれませんが、今回は内枠の馬を重視しました。

勝った⑭キタウイングはダノンバラード産駒ということで前走阪神JFの予想で注目馬として取り上げていただけに悔やまれます。

注目するのが1走早かったです(苦笑)!

キタウイングの杉原騎手は今回インを突いて好騎乗だったと思います。

2着⑩メイクアスナッチは予想の最後で狙える馬として取り上げていましたが、今回も逃げそうだったのでチョイスを外しました。しかし今回は過去2走の逃げから一転差し競馬で2着。

こういうパターンの馬が好走するのでフェアリーSはチョイスが難しいです。

差し決着の中、2番手で3着粘った①スピードオブライトは中山マイルへの適性の髙さを感じました。

私の大注目⑧イコノスタシスは4番手での競馬。先行してしまったので不安でしたが、いい手応えで直線向き一瞬『来た!』と思わせてくれました。

が、結局は毎年のパターン通り、差し馬に屈してしまいました。

予想のところでも指摘したように、今後はアネモネSに出走してもらいたいです。

必ず好走しますから!

ただし、今回の負けで陣営が芝1800,2000Мあたりに矛先を変える嫌な予感がしますけど。

11着ヒップホップソウルはベゴニア賞を見る限り、明らかに切れる脚が無い馬です。今の中山が上りが掛かる馬場なので馬場的には合うと思っていましたが、この馬に関しては今回中団待機でしたが、今回の凡そうで脚を溜めて直線切れるタイプではない馬だとわかります。スピードオブライトより上り3Fが遅いのがその証拠。中団待機が仇になったこと、そもそもマイルは短い可能性があります。この馬は距離を延ばす方がよさそうです。

フェアリーSは予想の難しいレースだと改めて感じました。

 

 

以上、月曜の重賞予想を振り返りました。

今週末は中京で土日芝の重賞が2つ、中山で日曜芝重賞が1つ。

中山も中京も外枠がいい芝2000、芝2200のレースです。

現状、外枠有利だと思っています。