kakikenです。
今回は週末東京競馬場で行われる安田記念の出走馬血統診断を行います。
今週末は金曜から雨の予報もあり、馬場が微妙な感じです。
ただ血統面で言えば、良馬場、重馬場に関わらず、この時期の馬場(特にCコースがそうなのか?)野芝色が強く、(母系が)ダートっぽい血統構成の馬が合っています。
馬場が渋ればお馴染みキングマンボ(キングカメハメハ)系がハマりますし、今年だけで言えばとにかくロベルト系は絶対マークしないといけない血統です。
問題はペース。渋った馬場だと緩いペースて浮上する馬が出るなど、重馬場の方が穴馬が紛れ込みやすいと思います。
脚質で言えば、安田記念は高速馬場なら逃げ先行有利ですが、基本は毎年9~11番手の馬が勝ち負けしていることでわかるように差し馬有利のレースです。
それらを踏まえて、今回は血統、重馬場評価、総合評価の3つで診断します。
ウインカーネリアン 血統A 重馬場S 総合B
母父マイネルラヴ(シーキングザゴールド・ミスタープロスペクター系)
母母父Cadeaux Genereux(ハイペリオン系)
血統構成は今の馬場に合っている。特に母系は『重馬場の鬼』とも言えるクロスなので、良馬場でもある程度粘れる馬だが、重馬場なら勝ち負けどころか三浦騎手悲願のGⅠ制覇もあり得る。
ヴォイッジバブル 血統B 重馬場A 総合A
父Deep Field(フェアリーキング・ノーザンダンサー系)
母父Rahy(ブラッシンググルーム系)
母母父Red Ransom(ロベルト系)
父フェアリーキング系は血統的にはハマっていないが、母系は今の馬場に合っている。良馬場の時計勝負では厳しいが重馬場なら勝ち負けもあり得る。
エアロロノア 血統B 重馬場B 総合B
父キングカメハメハ(キングマンボ・ミスタープロスペクター系)
母父ロックオブジブラルタル(ダンチヒ・ノーザンダンサー系)
母母父サンデーサイレンス
キングカメハメハ産駒もいいし、祖母がエアメサイアで現役時代活躍した馬なので野芝色が強い今の馬場は合う母系。どんなレースでもそこそこの着を取れる馬だが、安田記念は差しが決まるレースだが追い込みはダメなレース。最後方が多い馬だが、10番手前後の位置で競馬が出来れば血統は悪くないので好走できる可能性はある。
エルトンバローズ 血統A 重馬場B 総合A
父ディープブリランテ(ディープインパクト・サンデーサイレンス系)
母父ブライアンズタイム(ロベルト系)
母母父Seattle Song(ボールドルーラー系)
ディープブリランテ産駒というマイナーさからGⅠでは壁を感じるが、母系は今の馬場ではベストマッチ。さらに安田記念と相性のいい毎日王冠勝ち馬なので好走条件はそろっている。このレースに関してはこの馬は重馬場より良馬場が合う印象。
ガイアフォース 血統B 重馬場B 総合B
タフな流れが得意な馬、切れ味勝負になると分が悪い馬なので理想は高速馬場でハイペースでの前残り。さらに野芝適性の高い馬なので今の馬場は合うが、そもそも差しレースになりやすい安田記念は重馬場だと差しがさらに決まりやすい馬場になるので良馬場なら買い、重馬場なら評価を下げる感じになる。
カテドラル 血統B 重馬場B 評価C
母父ロックオブジブラルタル(ダンチヒ・ノーザンダンサー系)
母母父Alleged(リボー系)
母が野芝血統アビラなので野芝色の強い今の馬場は合う。ただ年齢、脚質などからさすがに馬券圏内は厳しいだろう
コレペティトール 血統B 重馬場B 評価C
母父コロナドズクエスト(フォーティナイナー・ミスタープロスペクター系)
母母父Load At War(Fair Way系)
母系はアメリカン色が強く今の馬場に合う。高速馬場が合う感じは無く、重馬場ならある程度走れる印象。
ジオグリフ 血統A 重馬場A 評価B
母父キングカメハメハ(キングマンボ・ミスタープロスペクター系)
母母父サンデーサイレンス
父が安田記念のハマり血統でもあるストームキャット系で母父はキングカメハメハ。高速馬場、キレキレの上り勝負は不向きだが、重馬場で上り3Fが少し掛かる馬場や道中緩んで直線ヨーイドン競馬になればチャンスは大きい。重馬場なら絶対買いの馬。
ステラヴェローチェ 血統A 重馬場A 評価A
父バゴ(ブラッシンググルーム系)
母母父Grand Slam(ゴーンウェスト・ミスタープロスペクター系)
父バゴ、母母父ゴーンウェスト系と野芝適性の高い2つの血を持ち、今の馬場への適性は高い。良馬場ならバゴの血が生き。、重馬場ならヨーイドン競馬向きのゴーンウェストの血が生きるので、良馬場でも重馬場でも期待できる。大阪杯経由の馬に良績が無い点だけが唯一の不安要素。
セリフォス 血統A 重馬場A 評価A
母父 Le Havre(ブラッシンググルーム系)
母母父Freedom Cry(ヌレイエフ・ノーザンダンサー系)
下り坂コースが合わないタイプなので京都での走りは度外視、得意の東京なら本来の力は出せるはず。ただピークを過ぎた印象もあり過信は禁物。
ソウルラッシュ 血統B 重馬場A 評価B
父ルーラーシップ(キングカメハメハ・ミスタープロスペクター系)
キングカメハメハ系種牡馬で母母父ストームキャットと、血統構成的には悪くない。この馬の本質は切れない差し馬(34秒台が理想)、究極の上り勝負では切れ負けする(33秒前半になると苦しい)。なので過去2年良馬場での安田記念では大敗している。東京適性に関しての不安があるが、今回重馬場で少しでも上りが掛かる馬場になれば、過去2年より好走する可能性は高い。
ダノンスコーピオン 血統B 重馬場B 評価B
父ロードカナロア(キングカメハメハ・ミスタープロスペクター系)
母父Sligo Bay(サドラーズウェルズ・ノーザンダンサー系)
母母父In Excess(カロ・グレイソヴリン系)
スピード不足を感じる血統構成。キングカメハメハ系産駒で母系はタフさがあり、パンパンの良馬場よりは重馬場、荒れ馬場が合う血統構成なので重馬場で時計、上りが掛かる場合はそこそこやれる印象。
ドーブネ 血統B 重馬場B 評価B
母父Footstepsinthesand(ストームキャット・ノーザンダンサー系)
母母父Second Set(リファール・ノーザンダンサー系)
母父がジャイアンツコーズウェイ系のストームキャット産駒。ジャイアンツコーズウェイ系の血は時計の掛かる重い芝向きなので、良馬場だと今の馬場は合わない。重馬場でどこまでという印象。
ナミュール 血統B 重馬場A 評価B
母母父フレンチデピュティ(デピュティミニスター・ノーザンダンサー系)
血統的感覚になるが安田記念の馬場とヴィクトリアマイルの馬場を比較すればヴィクトリアマイルの馬場の方が合っている。ハービンジャー産駒なのでハマらなければ大敗もあり得る。ソウルラッシュ同様、極端に速い上りは不向きなので馬場が渋って上りが掛かるレースの方が勝負になりそう。
パラレルヴィジョン 血統A 重馬場A 評価A
母父Makfi(シーキングザゴールド・ミスタープロスペクター系)
母母父silver Hawk(ロベルト系)
昨年、一昨年と連覇したソングラインと同じキズナ産駒。さらには母系は今の東京の馬場が合っていて血統構成はメンバー中トップ評価。良馬場、重馬場ともに問題無いが、重馬場の方がより勝ち負け確率が上がるだろう。
フィアスプライド 血統A 重馬場B 評価B
母父Kingmambo(ミスタープロスペクター系)
母母父summer Squall(ストームバード・ノーザンダンサー系)
前走ヴィクトリアマイルでも評したが、この馬の母系は野芝適性が高く、開催後半馬場が合う血統なので馬場適性は高い。インパクトに欠ける面があるので買いにくい馬だが適性が高いので好走しても何ら不思議ではない。
レッドモンレーヴ 血統A 重馬場B 評価B
父ロードカナロア(キングカメハメハ・ミスタープロスペクター系)
祖母エアグルーヴで名牝の血を持つ馬なので今の野芝色の強い馬場は合う。重馬場よりは良馬場向き。ただエアロロノアと同じ極端な追い込み脚質なので昨年同様の入着が精一杯の印象。
ロマンチックウォリアー 血統A 重馬場A 総合B
父Acclamathion(トライマイベスト・ノーザンダンサー系)
母父Street Cry(マキャヴェリアン・ミスタープロスペクター系)
母母父Singspiel(サドラーズウェルズ・ノーザンダンサー系)
母系は日本でのお馴染み、タフさ、底力のある血統構成だが父は重い芝、重馬場向きなので日本の高速馬場は合わない。宝塚馬場への叩き台に感じるが、重馬場なら注意は必要だろう。
以上、安田記念の出走馬血統診断でした。
良馬場想定で現時点での評価は、
パラレルヴィジョン
ステラヴェローチェ
セリフォス
ガイアフォース
エルトンバローズの5頭。
重馬場想定で現時点での評価は、
パラレルヴィジョン
ステラヴェローチェ
セリフォス
ウインカーネリアン
ヴォイッジバブルの5頭。
パラレルヴィジョン、ステラヴェローチェに高い評価をしている感じです。
良馬場ならエルトンバローズ、重馬場ならウインカーネリアン(ジオグリフも捨て難いです)が穴馬として面白いと思っています。
特にウインカーネリアンは内枠ならラチを頼りに相当粘り込むイメージ(高松宮記念も外枠が響いて4着)がありますので内枠を引けるかにも注目したいです。
枠順、馬場状態、脚質などを土曜の馬場を読んで最終的に決断しようと思います。