kakikenです。
極端なペースに極端な馬場。
東西の重賞結果、馬場の愚痴満載になりそうです。
では日曜の重賞予想を振り返ります。
日曜東京12R ジャパンカップ 芝2400M
(予想)
土曜の東京芝レースの雰囲気から馬場読み。
例年通り内枠の方が基本有利。
比較的先行有利で外枠は先行すればあり。
血統的には野芝色は感じるがタフさよりスピード、欧州よりアメリカンという感じ。
キングカメハメハ馬場だと判断。
血統にキングカメハメハがある馬は
⑤シュトルーヴェ キングカメハメハ産駒
⑨チェルヴィニア 母父キングカメハメハ
さすがにカラテは無理、シュトルーヴェは血統的にはありますが2400より2500という感じ。
ドゥラメンテ産駒⑩ドゥレッツァ、⑭スターズオンアース。
⑨チェルヴィニアはハービンジャー産駒というのが不安材料ですが、秋華賞の強い勝ち方からやはりチョイスします。
他では人気ですが前回の出走馬血統診断でも上位評価した③ドウデュース、④ジャスティンパレス。
③④⑨⑩⑭
他ではソールオリエンスは野芝血統の母系なので注目していましたが、土曜の馬場からはズレを感じたので切りました。
レース傾向としては近年1枠か2枠、馬番①〜④までが必ず馬券になっています。②ブローザホーンは東京向きではなく、①ゴリアットも実績から怖いですが、適性未知の外国馬なので切りました。
(結果)
1着③ドウデュース 1番人気
2同⑦シンエンペラー 8番人気
2同⑩ドゥレッツァ 7番人気
4着⑨チェルヴィニア 2番人気
5着④ジャスティンパレス 3番人気
:
7着⑭スターズオンアース 5番人気
日曜の東京は勝ち時計が平凡、ヨーイドンの上がり勝負が多かったです。なので、このレースも逃げ馬不在でスローになることは想定出来ましたが「さすがにG1ならそれなりの流れになるだろう」と思ってましたが、結果は未勝利レベルのドスローで上がり勝負になりました。
そうなるとG1クラスの馬だと前残りになります。それを早め先頭で押し切ったドウデュースの強さはさすがのものでした。
血統的には日曜もキングカメハメハ馬場、特にドゥラメンテ産駒がハマっている感じだったのでドゥレッツァとスターズオンアースにはかなり期待しました。
ただ菊花賞のようにスローのヨーイドンが合うドゥレッツァとヨーイドン競馬が合わないスターズオンアースでは上がり時計の差が2着と7着の着差、明暗を分けました。
4着チェルヴィニアはそもそも微妙な面があったのでハイペースでもスローでも4着あたりだったのかなと、思いました。
5着ジャスティンパレスもスターズオンアース同様にヨーイドン競馬が合わない馬。今回も不運でした。
ただ有馬記念なら上がり勝負にはなりにくいのでスターズオンアース、ジャスティンパレスは逆転可能だと思います。
このレースでドウデュースと共に強いと感じたのが2着同着シンエンペラーです。先週木曜日公開した出走馬血統診断でも血統抜きで高い評価をしていた馬でしたので好走しても何ら不思議ではありませんでした。しかし最終的には欧州バリバリの血統という点と、この馬もそもそも上がり勝負は不向きなのでチョイスしませんでした。レースでは2番手、直線他馬が仕掛け出したあたりで、この馬はエンジンのかかりが悪いので一瞬馬群に沈むように見えましたが、最後の伸びはこの馬の底力、日本の馬場では安定して走る馬だと再認識しました。もし昨年のようなハイペースレースならドウデュースに勝っていたかもしれません。有馬記念出走出走なら買いたい馬です。
日曜京都12R 京阪杯 芝1200M
(予想)
京都は先週同様に内枠より外枠という感じ。
内枠なら唯一の関東馬①ウインカーネリアン、血統的に良いビッグアーサー産駒③ビッグシーザーはチョイス確定でしたが、今回は内枠なので切ります。
※もし日曜内枠有利になるならこの2頭は買いたいですが。
今回は真ん中から外枠の馬をチョイスします。
先行馬からは
⑦ドロップオブライト
父トーセンラーは現役時代京都の鬼、母父フレンチデピュティもハマり。
⑩グランテスト
父ロードカナロア、母父シンボリクリスエス、母母父クロフネと全て京阪杯ハマり血統。
差し追い込み馬からは
⑫エイシンスポッター
⑭モズメイメイ
今回はこの4頭で。
⑦⑩⑫⑭
(結果)
1着③ビッグシーザー 1番人気
2着①ウインカーネリアン 3番人気
3着②ヴェントヴォーチェ 10番人気
:
6着⑦ドロップオブライト 7番人気
10着⑩グランテスト 8番人気
11着⑭モズメイメイ 4番人気
14着⑫エイシンスポッター 2番人気
上位は内枠、下位は外枠、馬番順から上位のような極端な内枠決着。
外枠重視の予想でしたから大外れです。
土曜の外枠有利から一転、日曜は内枠有利っぽい感じに。
ただ想定内ではあったので、一応内枠決着の予想も書いていましたし、人気ですがその2頭でワンツーなので言い訳にはなりました。
外なら外ばかり、内なら内ばかりと読んでいましたので今回は真逆の読みだったので大外れも納得。
それにしても内枠①〜④が1着〜4着ですから、「ここまで極端なのか?」と呆れました。
常識的には開催後半の馬場で土曜が外有利っぽいなら日曜は露骨に外だろうと思ってしまいます。
前日の馬場読みが通用しないので今後4週続く京都の予想は公開するなら、内ならこの馬、外ならこの馬と、手広く予想するしか無いかなと思いました。
馬より枠の運不運と思うレースだったので、負けた馬にどうこう評価するのはやめます。ただ日曜の京都芝は重さ、北海道っぽいなと感じました。勝ったビッグシーザー、3着ヴェントヴォーチェ、4着プルパレイからは北海道好走馬、秋から冬に変わる時期、適性が野芝から洋芝寄りに変わってきたようです。
あと4週続く京都芝レースは北海道実績馬を狙うべきだと思いました。
以上、日曜の重賞予想を振り返りました。
さて今週から開催変わりになります。
今週末は中京ダートG1チャンピオンズカップがあります。
東京以外ダートは本格的には研究しませんので、手応えがあれば予想公開しようと思ってます。
ちなみにG1週木曜日公開の出走馬血統診断は有馬記念の週までお休みします。