脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

外枠有利は合ってましたが〜12/21土曜京都・阪神カップの予想結果結果〜

kakikenです。

 

今回は先行土曜重賞の予想を振り返ります。

土曜京都11R 阪神カップ 芝1400M

(予想)

阪神施行の時は外枠が絡みやすいレースでしたが、今の京都(このロングラン開催の)外回り芝1400M戦は外枠が良く絡んでいます。

先週の3勝クラスの芝1400M戦をみる限り、外枠なら先行と差し不問、内枠は差し馬が狙えるという感じ。

馬キャラ的にはマイル寄りよりスプリント寄りの馬の方が合っている感じです。

イメージは1200Mマイルも走れる1400Mベストの馬。

馬場は荒れ馬場、さらに硬い馬場なので血統的には野芝色が強いです。

前回有馬記念の記事で、エアレーションの無い硬い芝でハマる母系として名牝エアグルーヴの名前を挙げました。

有馬記念で該当するのがローシャムパーク。

その流れで阪神カップでも母系エアグルーヴの馬がいます。

⑰レッドモンレーヴ

祖母エアグルーヴ。スプリント寄りでは無いですが間違い無く芝1400がベストの馬。

脚質的に届かない可能性がありますが豪華メンバーが揃ったこのレース、馬場適性は高いのに人気薄になりそうで妙味を感じます。

ちなみに土曜京都4レースでレッドモンレーヴの半妹⑬ルージュレアリーズが出走。こちらも妙味があるので狙えます(ちなみに先週日曜中山12Rの芝マイル戦でレッドモンレーヴの全弟レッドアトレーヴが勝っているので、エアグルーヴの母系が今の馬場が合うのを証明してます)

今の京都は日替わりで傾向が変わる難解馬場なので予想公開は取り止めの予定でしたが、今回はこのレッドモンレーヴをアピールする為に予想したようなものです。

⑰単複

予想に戻ります。

外枠のスプリント寄りの馬でチョイスするなら、

⑫ウインマーベル

⑮ママコチャ

⑯ナムラクレア

この3頭は1200からマイルまでこなせる馬。

ただママコチャは荒れ馬場が合わないイメージなので今回は切り。

穴は野芝色の強い馬場なので母系が野芝血統の馬。

⑤トゥラヴェスーラ 

母父が野芝血統アドマイヤコジーン

⑦アサカラキング  

母父が野芝血統キングヘイロー

この2頭は逃げと追い込みという脚質で2頭一緒に来ることは無いので土曜が差し馬場ならトゥラヴェスーラ、前残り馬場ならアサカラキングを選ぶ感じです。

もう一頭内枠ですが狙いたい馬がいます。

③セリフォス

デビュー以来マイルに徹して来ましたが、血統構成的には間違い無く芝1400がベストの馬。『ついに使って来たか!』という感じ。マイルでは少し足りなくなった感じですが芝1400ならまだまだやれると思います。血統的に今の京都はダイワメジャー産駒は間違い無く合ってます。

③⑤⑦⑫⑯

馬券的には

レッドモンレーヴからこの5頭に流す感じ。

⑰ー③⑤⑦⑫⑯

万が一レッドモンレーヴが不発に終わるなら

③⑫⑯

この3頭が有力です。

その3頭に穴で③⑫⑯に前残り馬場なら⑦を、

差し馬場なら⑤を加える感じです。

(結果)

1着⑯ナムラクレア  1番人気

2着⑪マッドクール  6番人気

3着⑭オフトレイ   9番人気

4着③セリフォス   3番人気

7着⑤トゥラヴェスーラ  12番人気

8着⑫ウインマーベル   2番人気

9着⑦アサカラキング   8番人気

16着⑰レッドモンレーヴ  10番人気

 

芝外回り1400Mは先週までの外枠有利の傾向は変わらず。

外枠の馬中心の予想の方向性は正しかったですが、狙いがズレました。

期待したエアグルーヴ母系のレッドモンレーヴは10番人気16着。ちなみに4レースに出走したレッドモンレーヴの半妹ルージュレアリーズが10番人気13着。

京都適性が無かったとも言えますが、馬場がさすがに真冬の寒さになって、野芝色が弱まり、重さのある馬場、洋芝色、北海道色の強い馬場になった感じです。

実際北海道実績のある馬が合う馬場になってました。

勝ったナムラクレアも北海道実績のある馬。

結局1着2着はマイル寄りよりスプリント寄りでした。

マッドクールも候補でしたが、1400M実績が無いので最終的に切りました。

3着オフトレイルは逆にスプリント実績が無いことでの軽視でした。

1400Mこそ、で、期待したセリフォスは4着。枠、展開のロスはあったものの少しパフォーマンスが落ちている印象。引退はやむを得ずですね。

7着トゥラヴェスーラはそれなり追い込みましたがロスが多かったです。

8着ウインマーベルは出来イマイチの情報もありましたが、さすがにG1激走の反動もあった感じです。

9着アサカラキングは1400ならもう少しやれそうな印象ですけど、今回は力負けだと思いました。

 

 

以上、土曜の重賞予想を振り返りました。

次回は歓喜有馬記念予想を振り返ります。