kakikenです。
難しいレースとわかっていましたが
特に中京はやり過ぎ予想でした。
今年の金杯、まともに予想せず、あるパターンに当てはまった馬を買えば勝ち馬にたどり着けたというオチまでついて。
では日曜の重賞予想を振り返ります。
日曜中京11R 京都金杯 芝1600M
(予想)
今年は中京施行。
21年〜23年のデータと昨年12月開催の傾向から予想します。
基本的に内枠先行という感じですが純粋な先行タイプよりは中団差しタイプが早めの競馬で押し切る雰囲気です。
なので狙いは中団差しタイプの馬。
中京コースなので左回り実績はポイント。東京芝1800Mエプソムカップ好走馬がいれば狙い目でしたが出走無し。ただこのことで分かるように1800あたりでも好走出来る馬の方が合うレースとも言えます。
血統的にはロベルト系、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ。
来週のシンザン記念(中山フェアリーSも)でも同じこと書くと思いますが、冬のマイル戦はダンチヒ(デインヒル)がハマります。
これらを参考にチョイスします。
⑦サクラトゥジュール
東京マイル東京新聞杯勝ち、芝1600から2000で好走してきた馬で適性は高そう。ちなみに昨年違う金杯に出走していた馬(京都なら中山、中山なら京都)は好走パターンに当てはまるという買い要素もあります。
⑩セルバーグ
ロベルト系エピファネイア産駒。中京マイル中京記念勝ちに芝1800小倉大賞典3着とタイプとして1600から1800Mがベストの馬。
⑪コレペティトール
昨年京都での金杯勝ち馬。今年は中京で軽視かと思いきや、この馬はハマり血統ハーツクライ系ジャスタウェイ産駒で、さらにこの馬の母ベガスナイトの産駒は中京得意の馬が多く、近走サッパリの馬ですが血統の良さで激走期待、連覇は十分あります。
⑫フィールシンパシー
この馬も1600、1800あたりがベストの馬、重賞勝ちは無いがどちらの距離でも連対経験あり。血統はハマりのダンチヒ系ベーカバド産駒。前走は騎手の下手くそ騎乗で7着(スムーズなら2、3着あり)で人気落とすなら妙味あり。
⑮ドゥアイズ
この馬も1600と1800で良績がある馬。父キングカメハメハ系ルーラーシップ産駒で母父ディープインパクト、母母父ダンチヒ系とハマり血統ばかりの血統構成。速い上がりに限界のあるこの馬に適した荒れ馬場も合いそう。
⑦⑩⑪⑫⑮
この5頭で3頭馬券になれば理想ですが、仮に2頭でも馬連なら高配当、ワイドでもプラスになるかなと思います。
(結果)
1着⑦サクラトゥジュール 6番人気
2着⑯ウォーターリヒト 4番人気
3着①ロジリオン 2番人気
:
9着⑪コレペティトール 16番人気
11着⑮ドゥアイズ 3番人気
13着⑩セルバーグ 9番人気
14着⑫フィールシンパシー 7番人気
適性の無い馬ばかり選んだ感じの結果。
先行した13着セルバーグ、14着フィールシンパシーはそこまでハイペースでは無い、むしろ前残り展開で大負けしたことがそれを物語ってます。
11着ドゥアイズもここまで負けるのは適性の無さ。
馬場に関しては9月開催の野芝色のある馬場に近いと思いましたが、似て非なるもので、色々ズレがあったようです。
9着コレペティトールは最低人気でこの程度の馬とも言えますが、少し後ろ過ぎ、ロスだらけの競馬で勿体無い結果だと思います。
2着ウォーターリヒト、3着ロジリオンは能力上位はわかっていましたが1400ベストタイプなので今回軽視しました。
ただその後行われた1勝クラスと2勝クラスのマイル戦をみる限り、1400向きの馬の方が好走していたので、今回1800寄りの馬をチョイスしたことが敗因だったとも思ってます。
チョイスした馬で唯一好走したのがサクラトゥジュール。
この馬は前年中山金杯を走った馬。
予想で書いた通り、前年違う金杯使った馬は好走しやすい。
この法則だけ的中した感じ。
ただ私はこの法則から中山金杯はアルナシームに厚くかけることができたのですけど。
日曜中山11R 中山金杯 芝2000M
(予想)
今週からコース替わりで基本内枠先行有利という感じですが、中団差し馬が先行したりするので枠脚質は気にせずでいいと思います。
血統ではロベルト系、スクリーンヒーローの血がいいです。
適性としては中京の金杯同様芝1800の重賞実績のある馬が狙えます。
枠順から外枠に有力馬が揃いましたが、狙いは内枠。
②アルナシーム
このレースハマり血統スクリーンヒーロー系モーリス産駒。母は有馬記念2着シャフリヤール、皐月賞馬アルアインの全姉。中山実績は無いものの今の馬場は合うはず。
昨年京都金杯出走で、前年違う金杯使った馬は京都金杯同様に中山金杯でも好走パターンなので買い要素は多い馬です。
③パラレルヴィジョン
中山マイルのダービー卿CT勝ちからマイルの印象がある馬だが、本質1800、2000が合う馬。キズナ産駒も今の中山はハマり、母母父にスクリーンヒーローの父系シルバーホークがあり、いかにも中山金杯向きを感じさせる馬です。
この2頭と外枠の馬の組み合わせです。
⑭リカンカブール
⑮クリスマスパレード
⑯ボーンディスウェイ
⑰シンリョクカ
⑱ホウオウビスケッツ
この外枠5頭では血統的にはハーツクライ産駒ボーンディスウェイが良いです。ただこの馬は重賞では足りない印象。シンリョクカは重賞芝1800での実績もあります血統構成的に中山では2000という感じは無いです。
ホウオウビスケッツはハンデの重さが気になり切ってもいいところですが実績としては好走馬キャラとしてはドンピシャの馬なので押さえます。
リカンカブール、クリスマスパレードは中山では底を見せておらず買います。
結論として
②③⑭⑮⑱
馬券的な話をすれば、
②―⑭⑮⑯⑰⑱
③―⑭⑮⑯⑰⑱
でもいいかと思います。
他で気になったのが⑦マイネルモーント。ただゴールドシップ産駒なので今回ある程度速い時計が出ると予想、時計面で少し足りないと感じ切りました。
(結果)
1着②アルナシーム 4番人気
2着⑦マイネルモーント 6番人気
3着⑯ボーンディスウェイ 8番人気
4着⑮クリスマスパレード 1番人気
:
6着③パラレルヴィジョン 7番人気
9着⑱ホウオウビスケッツ 2番人気
15着⑭リカンカブール 5番人気
中京の京都金杯に続いて中山金杯も前年違う金杯を使った馬の勝利!
偶然だと思いますがそれも競馬の面白さ。
まあアルナシームはハマり血統スクリーンヒーロー系モーリス産駒というのも買い要素でした。
展開的に恐らく外の有力馬が先行馬ばかりなので内枠の差し馬は狙えるということでアルナシームとパラレルヴィジョンを狙いましたが、結果的にその狙いが正しかったと思います。
ただチョイスから漏れたマイネルモーント、ボーンディスウェイが2着3着と予想としては最悪な結果でした。
マイネルモーントは持ち時計が無かったことで切りましたが、展開が向いたのもありますがゴールドシップ産駒で1分58秒台で走ることができたこと、この馬の能力の高さを感じました。
ボーンディスウェイはクリスマスパレード、ホウオウビスケッツを見ながらの競馬でタフな展開になったことがプラスになりました。
4着クリスマスパレードはホウオウビスケッツの圧を感じる逃げで最後バテましたがそれでも4着、負けて強しでした。
ホウオウビスケッツはタフな流れで59.5キロはさすがに厳しかったですね。
6着パラレルヴィジョンはそこそこ走った感じですが正直マイルでも2000でもなく1800がベストな感じ、次走中山記念を使ってほしいです。
15着リカンカブールはスタート出なかった時点で終了でした。
以上、日曜の重賞予想を振り返りました。
今年のスタートはイマイチな結果となりました。
ただ『前年違う金杯を使った馬は買い』という法則が確立したので、来年の予想に役立てたいと思います。
ただ毎年ですが正月競馬は滅茶苦茶な競馬が多いので、こんなものかと思うしかないです。
この日曜月曜の競馬で何となく馬場の雰囲気は掴めたので今週末は巻き返そうと思います。日曜中山フェアリーS、月曜中京シンザン記念を予想する予定です。