脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

土曜夕方の散水が生んだ?想定外の馬場で撃沈〜11/2日曜東京・天皇賞(秋)の予想結果

kakikenです。

 

JRAのホームページで土日朝9時20分頃に更新される馬場情報。

日曜朝、更新された馬場情報を見て「嘘だろ」と唖然。

土曜に散水『あり』の表示。

土曜の後半でようやく良馬場に回復した東京芝。

さすがに散水は無いと思ってました。

その瞬間、メイショウタバル仕様の馬場にされたと感じました。

嫌な予感。そしてその予感だけ的中しました。

今回愚痴と言い訳で長くなりますのでお許し下さい。

 

では日曜の重賞G1の予想を振り返ります。

日曜東京11R 天皇賞(秋) 芝2000М

(予想)

前回菊花賞の予想回顧の最後で触れた天皇賞の狙い馬。

近年好走タイプがマイラータイプよりステイヤータイプが良いということで、

アーバンシックをイチオシ。

次点でタスティエーラ、ジャスティンパレスでした。

では枠順や土曜の馬場を見てどう変わったか?

狙い馬たちは内枠好枠ゲット。近年外枠はほぼ皆無。

馬番出目傾向の比率としては①〜④1つ、⑤〜⑩2つという感じ。

ただ近年年齢で6歳以上がほぼ馬券になってない点でジャスティンパレスは微妙に。

土曜の馬場傾向は血統は先週までと変わらず野芝色の強い馬場。

脚質的には明らかに内伸び、先行有利。外から豪快に差す感じでは無いです。

となるとアーバンシックよりある程度好位で競馬出来るタスティエーラ優位。

タスティエーラの推し理由は昨年2着、菊花賞2着という実績以上に血統、特に母系が良いです。

母父マンハッタンカフェ母母父フレンチデピュティ

これが冒頭の前振りの答えです。

タスティエーラは旬の血統の馬であるという理由が一番の強調材料です。

因みにデピュティミニスター系の血のある馬5頭は、

⑤タスティエーラ 母母父フレンチデピュティ

⑧ホウオウビスケッツ 父がデピュティ系マインドユアビスケッツ

ミュージアムマイル 母母父フレンチデピュティ

⑬メイショウタバル 母父フレンチデピュティ

⑭クイーンズウォーク 母母父デピュティミニスター系

先行有利でメイショウタバルも武豊騎手鞍上の逃げ先行馬なので要注意とも言えますが差し馬が32から33秒台を繰り出す中34秒〜35秒台の上がりでは厳しいかなと。そもそも大外枠は不利という点でも買えないです。

同じくクイーンズウォークも左回り巧者、母父アンブライドルド系母母父デピュティ系とハマりですが、大外枠という点で買えないです。

先行ならある程度上がりも使えるホウオウビスケッツが良いです。

ミュージアムマイルは当初消し対象でしたが、フレンチデピュティの血があるので捨てられませんでした。

さてアーバンシックはどうするか。

前走宝塚記念は渋った馬場が合わず、有馬記念も前残り馬場でスタートミスり後手の位置取りが敗因。今回は位置取りは不安ありも良馬場で走るのはプラス、菊花賞馬でステイヤー印象ですが、芝2000の鬼ハービンジャーが母父にあることで芝2000の適性はかなり高く今回②アーバンシックは1番妙味を感じる馬です。切れない差し馬なので外を回さず内から馬群割るイン差しを期待します。

結論としては

1着候補⑤タスティエーラ流し

2着3着候補②アーバンシックの2頭それぞれで流す馬券

相手は内枠勢⑥ブレイディヴェーグ⑦マスカレードボール、⑧ホウオウビスケッツ、⑨ミュージアムマイルの4頭。

⑤ー②⑥⑦⑧⑨

②ー⑥⑦⑧⑨

内枠だったスプリンターズSが外枠の逃げ先行2番手でのワンツーという嫌味な結末も不気味ですが外れるまでは傾向を今回は信じます。

(結果)

1着⑦マスカレードボール 1番人気

2着⑨ミュージアムマイル 3番人気

3着③ジャスティンパレス 8番人気

5着②アーバンシック 10番人気

8着⑤タスティエーラ 2番人気

10着⑥ブレイディヴェーグ 4番人気

13着⑧ホウオウビスケッツ 7番人気

 

土曜は稍重スタートで午後から良馬場に回復したものの、全体としてはスローの上がり勝負という印象。

日曜も同じ傾向、稍重より時計掛かる印象すらあり、「どうしてここまでドスローになるのか」と疑問に。

そこで思ったのが土曜夕方の散水の影響です。

良馬場なのは直線だけで他は良馬場では無い。

ん?

これ春の東京G1のVマイルの回顧でも同じこと言ってる(サムネが『馬場読み不発!良馬場なのに重馬場でした』)のを思い出しました。

回顧の中でそういう馬場が得意のデクラレーションオブウォー産駒シランケドを追加で買ったと書いてます。

今回は前残り馬場と思って買いませんでしたが、シランケドは明らかに合っている馬だと日曜の時点では思うようになってました。

シランケドは驚異の上がり31秒7で4着。

間違い無くペース、緩い馬場が合っていました。

クラレーションオブウォー産駒は基本こうした時計が掛かる馬場のヨーイドン競馬向き。ドレフォン産駒(渋った時計の掛かる皐月賞勝ちのジオグリフが代表産駒)とにています。G1では重馬場ならあり、良馬場なら無し(良馬場ならG1でドスローにはなりにくい)という評価です。

そして今回の馬場も直線以外良馬場では無かったことをシランケドの好走が証明してくれています。

メイショウタバル仕様の馬場にしたのでは?

そう疑いたくなるのはメイショウタバルが緩い馬場得意だからです。

メイショウタバルは今回ドスローで逃げて直線上がり33秒1。

こレース後『こんな速い上がり使えるのか?』という書き込み、動画を散見しましたが、この馬は緩い馬場なら使えるのです。良い例が重馬場の毎日杯。逃げて上がり34秒4(他の馬35秒台)でした。

これが馬場適性です。今回、もう少し乾いて硬化した良馬場なら仮にドスローで逃げても34秒台だったと思います。

メイショウタバルは直線一度交わされたタスティエーラを差し返す粘りを見せたあたりも馬場が合っていたことを示しています。

その差し返された時のタスティエーラへの絶望は相当でした。

8着タスティエーラは先頭に立つのが早すぎた印象、結果的にバテてしまった感じでしたが、騎手心理として切れ味勝負になると分が悪いということ。緩い馬場では無くこのスローペースが向かなかったというのが敗因。

勝ったマスカレードボールはタスティエーラの背後、2着ミュージアムマイルがマスカレードボールの背後という感じでした。タスティエーラは結果的に先導役になってしまいました。

今回のスローペースで結果的にマイラー寄りの3歳2頭に有利なレースとなったと思っています。特にミュージアムマイルにとって切れ味勝負の流れが2着好走になったはずです。

3着ジャスティンパレスは予想冒頭のステイヤータイプとして候補にした一頭。

過去10年6歳以上は馬券になっていないデータからあっさり切ってしまいました。

しかし考えてみればジャスティンパレスはイクイノックス、ドウデュースのいた世代です。世代レベルを考えたら、切ったのは間違いでした。ジャスティンパレスは今回インの4番手あたりの早めの競馬、鞍上の団野騎手の好騎乗でした。

今回期待したアーバンシックは5着。初来日のプーシャン騎手は5着に「復活してくれました」と満足そうにコメントしてますが、正直プーシャン騎手は馬場を分かってない感じ(初来日で仕方無しですけど)でした。今回も追い込みになりましたが、予想の所で「馬群を割って……」と書いてますが、今回はインに割って入るスペースは無かったので外回すロス。好枠ゲットでも追い込みでは意味の無い結果。他の騎手でジャスティンパレスの位置取りなら違った結果もあったかなと思います。

相手候補としてチョイスしたブレイディヴェーグは10着。今回スタートで両隣タスティエーラとマスカレードボールに進路を塞がれて後手になったのが全てでした。ただこの馬はやはり本質は非根幹距離1800か2200で狙う馬(ライラックと同じタイプ)なのかなとも思います。

13着ホウオウビスケッツは岩田騎手が武豊騎手には逆らえないという感じの2番手で馬は全くリズムに乗れなかったですね。馬が可哀想でした。

武豊騎手が逃げるとホント厄介だということが良く分かる結果でした。

愚痴や言い訳してきましたが、内枠有利、ステイヤータイプの3着好走と傾向通りではありました。ジャスティンパレス軸にしていれば完璧的中とも言えたので、結局はチョイスミスという、毎度毎度のやらかしただけとも言える結果でした。

今月末ジャパンカップがありますが、今年はゴリアットなど名だたる海外強豪馬が登録してますが今年の馬場設定がこのまま続くならば海外強豪馬が勝ち負けする可能性があると思います。

 

 

以上、日曜の重賞G1の予想を振り返りました。

さて今週末はG1無し、東京で土曜京王杯2歳Sと日曜アルゼンチン共和国杯があります(ダートみやこSは除外)。

2歳重賞は基本見送りですが京王杯2歳Sは血統的に面白い馬が登録してますので出走したら予想するかもしれません。

確実に予想するのがアルゼンチン共和国杯。このレースは前走3勝クラス勝ち馬が狙えるレースでしたが今年は登録無し。今年の馬場設定なら重馬場のヨーイドン競馬が合う馬あたりをチョイスしようかと思っています。