脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

難解すぎた重馬場のヨーイドン競馬〜11/9日曜東京アルゼンチン共和国杯の予想結果〜

kakikenです。

 

今回は先日日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜東京11R アルゼンチン共和国杯 芝2500М

(予想)

土曜の東京芝レースは先週と変わらず、時計平凡で上がりが速い、ヨーイドン競馬。

内伸びで縦長にならない一団の隊列。

先週は昼過ぎまで稍重だった土曜夕方に散水したことに疑問を持ちましたが、明日は雨予報がありますが、これで土曜夕方散水していたら笑えます。

明日の雨は馬場状態に影響与えるレベルではなさそうです。

というより、雨が降らなくても重い馬場でしょう。

昨年ハヤヤッコが良馬場で勝った理由も1年経った今なら納得です。

昨年はペースが速く差し追い込み展開になったのもありますが、そもそも重い馬場なので重馬場巧者ハヤヤッコには走りやすい馬場だったのでしょう。

そんなハヤヤッコの母父がクロフネ

冒頭話題にした11月旬のデピュティミニスター系。

今回父、母父、母母父にこの血統があるのは2頭。

⑪ホーエリート 母母父クロフネ

プラダリア 母父クロフネ

6枠2頭です。

ホーエリートは春の同距離重賞目黒記念2着で今回も人気。父ルーラーシップ母父ステイゴールドで重め設定の今の馬場は合うので普通に評価。

プラダリアはさすがに厳しい?

いえいえ、青葉賞好走、菊花賞出走というこのレースの好走馬条件を満たす馬。さすがに上がりの脚が出せて34秒台なので他馬が33秒台で走る展開だと厳しいですが簡単に前の止まらない馬場なのでダメ元の穴馬としてチョイスします。

ホーエリートの名前が出たのでもう一頭、強力穴馬のプレゼンをします。

このレースは以前前走3勝クラス六社S好走馬が高確率で好走する簡単なレースでした。しかし六社Sは春に移動、変わりに登場したのが昇仙峡S。

昨年その昇仙峡S2着からアルゼンチン共和国杯に出走したのがタイセイフェリーク。6番人気2着でした。昨年注目馬としてこのブログでも紹介しました。

その昨年出て欲しいと願っていたのが昇仙峡Sを勝った馬。それが、

①ワイドエンペラー

今年出走してくれました。リンクするレースを勝った馬なのでこのレースの適性があるのは間違い無いです。では実力はどうか。

そこで物差しになるのがホーエリート。オールカマーでホーエリート5着、ワイドエンペラー7着。着差コンマ2秒。その時ホーエリートの斤量55キロ、ワイドエンペラーは57キロ。今回ホーエリート55.5キロ、ワイドエンペラー55キロ。今回逆転は十分あり得ます。ワイドエンペラーはスローのヨーイドン向き。今の馬場はスローペースになりやすいので向くと思います。直線どれだけ追い込めるかに期待。

昨年は少しタフな流れになったのですが、その昨年ペースを読めず早めに勝負に行った馬がいました。

⑤セレシオン

昨年3番人気6着。昨年の予想でも名前を挙げた一頭。昨年のレースは中団からの競馬、残り400で先頭に並びましたが残り100あたりでハヤヤッコやタイセイフェリークの差し追い込み勢に飲まれました。セレシオンは荻野極騎手がずっと乗り続けています。昨年のミスは騎手も分かっているはず。東京2500はトニービン、そのトニービンを内包するハーツクライ産駒が合いますので血統的にも期待出来る馬。荻野極騎手といえば菊花賞エキサイトバイオの高配当好騎乗。再度期待したいです。

最後にこのレースで一番買いたい馬をトリで紹介。

⑭ボルドグフーシュ

何と言っても買いはスクリーンヒーロー産駒ということ。

土曜の京王杯2歳Sの予想で少し触れましたが、デピュティミニスター系が旬という話をしてますが、負けずにこの時期の東京走るのがグラスワンダーの血。グラスワンダー自体はこのレース負けてますが、当時骨折明け仕上がり途上での敗戦(それでも現在の京王杯2歳Sにあたり京成杯3歳S圧勝)してますが、その産駒スクリーンヒーロースクリーンヒーロー産駒ゴールドアクターがこのレースを勝ってます。

元々有馬記念でイクイノックスの2着がある実績馬。東京は初コースですが絶対に適性はあります。先週のジャスティンパレスで再認識させられた強い6歳世代。ここで復活の勝利を期待します。

①⑤⑪⑫⑭

今回はこの5頭。穴馬3頭チョイスと特大ホームラン狙いです。

ただ適性、根拠のある穴馬なのでマジ期待してます。

週の初めはボルドグフーシュの単複一点の予定でした。

なので絞るならボルドグフーシュ軸から4頭流しです。

因みに絶好調ルメール騎手のスティンガーグラスですが、目黒記念大敗から感じるのが速い上がりの無さ。スローのヨーイドン競馬にはしたくないのである程度タフな流れで先行することが考えられますが、それでも他の馬の上がりの脚に屈する不安が大きく、今回は切りました。

(結果)

1着⑬ミステリーウェイ 9番人気

2着⑱スティンガーグラス 1番人気

3着⑥ディマイザキッド 3番人気

4着⑤セレシオン 8番人気

6着⑪ホーエリート 2番人気

10着⑫プラダリア 14番人気

11着⑭ボルドグフーシュ 4番人気

15着①ワイドエンペラー 13番人気

 

予想冒頭で「これで土曜夕方散水したら笑えます」と書きましたが、本当に散水しました。正直笑えませんでした。猛暑の時期なら分かりますが、さすがに冬モードになっているこの時期、普通ならありえません。

なので東京の馬場造園課の「絶対高速馬場にしない」という意意志の強さすら感じます。ジャパンカップの外国馬への配慮を感じます。

内伸び、重馬場のヨーイドン競馬。

凱旋門賞のイメージかな? 

なんて思ってましたが、勝ったミステリーウェイの母系はサドラーズウェルズ系にデインヒル系でまさに凱旋門賞黄金配合。

前走丹頂Sが強い逃げ切り勝ちで面白いかなと思いましたが、過去10年逃げ馬が馬券になったことないデータがあり、逃げるのが分かっていたこの馬は買えないという評価になってしまいました。

大逃げのように見えてマイペース、直線後続に飲まれるように見えましたが、結果的最後まで粘り通しました。好騎乗とも言えますが、同時にこの開催の道中のペースが余りに緩いのはやはり馬場が緩く設定されていることが要因に思われます。

1着と14着の着差コンマ6秒。

1着から15着までが上がり34秒台。

上がりの脚に差が無いので位置取り、コース取り、仕掛け時の僅かな差が着順の差になったと思います。

大逃げに見えたミステリーウェイはマイペースでしたが、人気で先行したホーエリート、それをマークして今回先行策のボルドグフーシュは、3コーナー辺りから仕掛けて脚を使ってしまった為、最後直線で脚が止まり、逃げたミステリーウェイを捕らえるどころか差し追い込み勢に飲み込まれる結果になりました。

2着スティンガーグラスは今回先行しませんでした。ホーエリートの戸崎騎手、ボルドグフーシュの横山武史騎手が先行したことからも分かる前残り馬場でのこのルメール騎手の選択は意図的だと思いました。結果的に好走しているので正解でしたが、段階的にポジションを上げていく感じで余力を残した騎乗はさすがでした。

有馬記念でも使える騎乗。スティンガーグラスはキズナ産駒ですが、キズナ産駒がハマる暮れの中山2500M。出走は先になるかもしれませんがスティンガーグラスの有馬記念を見てみたいです。

3着ディマイザキッドは道中中団、岩田望来騎手はある程度前を意識した騎乗。今回は距離が長いと思い切りましたが、距離が長いから3着止まりとも言えますけど、距離を思えば今回は3着好走だったと思います。

チョイスした馬たちは全て馬券圏外。

最高着順がセレシオンの4着。自分の競馬は出来たと思いますが、全ての面でパンチ不足を感じました。いっそダイヤモンドSやステイヤーズSといった長距離戦を使うべきだと思います。

6着ホーエリートは同じく早仕掛けで潰れたボルドグフーシュと比べれば大崩れせず粘れたと思います。11着ボルドグフーシュ含め勝ちに行っての失速、仕方無しと思いますが、それにしてもボルドグフーシュは予想外の負けっぷり。正直今後は買える雰囲気は無いです。

10着プラダリアは後ろ過ぎ。

ワイドエンペラーも直線インを突いてそこそこ伸びています。15着ですが着差は勝ち馬とコンマ6、道中の位置取りの差という結果。

ハンデ戦らしい結果とも言えますが、こうして振り返りをする中で結局ミステリーウェイが上手く逃げたと改めて感じました。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

さて今週末は京都でG1エリザベス女王杯があります。

現時点の注目馬は今の京都でハマっているキタサンブラック産駒で、さらに洋芝色アップの京都芝の状態から北海道実績のあるココナッツブラウンです。

次点で距離2200M非根幹距離なので芝1800芝2200なら無条件買いのライラック、京都2200Mの合うサトノダイヤモンド産駒シンリョクカに注目してます。

なお今週末は日曜エリザベス女王杯のみの予想公開になります。