脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

ライラック4着、ちょっとした差が出た結果~11/12日曜エリザベス女王杯&福島記念の予想結果~

kakikenです。

 

早速ですが先週日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜福島11R 福島記念 芝2000М

(予想)

福島重賞ではラジオNIKKEI賞好走馬の出走があれば中心視するのがベター。

⑤シルトホルン ラジオNIKKEI賞2着

⑭バビット   ラジオNIKKEI賞1着

忘れた頃のバビットも怖いですけど、勢いのある⑤シルトホルンをチョイス。

この馬中心で良さそうです。

例年このレースは先行有利になるのですけど、今回先行馬のシルトホルンが人気ということでマークが厳しくなると想定されますし、シルトホルンがタフな先行レースした場合差し馬が届く可能性があります。その時浮上するのが、

②カレンルシェルブル

⓺ホウオウエミーズ

もう一頭タフな中山の馬場で重賞2勝馬ローシャムパークに勝っている

⑧ノースザワールド

人気どころばかりですが、この4頭BOXで勝負します。

②⑤⑥⑧

(結果)

1着⑥ホウオウエミーズ    3番人気

2着⑦ダンディズム     12番人気

3着②カレンルシェルブル   4番人気

6着⑤シルトホルン      1番人気

10着⑧ノースザワールド    2番人気

 

日曜の福島芝は差しが決まる馬場になっていました。

この時点でシルトホルンは厳しい感じでしたが案の定でした。

1着ホウオウエミーズ、3着カレンルシェルブルは差し展開になった時のチョイス馬、期待通り好走してくれました。

ただ2着のダンディズムは拾えませんでした。札幌でそこそこ好走、血統も悪くない。ただ福島実績の無さから買いにくい馬でした。この馬はマンハッタンカフェ産駒。

マンハッタンカフェは冬血統でもあります。

季節とともに血統も冬モードなのかな、と感じる結果でした。

6着シルトホルンはちょっと自分の競馬ではなかった感じもしましたが、差し馬場では厳しかったです。

10着ノースザワールドは中山での好走から(福島と中山は馬場リンクするので)期待したのですけど、さっぱりでした。

5着に⑬ウインピクシスが入ったのですが、内枠有利のレースとみて切りましたが、この馬がやはり内枠有利のレースだったという象徴的な存在でした。ただ外枠、先行での5着でウインピクシスの福島適性の高さを改めて感じました。

 

日曜京都11R エリザベス女王杯 芝2200М

(予想)

このレースは傾向的に外国人騎手BOXで馬連、最悪ワイドが当たります。

今年の該当馬は4頭。

①ブレイディヴェーグ

⑥ディヴィーナ

⑦ジェラルディーナ

⑬サリエラ

それぞれにマイナス要素を持っている馬たちなので積極的に買いたくないのが本音ですけど、データ、傾向も重視するのでここは逆らえません。

買いたい馬は京都コースが合う可能性が高い馬。

⑨アートハウス

切れる脚が無い馬ですが、京都の下り坂を味方にして粘り通すことを期待します。休み明け、川田騎手がハーパーを選ぶ、などマイナス要素から人気を落していますが、この馬の戦績をみると休み明けに好走して、2走目で凡走というパターン。川田騎手は乗れませんが先行馬に乗せればしぶとく粘らせる坂井騎手。人気薄の妙味からも買いです。

ライラック

昨年の2着馬。ステイゴールドオルフェーヴル産駒、前走不向きと思われた東京、府中牝馬Sで3着に好走。エリザベス女王杯3年連続2着したクロコスミアがステイゴールド産駒で府中牝馬Sも勝っていて、クロコスミアと同じ2着キャラを期待。京都コースが得意なステイゴールド系なのでコース替わりも問題無し。

結論として。

今回はこの買いたい2頭に外国人騎手の4頭、川田騎手③ハーパーを加えた7頭。

さすがに7頭BOXは出来ないので、

⑨アートハウス流し ⑨ー①③⑥⑦⑬

ライラック流し  ⑪ー①③⑥⑦⑬

 

タテ目①③⑥⑦⑬の5頭BOXでいいかもしれませんけど。

(結果)

1着①ブレイディヴェーグ   1番人気  ルメール

2着②ルージュエヴァイユ   5番人気

3着③ハーパー        3番人気

4着⑪ライラック       4番人気

5着⑧ジェラルディーナ    2番人気  ムーア

6着⑬サリエラ        6番人気  マーカンド

7着⑦ディヴィーナ      8番人気  デムーロ

13着⑨アートハウス      9番人気

 

人気通りの結果。

そして内枠ばかりの結果。

京都コースなのでこういう結果がしばしばありますね。

ジェラルディーナは出遅れも響きましたが、やはりこのレースがある程度前目につけるか、内でロスなく運ばないと厳しいレースなのだと感じる結果でした。

私が期待したライラックは結果的に外枠で、位置取りも少し後ろ過ぎという感じでしたが、直線は馬群を割ってロスなく走りました。

しかし4着。

戸崎騎手。

2020年のエリ女で自信があったセンテリュオで5着。

直線外にぶん回したロスが無ければ、と戸崎騎手を責めました。

その時よりは今回マシなレースはしましたが、関西で戸崎騎手を軸にするのは作戦として間違っていたような気もしました。

13着惨敗のアートハウスですが直線向いた時は一瞬「粘るか!」と色めきましたがその後バッタリとまりました。ペース的には理想でしたので、骨折明けの影響や距離も長い気もしました。そもそもGⅠでは無理なのか、とも感じました。

血統の良さや馬の適性からチョイスしましたが、色々失敗しました。

ルメール騎手を見習いたいですね。

ルメール騎手はチョイスミス無く勝利。ロードカナロア産駒が微妙だと思いましたがそもそも強いロードカナロア産駒が出走していなかっただけなのでしょうね。

川田騎手もチョイスミスせずでした。

今年は外国人騎手BOXは不発でしたが、結果的に上位には来ていました。

京都コースは極端な傾向、結果になるので枠順は重要だなと改めて思いました。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

この秋のGⅠは散々です。

ちょっと狙いすぎな感もしますけど、何となく芝質も微妙に違っていて、猛暑の影響かなとも思ったりします。

今週末は京都でマイルチャンピオンシップがあります。

実績通りで決まりやすいレースなのですが、京都適性の高そうな穴馬も出走を予定しています。ロスなく運べる内枠を引けば面白いと思っていますが、その馬の詳細含めて、木曜夕方以降公開予定の『出走馬血統診断』のチェックをよろしくお願いいたします。