脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

人気決着ですがほぼ予想通り~1/28日曜根岸S&シルクロードSの予想結果~

kakikenです。

 

早速ですが日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜東京11R 根岸ステークス ダート1400М

(予想)

冒頭述べたように血統でいえばストームキャット系とキングカメハメハ系を買えばいいのが東京ダート。

根岸Sに関しては毎年のようにこのレースの好走馬が次走フェブラリーSで好走するパターン。

だったらフェブラリーS、ダートマイルが合いそうな馬をチョイスすればいい。

イメージとしては純然たるダート血統よりも芝もこなせそうなタイプがいいです。

枠に関してはざっくりと良のダートなら真ん中から外枠で、渋ったダートなら内枠も狙える。

そんな感じでチョイスすると、

⑦エンペラーワケア 

キングカメハメハロードカナロア産駒で、母母父ストームキャット

血統は完璧、1400しか走っていませんがいかにも根岸好走でそのままフェブラリーSも好走するタイプです。

サンライズフレイム

ストームキャット系ドレフォン産駒。こちらもダート1400での好走が目立ちますがデビュー戦は東京ダート1600で快勝。こちらはフェブラリーSではちょい足りない感じですが根岸ステークスなら勝負になります。

⑫タガノビューティー

ストームキャットヘニーヒューズ産駒。過去2年もイチオシ馬として取り上げています。追い込み脚質がハマるかどうか次第ですけど、今年に関してはフェブラリーS含めてこの馬もチャンスがある状況。賞金加算して今年こそフェブラリーSに出走して欲しいです。

というわけで人気3頭。

この3頭が抜けている雰囲気です。

この3頭で2頭は馬券になるはず。

手広くチョイスするならエーピーインディ系③フルム、⑪パライバトルマリン、⑭アルファマムを入れれば良さそうです。

ただこれらも人気どころなので4頭目は穴馬を。

⑨エクロジャイド

ストームキャットヘニーヒューズ産駒で母父キングカメハメハ。1400Мの実績が無いために全く人気がないですが、血統的には東京ダート1400,1600がドはまりの馬。合わない条件だった近2走で評価がダダ下がりで今回妙味を感じます。

⑦⑨⑩⑫

(結果)

1着⑦エンペラーワケア   1番人気

2着⑯アームズレイン    6番人気

3着⑩サンライズフレイム  2番人気

13着⑫タガノビューティー  3番人気

15着⑨エクロジャイド   12番人気

 

勝ち時計1分24秒1。

タガノビューティーの石橋騎手はレース後3コーナーあたりからの緩みを敗因としてあげていましたが、かなり緩い流れ、これでは前は止まりません。

なので後ろにいた馬たちは用無しレースでした。

最後まで粘ってあわやのレースを見せたヘリオスの鞍上はレジェンド武豊

さすがに他の騎手も喧嘩は売れずまんまとスローに落とした感じでした。

タガノビューティーは展開に左右される馬なのですがそれにしても負けすぎ。ここまで脆い馬だとやっぱり重賞では無理だと感じました。

エクロジャイドに関してもダートの中でもスピード不足な馬、上り勝負には向かない感じでした。

勝ったエンペラーワケアは完勝。

予想でも書きましたが、この馬がそのままフェブラリーSも好走しそうです。

抜けてしまった2着アームズレインは完全なノーマーク。コパノリッキー産駒や、ローテーション的に買えない感じで、レース的にも展開に恵まれた印象。ただ見落としていたのは3歳時芝重賞ファルコンSや葵Sで5着とそこそこ好走していた点。予想のところでも書きましたが、根岸Sの好走馬は純然たるダート馬より芝でもそこそこ走れる馬がいいので、その点では当てはまっていました。

サンライズフレイムはこの馬にしては早めの競馬を余儀なくされる感じ、ペースが恵まれませんでしたが、それでも3着確保した点では評価できます。

最後に次走フェブラリーSに向けて、

1着エンペラーワケアはフェブラリーSでも勝負になります。

2着アームズレインはマイル向きではないので厳しいです。

3着サンライズフレイムは本来の差し競馬に撤して展開が向けば好走可能。

 

 

日曜京都11R シルクロードS 芝1200М

(予想)

それぞれの馬に長所があるチョイスの難解なレース。

とりあえず今回は今の京都の馬場傾向に沿ってチョイスします。

土曜の京都芝レースは露骨に内をさけるレースばかり。

そこまで内が悪いとも思えませんが、内が伸びないということなのでしょう。

内を通ればある程度外差しも期待できるレースなのですが、先行馬が真ん中から外目を通れば差し馬はさらにロスの外を通るか、伸びない内を通るかしかない。

いずれにせよ外枠や差し馬には不利だと考えます。

狙いは内から真ん中あたりの先行馬です。

血統的にはキングカメハメハ系がダントツで良さそう。

④ルガル  キングカメハメハドゥラメンテ産駒

⑤エターナルタイム キングカメハメハロードカナロア産駒

他では芝1400М重賞実績ある馬が狙えます。

⑦ジューンオレンジ

フィリーズレビュー3着。軽いハンデも魅力。今回は馬場の内を避けるため1200プラスαな距離なので芝1400タイプのこの馬に向く馬場だと思います。

④⑤⑦

内からはこの3頭。

外では⑬アグリ、⑮バースクライ、⑯トゥラヴェスーラ。

能力的には⑬アグリが一枚上なので押さえの4頭目に。

④⑤⑦⑬

結果的に人気、無難な予想になってしまいました。

(結果)

1着④ルガル        2番人気

2着⑬アグリ        1番人気

3着⑤エターナルタイム   3番人気

12着⑦ジューンオレンジ   6番人気

 

日曜の京都芝は最初の5レースからインを走る土曜と違うコース取り。

外も荒れて来たので内と外の違いを確かめた印象でした。

そうなるとある程度外差しが届く馬場になりそうな感じ。

5着ショウナンジパング、6着トゥラヴェスーラが来ていた辺り、外枠の追い込みも来ていたようですが、このレースは予想通り内の先行馬と、外の実力馬での決着。

勝ったルガルは見た通りの完勝。コース取りなども完璧でした。

2着アグリはやはり実力がありますね。不利な条件でもしっかり2着確保。

3着エターナルタイムは初のスプリント戦で3着好走、さすがルメール騎手でした。

ジューンオレンジは先行してやれることはやった感じでしたが、ちょっと足りない印象でした。

このレースの好走馬についての高松宮記念への評価ですが、勝ったルガルより2着アグリの方が評価できます。枠次第な面が強い高松宮記念で好枠を引けばアグリあたりは勝ち負けできそうですし、ルガルも今回同様高松宮記念でも好枠引ければ勝負になりそうです。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

人気通りの結果とはいえ、ほぼ予想通りだったので納得しています。

さて今週末は日曜に東京で東京新聞杯、京都できさらぎ賞があります。

京都は馬場が不安定な感じなので現状何とも言えませんが、配当妙味で言えば混戦の東京新聞杯だと思いますので、今週末もしっかり的中させたいと思います。