kakikenです。
注目した小林美駒騎手は土曜は３鞍騎乗しましたが全く見せ場無しでした。
ただ可能性が高いのは日曜なので明日は期待しています。
では土曜の重賞予想を振り返ります。
土曜中京11Ｒ ファルコンＳ 芝１４００М
（予想）
今年の三歳重賞は難解レースばかりですがこのレースもやはり難解。
土曜は雨の影響もあり馬場傾向も不確定なので血統重視で予想します。
この時期は競馬場不問で馬場が渋ればハマりやすい血統があります。
ダンチヒ系
これらいずれかがある馬をチョイスします。
⑧ペースセッティング
父、母父がダンチヒ系クロス。母母父がストームキャット系と文句なし。
逃げ先行脚質なので極端な外差し馬場にさえならなければ好走確実。
父がキングカメハメハ系リオンディーズ産駒。母父がダンチヒ系ハービンジャー。芝１４００Мがベストで、実績的には渋った馬場で好走していることから重馬場巧者。
⑤バグラダス
父がダート血統エーピーインディ系マジェスティックウォリアーで母父ディープインパクトに母母父フレンチデピュティ。
ダートの新馬戦を勝ち、芝では重賞新潟２歳で４着、その後東京芝１４００Мの１勝クラスを快勝し、ＧⅠ朝日杯５着と非凡な才能を感じます。ディープボンドやモズベッロなど重馬場巧者を出す村田牧場の生産馬。馬場が渋れば好走必至。
展開一つで多くの馬にチャンスがありそうなので厳選してこの３頭。
馬連、ワイド狙いで。
⑤⑦⑧
おまけにもう一頭、予想以上に馬場が悪化した時浮上しそうなのが
③ウメムスビ
芝１４００Мは長い感じですが血統的には重馬場得意なアドマイヤムーン系のファインニードル産駒なので重馬場なら狙いたい馬です。
③⑤⑦⑧
（結果）
１着⑥タマモブラックタイ ８番人気
２着②カルロヴェローチェ １番人気
３着④サウザンサニー １４番人気
：
７着⑤バグラダス ３番人気
９着⑦スーパーアグリ ５番人気
11着⑧ペースセッティング ２番人気
14着③ウメムスビ １０番人気
チョイスした４頭全くダメでした。
血統は重馬場向きでしたがどちらかといえばこのレースが良馬場だったら狙うべき馬たちだったような気もしました。
実は勝ったタマモブラックタイは当日ハマっていることに気づき単複を買いました。
この馬はダンチヒ系のデクラレーションオブウォー産駒で母母父がキングカメハメハで血統的にはハマり、母父ブラックタイドも重馬場でハマっています。ただ気に入らなかったのが小倉芝１２００М実績しかないこと、なので予想では切りました。
しかし土曜のレースを見ているとむしろ小倉芝１２００М好走馬の方がマッチする馬場だったので慌てて買い足しました。
２着カルロベローチェに関しても母父ダンチヒ系でしたからハマりではありました。この馬の母母父サクラバクシンオーの血が土曜の中京芝でハマっていたので『あ、これは来るな』と思いました。
３着サウザンサニーも母母父サクラバクシンオー。さすがにこの馬にまで手は回りませんでしたが、元々ダート実績しかない馬でも好走できるレースなので最下位人気での激走でも納得です。
言い訳になりますけど、やはりレースを見てからの方が予想精度は上がりますね。
こういう馬場が悪化する時は特にですが、正直土曜のレース予想はやるべきではないとしみじみ思ってしまう結果でした。
土曜中山11Ｒ フラワーカップ 芝１８００М
（予想）
今の中山芝は馬場状態次第で能力度外視の極端な傾向（差し馬場、外有利など）になりそうなので難解です。
なのでこのレースも雨の影響は避けられない感じなので血統重視で予想します。
馬場が渋ってハマりそうなのが
キタサンブラック産駒
まずキングカメハメハ系では３頭出走しています。
⑧マテンロウアルテ
重馬場得意のキングカメハメハ系ルーラーシップ産駒。母父ストームキャット系、母母父がラーイと母系には重馬場や時計が掛かる馬場が合う血統構成。
⑪ブラッシングレート
キングカメハメハ系ミッキーロケット産駒。母父が中山芝１８００М得意のファルブラヴ。ただ今回は買い目絞るので切ります。
⑭エメリヨン
キングカメハメハ系ドゥラメンテ産駒。馬場が渋れば道中緩い流れになりそうなので、直線溜めてズドンのレースが得意なドゥラメンテ産駒が向きそうです。
次にキタサンブラック産駒は２頭。
②バルティキュリエ
母系もダンチヒ系、母母父にゴーンウェスト系と馬場が渋ってハマりそうです。
⑯ヒップホップソウル
母父ファルブラヴが中山芝１８００Мが得意な血統
今回はこの４頭で。
②⑧⑭⑯
（結果）
１着④エミュー ２番人気
２着⑯ヒップホップソウル ８番人気
３着⑥パルクリチュード ３番人気
：
６着⑧マテンロウアルテ １番人気
８着②パルティキュリエ ５番人気
11着⑭エメリヨン １１番人気
不良馬場まで悪化すると血統以外の走法などの適性も絡むので厄介でした。
ヒップホップソウルは好走してくれましたが他の３頭は着外。
よくよく見るとこの３頭横山親子３人が騎乗していました。
エメリヨンは問題外として、マテンロウアルテやパルティキュリエは土曜の中山芝が先行馬場だったので先行したことは納得。ただ結果的に外差し馬のワンツーだったことから、さらにルーラーシップ産駒やキタサンブラック産駒なので馬場が合わないはずないので、親子が遣り合ったのか、ちょっと暴走ペースだった気がしました。
土曜は２０００М前後でステイゴールドの血がハマっていたので出走馬で唯一ステイゴールドの血を持つ⑫ゴールデンハインドに注目しましたが７番人気４着。
血統はわかっていても簡単に的中馬券にはありつけませんでした。
勝った④エミューは先週のアネモネＳ２着に引き続きノースヒルズ生産馬の好走。２０年の勝ち馬アブレイズといい中山のクラシック牝馬トライアルのノースヒルズの馬は要注意だと改めて思いました。当然私もそれはわかっていましたし今回もチョイスするかどうか迷いましたが切ってしまうあたりが下手くそです。
３着パルクリチュードは父がアンブライドルド系種牡馬、血統構成からはいかにも重馬場、ダート向きという感じ。実際ダートの新馬戦を勝っています。こういう馬が合うのはわかりますがチョイスには至らなかったです。
「何でこんな馬が来るの？」というのが無かった結果だけにチョイスの悪さを痛感するレースでした。
以上、土曜の重賞予想を振り返りました。
重賞予想は冴えなかったですが、それを補う引き出しのお陰で土曜はプラスでした。
その引き出しとは過去にこのブログでも書きましたが、この３月中旬あたりで芝ダート問わずハマるキズナ産駒。
特に阪神が狙えるのですが土曜は６Ｒダート１８００Мでキリンジが６番人気で勝利。
メイン若葉ステークスも８頭立て８番人気ティムールが３着。
この爆発力に助けられているのでキズナ産駒が大好きなんです。
この感じなら日曜の阪神大賞典はキズナ産駒のディープボンドも絶対外せないですね。
日曜の重賞予想は絶対的中させたいです。
