脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

極端すぎる馬場に完敗~6/30日曜・北九州記念&ラジオNIKKEI賞の予想結果~

kakikenです。

 

毎年思い知らされているのですが、先週末の重賞も「さすがローカル」という結果で落胆する結果となってしまいました。

では日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜小倉11R 北九州記念 芝1200М

(予想)

位置取りや展開次第で好走馬が変わりそうな難解メンバー。

このメンバーならジャスパークローネが抜けていると思いつつ、58・5キロというハンデが微妙。

牝馬、血統重視で予想。

血統でいくと定番のクロフネフレンチデピュティなどデピュティミニスター系、ダンチヒ系、ストームキャット系がいい。

候補として

③サーマルウインド 父ストームキャット系、母母父ダンチヒ

④グランテスト   母母父クロフネ

⑫ピューロマジック 父ストームキャット系、母母父フレンチデピュティ

③④⑫

この3頭で馬連ワイド狙いです。

(結果)

1着⑫ピューロマジック    3番人気

2着⑯ヨシノイースター    9番人気

3着⑦モズメイメイ     16番人気

12着③サーマルウインド    1番人気

14着④グランテスト      6番人気

 

稍重で勝ち時計1分7秒9。

逃げたピューロマジックが勝ち、2、3番手で競馬したヨシノイースターが2着。結果は行った行ったでしたが、好走馬の血統、露骨な外枠の有利の結果を見ると「開幕週の稍重レベルでここまでタフな馬場になるのか?」という印象。

勝ったピューロマジックは母母父フレンチデピュティで買いましたが、正直アジアエクスプレス産駒ということでタフな荒れ馬場向き、開幕週の馬場には懐疑的でした。なので今回は展開と時計が掛かる馬場が味方したようです。

2着ヨシノイースターはどちらかと言えば7月小倉実績もありましたがスピード感に欠ける血統構成なので2月冬開催やタフな馬場向きと判断し、軽視しました。

3着モズメイメイは血統構成は悪くないですが昨年が大敗だったので馬場適性が無いと思い、切りました(だから実績は上位なのにここまで人気が落ちたのでしょう)。
モズメイメイは最後の直線で外に斜行し1番人気サーマルウインドの進路を妨害したようですが、パトロールビデオを見るとモズメイメイは騎手というより馬の意志で「どいて!」といわんばかりにサーマルウインドに頭突きや体当たりをしたようにも見えました。サーマルウインドはこの一撃で戦意喪失しましたが、私は気の強いモズメイメイを逆に評価しました。

この馬逃げない方がいいかもしれません。今後もまだまだ走る馬だと思います。

モズメイメイの今後には注目です。

そして不利を食らったサーマルウインド、そのサーマルウインドをマークして好位につけながら直線失速したグランテストの2頭にはだらしなさを感じましたが、適性的には良馬場の高速馬場の方が合っていた気がします。

 

日曜福島11R ラジオNIKKEI賞 芝1800М

(予想)

このレースのツボとして

『前走逃げた馬が馬券になる』

というものがあります。

②メイショウヨゾラ  

④ヤマニンアドホック 山藤賞逃げ切り勝ち

⑩ミナデオロ       白百合S逃げ切り勝ち レイデオロ産駒

②は牝馬ですが、このレース牝馬は相性良くないので切ります。

1番の期待はレイデオロ産駒の⑩ミナデオロ

昨年新種牡馬として大きな期待を背負いながらさっぱりだったレイデオロ産駒。

ただ馬場適性が合うのか5月後半くらいからレイデオロ産駒の好走がポツポツ目につくようになっています。福島はダービー勝った種牡馬は走る傾向にあります。レイデオロはダービー馬の種牡馬ですから期待できそうです。さらにこの馬の半兄アルバートドック七夕賞勝ち馬、買い要素が多い馬です。

④ヤマニンアドホックもこのレースと相性の良い山藤賞勝ち、欧州系ノヴェリスト産駒というのも欧州色の強い福島芝で期待出来そうです。

他では血統でハマりそうな馬をチョイスします。

このレースで注目すべき血統は、

ロベルト系、キングカメハメハ系、ディープインパクト系。

⑥ウインマクシマム 母母父ロベルト系グラスワンダー

アレグロブリランテ 父ディープブリランテ、母母父ロベルト系

特にアレグロブリランテは昨年覇者エルトンバローズと同じディープブリランテ産駒。中山スプリングS2着です(中山重賞と福島重賞はリンクします)ので能力的にも期待出来そうです。

ウインマクシマムは青葉賞好走馬は正直このレースは合っていないと思うので微妙ですがハマり血統があり、福島芝1800Мでは侮れないマイネルコスモ生産馬なので押さえます。

他にもロベルト系ではモーリス産駒⑨ロラグール、エピファネイア産駒⑪ジュンゴールドがいて、血統的には魅力的でしたが、(福島とリンクする)中山でのパフォーマンスがイマイチだったので今回は切りました。

④⑥⑦⑩

この4頭BOXの馬連、ワイド勝負です。

(結果)

1着⑤オフトレイル      6番人気

2着①シリウスコルト     4番人気

3着④ヤマニンアドホック   5番人気

7着⑥ウインマクシマム    2番人気

10着⑩ミナデオロ       9番人気

11着⑦アレグロブリランテ   7番人気

 

これは酷い予想結果です。

ラジオNIKKEI賞は相性の良いレースでしたがここまで酷い予想は初めてかもしれません。

それくらい最悪な結果。

北九州記念は露骨な外枠有利の結果でしたが、こちらは露骨な内枠有利の結果。

そもそも内有利ですけど12頭なら外もあると思っていましたがダメでした。

ただレースのツボ『前走逃げた馬が馬券になる』は今年もハマりました。

ヤマニンアドホックが3着、メイショウヨゾラが4着。

イチオシのミナデオロだけ凡走というのが予想の惨めさを際立たせます。

鞍上も未熟な西塚騎手というものを差し引いても負けすぎ。

やはり期待外れのレイデオロ産駒に期待するのは間違いでしたかね?

前走白百合S逃げ切り勝ちの馬はラジオNIKKEI賞好走が目立つので期待しましたが、白百合S2着のオフトレイルの方が好走とは……最悪です。

ウインマクシマムは予想でも指摘しましたが、やっぱり青葉賞を好走するようなスタミナタイプは適性が異なるということだと思います。

アレグロブリランテにもガッカリしましたが、例年より速い勝ち時計から、時計が速すぎたのかもしれません。

最後に2着シリウスコルトについて。

この馬はマクフィ産駒ですが、この馬の父Dubawi含めて今の福島ではハマり血統です。ハマっているのは分かっていましたが、実績上位の馬でしたが、脆さを感じる血統構成だったので人気なら消し、と切ってしまいました。最終的に4番人気で妙味があった結果に、切ったことを後悔してしまいました。

どこまでもちぐはぐな予想と結果でした。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

今週末の芝重賞は日曜福島の七夕賞

今年は日曜が7日で七夕の日の七夕賞

こうなると予想よりサインというか、7枠ゾロ目とか、7番とか買えば当たるような気もしますが、サイン馬券ではなく、しっかり適性、傾向に照らし合わせて予想しますのでチェック宜しくお願いします。