脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

イメージと違う結果も今年もダービー完全的中!~5/26日曜東京・日本ダービー、他の予想結果~

kakikenです。

 

やはりダービー的中は気持が良いですね。

では先週末の重賞予想を振り返ります。

日曜東京11R 日本ダービー 芝2400М

(予想)

今週からCコースに変更となり、東京らしい上りの速さが出てきました。

勝ち時計は平凡で上りが速い感じ、母系はミスタープロスペクター系やダート向き血統の馬がハマる感じ。

これ例年通りのダービーの馬場っぽいです。

ならば昨年と同じアプローチでいきます。

土曜の傾向から内伸び、先行有利。

器用さのあるジャスティンミラノは馬券軸として最適です。

ジャスティンミラノの相手探し。

馬券になる馬の傾向として

★重賞で連対経験のある馬

ここで私が穴馬として注目した①サンライズアースは脱落。さらにモレイラ騎手の⑨ダノンエアズロックも脱落。

対馬の傾向として、

新馬戦芝1800Мで勝利(東京芝1800Мが最適)

該当する馬が、

②レガレイラ     新馬戦函館芝1800М勝ち

⑧アーバンシック   新馬戦札幌芝1800М勝ち

⑬シンエンペラー   新馬戦東京芝1800М勝ち

⑱エコロヴァルツ   新馬戦福島芝1800М勝ち

キッチリ皐月上位組が名を連ねていますので素直にチョイス(さすがにエコロヴァルツは切りました、来る可能性はありますが)。

②⑧⑬⑮

この4頭が1,2着候補です。

ここからは3着候補探しを血統で決めます。

昨年の3着ハーツコンチェルトは母父がファピアノ系(ミスタープロスペクター系)ということでチョイス。昨年のハーツコンチェルトと激似のキャリアで母父が同じファピアノ系なのが⑰ショウナンラプンタ。さらに⑫シックスペンスも母系はファピアノ系のクロスです。

もう1頭気になるのが⑤ダノンデザイル。父エピファネイアは今の東京でハマっているロベルト系、さらに母父がダート血統エーピーインディ系で合っています。横山典騎手ですし、内枠で逃げる可能性があり、そのまま3着あたり粘り込みを期待したいです。

結論

ジャスティンミラノ⑮から相手②⑤⑧⑫⑬⑰

例えば馬連馬単⑮ー②⑧⑬

例えば三連複フォーメーション12点

⑮ー②⑧⑬ー②⑤⑧⑫⑬⑰

です。

(結果)

1着⑤ダノンデザイル      9番人気

2着⑮ジャスティンミラノ    1番人気

3着⑬シンエンペラー      7番人気

4着①サンライズアース    15番人気

5着②レガレイラ        2番人気

9着⑫シックスペンス      3番人気

11着⑧アーバンシック      4番人気

 

2年連続ダービー完全的中!

しかも三連複フォーメーション12点で三連複万馬券2万1250円的中は会心です!

予想通り、先行有利の決着。そして読み通りにダノンデザイルは先行してくれました。

やはりこういう時はベテランですね。

エコロヴァルツ、シュガークンが逃げ先行。

予想通りスロー。

シュガークンあたりは切れ味勝負では不利なのでハイペースで飛ばす方が良かったと思いましたけど、まあ無難に乗りましたね。

ロスなく直線も馬場のいい内を伸びたダノンデザイルが完勝。

2着ジャスティンミラノはさすがの操縦性で好位を取りレースを進められましたが一歩及ばず。戸崎騎手としては勝ちたい気持ちが強いのでそういう影響は馬がにも伝わるのでいつもより硬い走りにも見えました。これが重圧ですね。

3着シンエンペラーは先行しませんでしたが直線よく伸びました。秋は凱旋門賞挑戦するみたいですが、バリバリの欧州血統の馬で軽い日本の馬場、しかもGⅠでここまで走れる馬なので好勝負できるかもしれませんね。凱旋門賞が楽しみです。

先行決着なので何か淡々と盛り上がりに欠けたレースになってしまいました。

5着レガレイラは展開が向かなかったこともあるでしょうけど、11着アーバンシックにも言えますが、ここが以前から私が懸念していたスワーヴリチャード産駒の底力の無さにも敗因があると思います。2歳レベルなら底力は問われないので好走できてもやはりクラシックとなるとちょっと荷が重かったか?

まだ秋以降どうなるかわかりませんが「スワーヴリチャード産駒に過度な期待はしてはいけない」という結論が成り立ちそうです。

それにしても先週までの馬場から一変、例年通りに今年もCコースになると途端に上り3Fが速くなり血統もアメリカン、ダートの母系がハマり出しました。

その馬場読みがあったからダノンデザイルを拾えたのです。

血統の話でいうと、余談ですが先週から期待していたレイデオロ産駒サンライズアースは15番人気4着。

惜しすぎました。

やはり重賞連対の無い馬は馬券にならないというデータは伊達ではありませんね。

スタミナ豊富で菊花賞で注目されそうですが、京都の白百合Sでもレイデオロ産駒が勝っているように、今の時期の野芝色の強い馬場がハマっていただけかもしれません。

レイデオロ産駒はツボの狭い種牡馬なのでサンライズアースの今後も馬場次第です。

サンライズアースを切り、ダノンデザイルを入れた。

最高の結果となった今年のダービー予想でした。

 

もう一つ、土曜のしょーもない重賞の予想結果も軽く。

土曜京都11R 葵ステークス 芝1200М

(予想)

今の京都は東京同様に野芝色の強い馬場。

芝1200Мに関しては野芝色、ダート色の強い血統の馬を狙うべきです。

⑨アウェイキング

⑩エトヴプレ

マル外の2頭。アウェイキングは母母父に野芝血統アカテナンゴがありここが強調材料です。エトヴプレは実績的に上位、血統も合っています。

血統で狙える穴馬としては

⑪エポックヴィーナス

爆発力のあるヴィクトワールピサ産駒で母父ブライアンズタイム、母母父ナシュワンという野芝適性の高いクロス。間違いなく今の馬場はハマっています。

⑨⑩⑪

この3頭が圧倒的に買いの馬です。

この3頭BOX勝負です。

他では芝1400М実績のある馬が狙い目。橘ステークス勝ちの③ガロンヌ、芝1400М重賞で好走している⑥オーキッドロマンス。

⑨⑩⑪③⑥

(結果)

1着⑰ピューロマジック   8番人気     逃げ

2着⑬ペアポルックス    7番人気     2番手

3着⑭ナナオ        6番人気     3番手

4着⑩エトヴプレ      1番人気     8番手

7着⑨アウェイキング   10番人気     15,16番手

8着⑪エポックヴィーナス 16番人気     11~14番手

 

典型的な行った行ったレース。

私のチョイスした馬、特に穴馬2頭は先行できず、予想外の差し追い込み。それでも人気以上のそこそこの着順に来てますから適性は合っていたと思います。

1着、3着馬はマーガレットS1、2着馬。

2着馬は橘ステークス2着馬。

マーガレットS組も橘ステークス同様相性のいいレースですが、今年のマーガレットSは重馬場施行だったので今の馬場と違うと読んで軽視しましたが失敗でした。

血統で予想することも大事ですが、来年は安直にマーガレットS、橘ステークス組を狙おうかと思います。

 

 

以上、先週の重賞予想を振り返りました。

2年連続ダービー完全的中できて満足です。

有馬記念日本ダービーと世間の注目が高いレースに関して個人的に『ハマる予想のツボ』を持っている感じで良い予想ができていますね。

そしてオークス、ダービーと完全的中での2連勝。

今週末の安田記念で3連勝といきたいですね。

その安田記念ですが、台風の接近などで馬場がガラリと変わりそうなので馬場読みがポイントになると思います。

今年は強い香港馬が2頭いるので重馬場になれば香港馬狙いでも良さそうです。

現時点で重馬場でも良馬場でも注目しているのは大阪杯でも期待した(先行しなかった酒井学騎手の騎乗ミスが無ければ勝ち負けしていた)ステラヴェローチェです。

なお、今週も木曜夕方以降に『安田記念出走馬血統診断』を公開しますのでそちらもチェックしていただければと思います。