kakikenです。
月曜京都11R 京都大賞典 芝2400М
(予想)
京都は月曜は朝方まで雨が降る予報。
日中ある程度気温が上がったとして、重、良くて稍重あたりか?
こういう回復途上の馬場状態が得意なのがキングカメハメハ系です。
⑥ボッケリーニ 父キングカメハメハ
この馬は15年京都大賞典覇者ラブリーデイの全弟。この馬自身は昨年阪神の京都大賞典2着ですが、この馬の戦績から詰めの甘い馬だとわかりますので、そういう馬は京都の下り坂をプラスにできる馬です。血統、コース適性共に買いなので素直にチョイス。
この馬はキセキの全妹。キセキは京都大賞典で言えば20年2着(京都)21年3着(阪神)です。この馬の母母父ドクターデヴィアスはAhonooraの系統で、同じく母母父がAhonoora系だったのが19年3着シルヴァンシャー、20年3着キングオブコージで、そもそも京都大賞典でハマる血統を持っているのでここは狙い目です。
⑩ヒートオンビート 父キングカメハメハ
特筆すべき点はこの馬の母母父が重馬場血統Marjuであることです。そしてこの馬も2,3着が多い詰めの甘い馬なので京都コースは絶対プラスになります。
今回はこの3頭に京都の下り坂を得意とする④ディープボンドを加えた4頭BOX勝負です。
④⑥⑨⑩
(結果)
1着⑦プラダリア 5番人気
2着⑥ボッケリーニ 3番人気
3着④ディープボンド 1番人気
:
8着⑨ビッグリボン 7番人気
9着⑩ヒートオンビート 4番人気
月曜の京都は芝のレースで母系にデピュティミニスター系の血がある馬が好走しまくっていました。
と嫌な予感。ただヴェラアズールは明らかに調整不足という情報だったので、消去法的にプラダリアが浮上しました。
個人的にはプラダリア入れた5頭で馬券を買ったので的中しましたが、予想としては毎日王冠同様に1着馬が抜ける最悪な結果に終わりました。
プラダリアを切った理由は『青葉賞勝ちの馬はヨーイドン競馬向き』という先入観から京都大賞典との適性の違いを感じたからでした。
ヴェラアズールと似たタイプと評価しました。
しかしよくよく戦績を見ると青葉賞以降は勝てず3~8着で詰めの甘い結果ばかり。
この戦績なら京都コース適性を感じます。
もう少し差しが決まる馬場になると思ったのですけど、レースは逃げたアフリカンゴールドが5着するなど完全に前残りの展開になってしまいました。
ただしスローペースというわけでなく、レース中盤からペースアップする例年通り、重馬場を考えればタフなレース、ヨーイドン競馬タイプには不向きなレースだったはず。
プラダリアはその点からもヨーイドン競馬タイプではなく、持続レース向きなのかもしれません。
勝ったプラダリア、2着ボッケリーニは先行しての好走。
ディープボンドは道中の位置取りが後ろ過ぎる最悪な競馬をしましたが、京都適性の
高さで3着確保。
案外だったのはビッグリボンとヒートオンビート。
2頭とも血統的には重馬場は合うはずなのですが、今回の結果から重不良はイマイチな気もしました。
それとも中盤からペースアップするようなタフな流れが合わないのか?
血統に注目したからプラダリアを追加できましたが、血統だけじゃないこともヒートオンビートやビッグリボンから感じました。
重馬場適性、コース適性、ペース適性。
競馬予想の難しさをまたまた感じる結果となりました。
以上、月曜の重賞予想を振り返りました。
毎日王冠といい、京都大賞典といい「ちょっと微妙かな」という印象の馬が勝ってしまいました。
いわゆる買いたくない馬が好走するパターン。
今週末は京都でGⅠ秋華賞があります。
リバティアイランドの3冠がかかるレース。
リバティアイランドは桜花賞、オークスともに速い上りを駆使しての2冠でしたが秋華賞は適性的には真逆のレースになりやすく、ある意味買いたくない馬がリバティアイランドですね。
なのでリバティアイランドから買えばいいかもしれません(笑)
このレースはヒモ穴が狙えるイメージ。京都内回り2000Мはトリッキーペースのレースになりやすく、その後2勝クラスすら勝てないような馬でも適性で好走というパターンがあります。
適性のある穴馬探しの一週間になりそうです。
木曜夕方以降に公開予定の『出走馬血統診断』ではコースやペース適性の有無にも触れていこうと思います。