kakikenです。
しっくり来ません。悩みます。悩みすぎます。
それくらい一長一短なメンバーのGⅠなのです。
では日曜のGⅠ予想です。
日曜京都11R 菊花賞 芝3000М
菊花賞は馬キャラ重視で過去何度も的中してきたレースです。
各馬の細かい説明は『木曜の菊花賞出走馬血統診断』に書きましたので省略して話を進めますが、過去の菊花賞好走馬の馬キャライメージでいくなら
⑫ハーツコンチェルト
⑮ファントムシーフ
がハマっています。
何も考えないならこの2頭いずれかを軸にして買えばいいくらいに思っていました。
しかしスパッと決断できない理由があります。
この2頭には血統面と生産牧場で大きなマイナス点があることです。
ハーツコンチェルトはハーツクライ産駒が菊花賞で良績がないこととハシモトファームというマイナー牧場の生産馬という点でGⅠでの底力の無さを感じます。
ファントムシーフも同じでハービンジャー産駒というのが菊花賞で良績がないことと谷川牧場という、ナムラクレアと同じ生産牧場、GⅠでは好走もありますがどちらかと言えば渋った馬場向きのGⅠでの信頼度がイマイチな牧場です。
この2頭がノーザンF生産馬なら大勝負くらいの気持ちになれたんですけど。
来週の秋の天皇賞がノーザンF生産馬の運動会なのと同じで、菊花賞も結局ノーザンF生産馬買っていれば1~3着のうち2頭は来るというのが傾向としてあります。
ちなみに今回ノーザンF生産馬は8頭。出走馬のほぼ半分です。
③シーズンリッチ
④ダノントルネード
⑤パスクオトマニカ
⑦タスティエーラ
⑨ノッキングポイント
⑪サトノグランツ
⑯ショウナンバシット
⑰ドゥレッツァ
この中で2頭馬券に絡むのが例年ですけど、正直今年のメンツはインパクトが弱く自信をもって買える馬がいません。
ここなんですよね、今年の菊花賞が悩ましいところが。
安直にノーザンF生産馬BOXという感じではないのです。
今回ノーザンF生産馬からは菊花賞という点での血統バランスが良くて京都巧者っぽい⑪サトノグランツを選びたいです。
馬キャラ重視も生産牧場重視も微妙。
では馬場からアプローチしましょうか。
今の京都の芝はどんな状態か。
この3週の好走馬の血統を見ていると野芝色の強い馬場と言えます。
先週の秋華賞でも野芝血統の代表格ホワイトマズルが母系にあるマスクトディーヴァがしっかり2着に好走したことからもわかります。
元々この時期の芝は東京もそうですが野芝色が強いことが多いです。
今回のメンバーで血統的に野芝が一番合う馬は⑭ソールオリエンスです。これはセントライト記念の予想の時にも書きました。
下り坂の京都が合わない可能性がある馬で、先週秋華賞で推したキタサンブラック産駒が惨敗したことで京都コースへの不安がありますが、母系が合っているのと、生産牧場が野芝に強い社台Fなので何だかんだで1番手はこの馬になりました。
天候的に良馬場で行われるなら先週の秋華賞のような道中スローのヨーイドン競馬にはならなさそう。淀みなく流れてある程度時計の速いタフなペースになりそうだと想定。
そうなると期待値が上がるのがキズナ産駒の⑥リビアングラスと⑧サヴォーナ。
⑥⑧⑪⑫⑭⑮
この6頭でも足りないくらい一長一短で候補が多いというのが本音です。
結論としては今回は絞って
⑭ソールオリエンス軸で5頭に流します。
⑭ー⑥⑧⑪⑫⑮
まさかセントライト記念の回顧で菊花賞ではマイナス評価を下していたソールオリエンスを軸にするとは……。
『逆も真なり』に期待します。
以上、日曜のGⅠ菊花賞の予想でした。
では日曜の競馬を楽しみましょう!