脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

注目の爆穴馬が3着! でも予想は……~1/8京都シンザン記念の予想結果~

kakikenです。

 

今年のシンザン記念は荒れる。

そう思って予想をしました。

実際結果は注目していた穴馬が来たわけですけど……。

 

では月曜の重賞予想を振り返ります。

月曜京都11R シンザン記念 芝1600М

(予想)

降雪の影響はなく土日と同じ良馬場で行われそうです。

中山同様に京都も基本は内枠、先行有利です。

ただ日曜あたりは外差しも決まる馬場になってきているので枠や脚質で決め込むのはちょっとリスクを感じます。

馬場の感じは中山と似ていて、京都は昨秋から続く東京に近い速い上りが出る。

基本は上り勝負、ヨーイドン競馬向き。

日曜中山フェアリーSと同じ狙い方でよさそうです。

なので今回もハマっている血統構成の馬をチョイスしていくことにします。

例年シンザン記念と言えば安直にダンチヒデインヒル)系の血がある馬を買えば当たるという感じのレースなのですが今回は何と該当馬が無し。

ならば代替でストームキャット系、デピュティミニスター系の血統のある馬を狙うべきです。

そうなると候補が多くなるのですけど、その中でヨーイドン競馬向きなのが

⑫ケーブパール

この馬の父はブリックスアンドモルタル。その父がストームキャットジャイアンツコーズウェイジャイアンツコーズウェイの血は速い時計になると厳しくスローペースのヨーイドン競馬向き。この馬自身もヨーイドン競馬になる新馬戦で快勝。2戦目で4着と馬券圏外になった点は気に入りませんが、上り勝負になりそうな今回狙えます。祖母のハウオリの母ノースフライトは京都マイルの鬼、血統的後押しに期待です。

⑥ラーンザロープス

母がストームキャット系で祖母がブラッシンググルーム系で上り勝負向き。キズナ産駒も冬の京都は合っています。

注目馬2頭はいずれも牝馬。上り勝負なので牝馬の切れ味に期待です。

正直買いたいのはこの2頭なのでとりあえず単複、馬連ワイドは押さえたいです。

他のチョイスとしては一長一短な馬ばかりですが上り勝負向きで血統もいいのが

⑨アルトゥーム

新馬戦で上り33秒4は秀逸。血統もロベルト系モーリス産駒で、母母父デピュティミニスター系のクロフネで今の京都は合っています。

⑬エコロブルーム

東京未勝利戦の勝ち方が秀逸。血統構成的にはタフさは無いので先々は微妙だが、上り勝負のGⅢなら直線勝負でもなんとかなりそう。

とりあえずこの4頭で。配当的にワイド1点でも当たればプラスでしょう。

⑥⑨⑫⑬

 

大外枠を嫌って切りましたが⑯ショーマンフリート、⑰ナイトスラッガーは血統的にはハマっている感じです。

あと爆穴としては⑭ウォーターリヒト

フェアリーSで2着好走したマスクオールウィンと同じ、ヨーイドン競馬向きのドレフォン産駒。そして母父が冬の京都でハマるヴィクトワールピサといかにも穴馬です。重馬場のヨーイドン競馬向きなので馬場が渋ればチョイスに加えるつもりでしたが良馬場だと切れ味が足りないと見て見送りました。

(結果)

1着⑤ノーブルロジャー  3番人気

2着⑬エコロブルーム   1番人気

3着⑭ウォーターリヒト 17番人気

4着⑥ラーンザロープス 10番人気

7着⑨アルトゥーム    6番人気

9着⑫ケーブパール   11番人気

 

爆穴候補として取り上げた⑭ウォーターリヒトが3着で、チョイスした期待の1頭の10番人気ラーンザロープスが4着。

個人的にはウォーターリヒトの馬券は買っていたので私は嬉しい結果ではありましたがここブログでの予想を考えるとラーンザロープスが3着であって欲しかったです。

重馬場向きと思っていたウォーターリヒトですが、月曜の京都芝の上り3Fの時計が掛かりだしてることに気づき、良馬場でもあり得ると思いました。

雪の影響は無かったと思いますが良馬場でも3日連続開催で荒れていたのかもしれませんね。

メンバー最速の上りがこのウォーターリヒトの35秒2。

この上り時計なら十分勝負になりますね。

1分34秒5という平凡な勝ち時計といいドレフォン産駒に向く馬場でした。

4着ラーンザロープスも先行好位から良い競馬を見せてくれました。私の見立て通り、適性があったからこその好走でした。

逆に7着アルトゥームや9着ケーブパールあたりはもう少し軽い上りの速い馬場の方が合っていたと思いますが、重賞では厳しい印象も持ちました。

2着エコロブルームは今回東京よりはタフな馬場になりましたが2着確保、そこそこ強い馬だと思いましたがちょっとGⅠでは足りない感じです。

最後にこのブログではノーマークだった1着ノーブルロジャーについて。

朝日杯を勝ったジャンタルマンタルと同じ父パレスマリス。

スマートストライク系産駒への信頼度の無さからあえて今回もノーマークでしたがここまで走られると今後少し評価を変えなければいけませんね。

フランケル産駒が出始めた頃に近い勢いを感じます。フランケルはその後思ったほど化けませんでしたが。

今年から日本で種牡馬生活を送るみたいなので今後のパレスマリス産駒には注目していきたいです。

予想としては相変わらず中途半端で申し訳ない感じですが、適性はきっちり読めているので納得の結果でした。

 

 

 

以上、月曜の重賞予想を振り返りました。

正月競馬の重賞4つ、スッキリ的中とは行けなかったですけど、注目馬や穴馬が馬券に絡んでくれているので、馬場や適性は見えていると思います。

今週末も土日3つ重賞がありますので、いい予想をできるように頑張りたいです。