脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

京成杯、中山の馬場が良すぎて撃沈~1/14日経新春杯&京成杯の予想結果~

kakikenです。

 

今回は日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜京都11R 日経新春杯 芝2400М

(予想)

今の京都は基本的にはヨーイドンの上り勝負。

さらに土曜夕方辺りから雨(雪?)も降っているので影響はわかりませんが現状より馬場が良くなることはなく、ヨーイドン競馬には変わりが無いと思います。

血統的にはキングカメハメハ系、母系にミスタープロスペクター系やダート血統がある馬は狙えます(ただキングカメハメハ系は今回イマイチだと見ています)。

日経新春杯は前年の菊花賞上位馬が好走するレースです。

出走している馬は素直に狙うべきです。

リビアングラス    菊花賞4着

⑦ハーツコンチェルト  菊花賞6着

⑬サヴォーナ      菊花賞5着

リビアングラス、ハーツコンチェルトは母系がミスタープロスペクター系、サヴォーナも冬の芝の適性が高いダンチヒデインヒル系なので合っていると思います。

この3頭が合っているならこのレースはほぼ荒れないと思います。

この3頭に人気の2頭

⑧ブローザホーン

⑭サトノグランツ

この5頭、人気通りの決着を予想します。

④⑦⑧⑬⑭

ちなみに6頭目、チョイス漏れしましたが、穴なら母系がダート系でハマっている

⑩ハーツイストワール

です。

(結果)

1着⑧ブローザホーン   1番人気

2着⑬サヴォーナ     4番人気

3着⑭サトノグランツ   3番人気

4着⑦ハーツコンチェルト 2番人気

8着④リビアングラス   6番人気

 

予想通り人気馬が上位を占める決着となりました。

勝ったブローザホーンは前走京都大賞典競走中止があり、人気を落すと思われましたが1番人気でした。

元々京都大賞典凡走組の方が信頼度の高いレースなのでパターン的にはブローザホーンが来るだろうと確信はありました。

鞍上の菅原騎手も関東所属では数少ない乗れる若手なので今回はやってくれると思いましたが、期待通りでしたね。

対照的に8着に負けたリビアングラスは2年目のホープ田口騎手が乗りましたが、これは私見ですが道中のリズムは最悪、未熟さが露呈した騎乗だったなと思いました。

リビアングラスに関しては恐らく次走、現級のレースでリーディング上位の騎手に乗り替わって勝つと思います。

2着サヴォーナは直線サトノグランツを競り落としたあたり、なかなかタフな馬だと感じました。

3着サトノグランツは最後息切れした感じでした。京都巧者でのこの結果に今後は頭打ちの予感がします。

4着ハーツコンチェルトもそもそも切れ味の無い馬なのでどうしてもこういうもどかしい結果が多くなります。よほど条件が揃うレースじゃないと勝利は厳しそうです。

宣言通りの人気決着でしたがそこそこの配当で、満足いく予想結果でした。

 

日曜中山11R 京成杯 芝2000М

(予想)

土曜の中山芝も相変わらず時計も上りも速い感じです。

天気に変化が無いなら例年の傾向でもある、上り3Fの速い馬だけを狙えばいい。

ただ土曜午後から夜にかけて降る雨の影響が残るのは確実。

さすがに日曜は時計も上りも掛かるはずです。

そういう馬場でハマりそうなのが

⑫グローリーアテイン

ヴィクトワールピサは先週シンザン記念で爆穴指定したウォーターリヒトの母父でありタフな馬場向き。さらに母父マンハッタンカフェは代表的な冬血統。日曜が良馬場でも東京の新馬戦で上り33秒5で勝っている馬なので十分勝負になり得る馬でしたが日曜馬場が渋れば、さらに期待値が高くなる馬です。

他では、

先週からの繰り返しですがヨーイドン競馬で狙えるのがドゥラメンテ産駒、シルバーステート産駒です。

⑬ドゥレイクパセージ ドゥラメンテ産駒

③エコロマーズ  シルバーステート産駒

⑨アスクナイスショー シルバーステート産駒

爆穴では血統的にアスクナイスショーは期待できます。ただ6番手なので予想での買い目からは外れましたが馬場が渋るほど面白くなる馬です。

他では、

馬場が渋り、時計が掛かれば狙える馬として

マイネルフランツ

ステイゴールドゴールドシップ産駒は時計勝負は合いませんが時計も上りも掛かる馬場が合います。母父ロージズインメイも渋った馬場で買える血統。中山実績もある馬ですし馬場適性がプラスされれば間違いなく好走できます。

⑪⑫⑬

土曜夕方の前日では6,7,8番人気。

妙味ありの馬たちです。絡めば高配当です。

この3頭で決まるのが理想ですけど、最低1頭は馬券になると思います。

この3頭の複勝勝負でもいいかと思います。

予想としてはこの3頭に人気馬3頭をどうチョイスするかです。

②バードウォッチャー 

⑥アーバンシック

⑮ジュンゴールド

印象的に一枚落ちるのが②バードウォッチャー。ルメール騎手というのが怖すぎですがチョイスミス覚悟で切りました。

⑥⑪⑫⑬⑮

この5頭では特に⑫グローリーアテインに注目です!

(結果)

1着⑭ダノンデザイル    5番人気

2着⑥アーバンシック    2番人気

3着⑩コスモブッドレア  10番人気

9着⑬ドゥレイクパセージ   8番人気

10着⑪マイネルフランツ    7番人気

12着⑮ジュンゴールド     1番人気

14着⑫グローリーアテイン   6番人気

 

勝ったダノンデザイルは京都2歳Sで上り最速(勝ち馬でその後ホープフルS2着のシンエンペラーより速い)。

2着アーバンシックも前走百日草特別で特筆すべき上り33秒2での勝利。

例年通り、上りの速い馬のチョイスで正解でした。

勝ち時計2分00秒5。

1~3着馬の上り3Fが33秒9~34秒8。

稍重から良馬場に回復したとはいえ冬の馬場でこの時計は異常です。

この12月からの中山の芝は異常なくらい速いです。

この時計は想定外でした。

渋った馬場が合う穴馬を狙ったので惨敗結果も仕方が無いと思いました。

ただ、それでも負けすぎです。

能力的に足りなかったようで、私の見る目が無かったです。

無難に(中山でハマっているハーツクライが父のスワーヴリチャード産駒、母系もハマっていた)アーバンシックをチョイスすべきだったと反省。

土曜の中山の荒れた天候を鵜呑みにしてしまいました。

なかでもグローリーアテインは最下位です。ダメダメです。

スタートから全然前に進んでいかない感じで馬場が合っていないようでした。

ただレース後戸崎騎手のコメント「緩い馬場が合わない」とありましたが、これは違うと思います。これだけの時計、上りが出る馬場を「緩い」というのは違います。

私は真逆の硬い馬場の印象。

実際クッション値も稍重の時で10・1と硬い部類。

戸崎騎手に関しては関西遠征などでのお粗末な騎乗などを見る限り、(動物的勘があり運動神経も抜群だとは思いますが)感覚に頼り過ぎて学習力不足だと思います。

まあ今回は戸崎騎手がどうこうではないですけど。

爆穴として注目したアスクナイスショーは逃げて6着。これからわかるように着順上位馬は先行馬が多くを占めました。

その中で上り33秒9で追い込んで2着したアーバンシックは馬場適性の高さもありましたが今後も注目の1頭です

 

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

今週末は日曜中山の芝重賞アメリカジョッキークラブカップがあります。

出走予定馬を見る限りボッケリーニで決まりな感じですが、決めつけず馬場を読んで最終結論を出そうと思っています。