kakikenです。
夏競馬ではハマっている馬を買っても当たらない要因の一つに猛暑があります。
暑さで馬がやられたり、馬場状態も微妙な変化を及ぼします。
日曜の中京が良い例で、今日の中京はまともな予想では当たらない日でした。
前回平場の狙い目として紹介した中京12R芝1200М戦。
Bコース初週の芝1200Мらしく内枠の馬たちのみで決着したものの、全く想定していない馬たちの決着。ちなみに私が推した⑩アルルカンは12着惨敗。先行タイプがスタートから全く前に進まず後方のまま。明らかに馬場が合っていない感じでした。そもそも内枠有利のレースで10番の馬を狙っている時点で私も暑さにやられていたのかもしれませんが。
うまく行かなくて当然の夏競馬、今日の救いは函館記念の配当が予想以上に良かったことですかね?
では日曜の重賞予想を振り返ります。
日曜函館11R 函館記念 芝2000М
(予想)
出走馬が確定した木曜の時点で普通に予想したところ、
⑦ルビーカサブランカ
⑨ローシャムパーク
⑩アラタ
この3頭でした。
函館記念は巴賞の決着脚質の逆になるレースなので先行決着だった巴賞で中団以下で競馬をしたルビーカサブランカが狙えます。
ローシャムパークはこのブログで私がGⅠ級だと評価した馬ですし、このメンバーでは能力上位。この馬は芝2000Мの鬼ハービンジャー産駒なので今回は狙えます。ちなみにここで好走して次走札幌記念(ハービンジャー産駒がドはまり)でも好勝負という青写真。
アラタも中山福島巧者で今の函館がそれらの馬場に近いことから合っている。
⑦⑨⑩
以上です。
ん?
この3頭、1番人気、3番人気、4番人気。
これは怪しい。
こんな人気サイド決着はあり得ない。
ルビーカサブランカは過剰人気ですね。
さらによくよく過去データを参照すると
近年ハンデ58キロ以上は馬券になっていない!
アラタ脱落。
同様に馬場適性が高そうなハヤヤッコ、ユニコーンライオンも58キロ以上で脱落。
ルビーカサブランカも近年ほぼ牝馬は馬券になっていないので切っても良さそうですが巴賞組のパターンから無視できないので残します。
ローシャムパークは変わらず残します。
このレースは10番人気以下が当たり前のように絡みます。
そこで10番人気以下から目ぼしい馬を探ります。
①イクスプロージョン
前走不良馬場の新潟大賞典3着ですが完全に軽視されています。初函館ということですが函館記念と相性のいいステイゴールド系オルフェーヴル産駒で重馬場巧者。狙わない手はないです。
昨年4番人気3着の馬。脚質的に嫌われている感じですが、土曜の函館は外差しが決まる馬場、昨年同様今年も馬場が悪く、今年も期待できそうです。
⑯キングオブドラゴン
先週のククナ同様気になる馬。外枠有利の馬場で展開が向けばこの馬が粘る可能性はあります。
ローシャムパーク、ルビーカサブランカと穴馬3頭のBOX馬券で!
①⑦⑨⑬⑯
なおこのレース、別の意味で注目している馬2頭が出走。
④ドーブネ 朝日杯FS 5番人気7着
⑮アルナシーム 朝日杯FS 8番人気4着
この2頭はドウデュースが勝った伝説の朝日杯FSの上位馬。
このレースの1,2、3、5着馬がGⅠ馬、6着トウシンマカオも京阪杯勝ち、8着プルパレイファルコンS勝ち。
ドーブネ、アルナシームもGⅠは無理でも重賞は勝ちそうです。
ちなみにドーブネはこのレースでも勝負できる馬。取捨に悩みましたが函館記念の巴賞組パターンから好走馬より凡走馬重視でルビーカサブランカを選びました。
アルナシームは芝1400から芝1800Мあたりの適性で芝2000Мは合わないと見て今回は軽視しました。
(結果)
1着⑨ローシャムパーク 1番人気
2着⑦ルビーカサブランカ 4番人気
3着⑧ブローザホーン 2番人気
:
7着⑯キングオブドラゴン 13番人気
10着⑬スカーフェイス 9番人気
14着①イクスプロージョン 12番人気
冒頭の普通に予想して選んだ3頭中の2頭がワンツー。
ひねって穴狙いして選んだ馬たちは全くダメでした。
今年は珍しく人気サイドの決着。
下手な考え休むに似たりという結果。
ただ1番人気と4番人気の馬券で馬連2520円、ワイド960円は高配当でした。
最初に選んでハンデの重さで切ったアラタは結果9着、やはりハンデの重い馬は馬券になりにくいレース、ここは切って正解でした。
1着ローシャムパークは完勝と言えます。そもそも切れる脚がなく、タフな競馬向きの馬なので上りの速くない函館の馬場はやはり合いました。できれば次走、札幌記念に出走して欲しいですね。予想の所でも書きましたが札幌記念はハービンジャー産駒が鬼の強さを見せるレースなので。ただ無理使いしない馬主なので休養ですかね?
2着ルビーカサブランカは函館記念の好走する巴賞組のパターンにハマっていたのでチョイスしましたがその通りの好走でした。巴賞組ではドーブネ、アラタを買いたくなりますがそこを選ばずパターン通りチョイスして正解でした。
3着ブローザホーンは上り馬で人気になっていたのであえてノーマークでしたが、函館実績がありタフな福島中山でも好走していたので、適性は高かったようです。ブローザホーンは岡田スタッドの馬ですが、ローカル競馬のタフな最終週の馬場では1年ぶりのレースで4着したマイネルウィルトスのようなマイネル系の馬やブローザホーンの岡田スタッド生産馬の馬は適性があり、狙えます。
色々迷走して、あえての穴狙いで無駄なチョイスがありましたが結果的に1,2着を本線で的中できてよかったです。
以上、日曜の重賞予想を振り返りました。
今週末は最終週の中京で行われるマイル重賞中京記念。
中京マイルは良さげな血統は見えていますし、適性タイプの馬もわかります。
なのでハマっている馬が出走していれば狙っていきたいですし(ハマっていても来ないのが夏競馬ですけど)予想公開しようと思っています。