kakikenです。
今日も『祖母が一昔前現役時代活躍した』馬チョイスで的中を重ねていましたが有馬記念を外したことで後味が悪い感じになってしまいました。
有馬記念はそれだけ特別なんだとしみじみ思いました。
では有馬記念の予想を振り返ります。
日曜中山11R 有馬記念 芝2500М
(予想)
私の予想の前に皆さんの参考になりそうなネタを書いておきます。
木曜の記事で書いたようにこのレースは3年連続でノーザンF生産馬が1~3着を独占しています。19年が16頭中12頭、20年が16頭中10頭。独占しても当然の出走頭数ではあるのですけど。そう考えると今年の6頭は少な目ですね。
その流れで安直に買うなら⑦⑧⑨⑩⑪⑫に連なった6頭のノーザンF生産馬をチョイスすればいいのです。実績、人気からは⑦⑨⑩、穴っぽいのが⑪⑫、大穴、無さそうな⑧という感じです。
その続きでもう一つ役に立つのがいわゆる『出目なぞり』です。以前東京ダート戦で紹介しましたが、そのパターン。有馬記念の週は毎年親切に土日で土曜のグレイトフルS、日曜のグッドラックハンデ、そして有馬記念と芝2500Мの番組を3つも用意してくれています。参考にする人も多いでしょうが、金曜の記事で指摘したようにグレイトフルSは参考になりません。参考にすべきはグッドラックハンデの出目!
グレイトフルS グッドラックハンデ 有馬記念
18年 ⑪ー⑧ー④ ⑮ー⑩ー⑧ ⑧ー⑫ー⑮
19年 ③ー①ー⑥ ⑫ー⑪ー⑨ ⑥ー⑩ー⑦
20年 ⑬ー①ー② ⑯ー⑩ー⑫ ⑨ー⑭ー⑬
21年 ②ー⑩ー③ ⑥ー⑦ー⑭ ⑩ー⑤ー⑦
近3年だけですけど、グレイトフルSは内枠寄りで先行有利、なので土曜は「やはり有馬も内枠先行有利か?」と思わせて、日曜は外枠差し決着というパターンが続いています。おそらく騎手心理が働いての結果だと思います。
今年のグレイトフルSも内、先行決着。例年通りです。あとは日曜9Rグッドラックハンデの結果の出目をなぞって、その辺りの差し馬を買うというのが例年パターンかもしれません。そういう馬券もありですよ!
さて現時点では出目もわからないし、やはり自分の予想で当てたいのでここからは私の予想を書いていきます(血統や適性など各馬の評価は木曜の記事で書いていますので詳しい説明は省いて書きます)。
今回人気馬にはそれぞれ不安がありますエフフォーリアは距離不安、クロノジェネシスは凱旋門賞の反動、タイトルホルダーは過去一度も3着内に来たことがない16番の枠、ステラヴェローチェは菊花賞同様に極端な脚質で展開が向かない可能性が高い。そして冒頭の『流れ』で言えばエフフォーリアの横山武史騎手は土曜の5Rで勝ちを確信して余裕ぶっこいたため最後追わずに差されて2着、注意義務怠慢として年明けから騎乗停止の処分を受けます。これは悪い流れです。まさに好事魔多し。自らの心の隙で流れを失ったともいえます。しかもその馬がエフフォーリアの半弟。こういう流れで勝てたらエフフォーリアが相当強いということですけど、私は『せいぜい2,3着。勝ちはなくなった』と思ってます。
タイトルホルダーは枠で切ります。データは覆るまで参考にします。
⑦クロノジェネシス、⑩ステラヴェローチェはバゴ産駒ですが土曜の中山芝は欧州血統がある馬が好走している傾向があったので買いです。グレイトフルSが先行決着だったことからパンサラッサが大逃げ、キセキ含めて多くの馬が早仕掛けをしてくるでしょう。その結果差し追い込みが届くと読みました。
さらに中山大障害で復活勝利したオジュウチヨウサンはステイゴールド産駒、グレイトフルSもステイゴールド系ゴールドシップが勝利。ステイゴールド系の血が合っているのは間違いないです(元々中山長距離は得意な血統なのですけど)。なのでゴールドシップ産駒で中山巧者の⑥ウインキートスはいくら丹内騎手でも買うしかないです。日経賞大敗は勝負所で接触したアクシデントが敗因、中山は鬼レベルの適性です。
6、7歳はほぼ馬券にならないのでキセキ、ペルシアンナイト、ユーキャンスマイルは切ります。キズナ産駒も駄目そうなのでディープボンド、アカイイトも切ります。ロベルトやハーツクライ、トニービンの血もよさそうなのでロベルト系エピファネイア産駒で母母父トニービンの⑪アリストテレス、ハーツクライ産駒⑫シャドウディーヴァは押さえるべき。だったら騎手が流れを失っても父エピファネイア母父ハーツクライの⑩エフフォーリアは買うしかない馬ではありますね。
チョイスを整理します。
⑥ウインキートス
⑦クロノジェネシス
⑨ステラヴェローチェ
⑩エフフォーリア
⑫シャドウディーヴァ
ウインキートスとノーザンF生産馬5頭。さすがに6頭BOXはダメなので絞りこみをします。
クロノジェネシスかステラヴェローチェが軸になりますけど、好相性菊花賞経由と今のトレンド3歳馬ということで
軸⑨ステラヴェローチェ
相手⑥⑦⑩⑪⑫
⑨ー⑥⑦⑩⑪⑫
⑥ウインキートスからワイド流し
⑥ー⑦⑨⑩⑪⑫
(結果)
1着⑩エフフォーリア 1番人気
2着⑤ディープボンド 5番人気
3着⑦クロノジェネシス 2番人気
4着⑨ステラヴェローチェ 3番人気
5着⑯タイトルホルダー 4番人気
6着6枠⑪番アリストテレス
11着⑥ウインキートス
12着⑫シャドウディーヴァ
エフフォーリア勝利!
横山武史騎手、ゴール後もいつもの派手なガッツポーズは封印、インタビューでも神妙にして喜ばず、インタビューの最後にはまるで謝罪するように深々と結構長い時間頭を下げていました。
私が指摘した土曜の緩慢騎乗で反省しているのがわかりました。かなりお灸据えられた可能性があります。本来なら『流れ』を失ってしまうはずですが、エフフォーリアが相当強かったので横山武史騎手はエフフォーリアに救われました。『運』がある騎手ですね。確かに横山武史騎手は今回もいい騎乗をしました。土曜の失態がプラスに働いたのかもしれません。私の読みはちょっと甘かったようです。
その結果、絶対と思っていた1着馬を嫌って、4着⑨ステラヴェローチェから買う。
今年最後に自ら4着地獄にはまりに行ってしまいました。呆れましたけど⑤ディープボンドはキズナ産駒で軽視していたのでエフフォーリア軸でも外れていましたから、いずれにせよ今年は外れる流れでした。
ちなみに同じキズナ産駒アカイイトが7着。そこそこキズナ産駒には今の中山馬場は合っていたようです。キズナ産駒の取り扱いは難しいです。
そして3着クロノジェネシスもいつも通りいい走りでした。
ノーザンF生産馬は1,3,4着。独占ならず!
でもノーザンF生産馬を買うレースには変わりなかったですね。
結局1~5着が1~5番人気という堅い有馬記念でした。
穴として期待した⑥ウインキートス。
9Rグッドラックハンデでは逆『出目なぞり』をして、有馬記念でウインキートスが来ると仮定して⑥コーストラインを買いました。
7番人気1着!
「あるぞ、ウインキートス!」
グッドラックハンデの出目が⑥ー⑦ー⑭でした。
しかしウインキートスは最後の4コーナーで手応え最悪になり11着。実力の差だとは思いますけど、馬を気持ちよく走らせられなかったとして、どうしても鞍上のせいにしたくなります。解放されたように気楽な12Rで丹内騎手は勝利してますから『頑張るところが違うだろ!』と思わず突っ込みましたが、やっぱりGⅠ無縁な騎手ですね、期待した私が間違いでした。
ところでグッドラックハンデからの出目なぞりですけど、今年もいい線ついてました。
グッドラックハンデ ⑥ー⑦ー⑭
有馬記念 ⑩ー⑤ー⑦
※土曜グレイトフルS ②ー⑩ー③
グッドラックハンデで1着3枠6番、有馬記念は同じ3枠⑤番のディープボンドが2着しました。グッドラックハンデ⑦が2着、有馬記念⑦が3着。(頭数の違いはあるものの)グレイトフルSは参考にならないのがわかると思います。
今年に関しては例年より先行が粘っていました。強い先行馬が揃っていたこともありますね。特にタイトルホルダーは死の馬番⑯どおり馬券にはなりませんでしたが2番手から粘って5着。内枠だったら絶対馬券圏内でした。エフフォーリアもタイトルホルダーも強い馬です。4着ステラヴェローチェは脚質的に厳しいですけど、差し馬場になればGⅠ勝てる日も来ると思います。来年はこれら強い3歳世代が中心になって中央競馬を盛り上げるのでしょうね。
最後に世界一速い来年の有馬記念予想をしておきます。
有馬記念には『昨年6着馬の枠が馬券に絡む』というオカルト予想があるのですが、昨年は5着同着で6着がいないので今年は使えないので話題にしませんでしたが、
なんと!!!!
昨年5着同着だった3枠5番と5枠10番が今年の1,2着でした!
オカルト予想、恐るべし!
今年の6着は6枠⑪番アリストテレスだったので来年の有馬記念は6枠が来る?
以上、有馬記念を振り返りました。
4着締めでこのブログらしい結末。土曜の阪神カップも的中、先週は万馬券含めて高配当的中ラッシュだったので、さすがにそうそう良いことばかり続かないということですかね。いい区切りなのでここでリセットして来年金杯から新たにスタートしようと思います。なので28日火曜ホープフルSは予想しないのでご了承ください。
今年一年拙い予想ブログにお付き合いいただきありがとうございました!
来年もチェックしていただけたらありがたいです。時々ホームランをかっ飛ばしますから!
もう脱四着は永遠に無理っぽいですけど、来年はそれ以上に的中を重ねていってプラス収支にできるよう頑張ります!