脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

読み通りの結果も軸馬3着で消化不良~2/11土曜東京・クイーンCの予想結果~

kakikenです。

 

土曜の東京は除雪作業で開始が遅れましたが無事レースが行われました。

芝は重、稍重でも上り33秒台が出る異次元の馬場でした。

これは予想通り。

あとは騎手がきっちり乗ってくれれば良かったのですけど……。

 

では土曜の重賞予想を振り返ります。

土曜東京11R クイーンC 芝1600М

(予想)

このレースは基本的にノーザンF生産馬の独壇場のレース。

該当馬は③④⑤⑦⑨⑬⑮

田んぼのような不良馬場でなければ東京芝は重馬場でも上り勝負になるのでノーザンF生産馬向きのレースになるはず。

なのでこの7頭のチョイス、7頭から2頭は馬券に絡むと考えます。

さすがに7頭BOXは馬鹿げているので絞り込みます。

血統面で言えばキングカメハメハ系や母系にダンチヒがある馬がいいです

③モリアーナ 母母父ダンチヒ

⑤ウヴァロヴァイト  重馬場得意のサトノクラウン産駒

⑦ドゥアイズ   父ルーラーシップ母母父ダンチヒ

⑬アスパルディーコ 母父キングカメハメハ母母父デピュティミニスター系

 

ちょっと面白い視点でみるとこのレースの好走馬は初勝利の時、2着馬との着差が大きかった馬が多いです。

③モリアーナ  新馬戦0・5秒差勝利

⑩グランベルナデット 未勝利戦0・5差勝利

⑪ミカッテヨンデイイ 初勝利フェニックス賞0・4秒差勝利

⑮ウンブライル 新馬戦0・6秒差勝利

この中では③モリアーナ、⑮ウンブライル。⑩グランベルデットは気になりましたが東京の上り勝負だと分が悪いと考えます。

 

この2点から見ても③モリアーナはかなり有力だと思われます。

1頭軸にするなら

③モリアーナ

③ー④⑤⑦⑨⑬⑮

安直にノーザンF生産馬流し

 

ボックスなら

③⑤⑦⑬⑮

(結果)

1着⑨ハーパー     6番人気 ノーザンF生産馬

2着⑦ドゥアイズ    2番人気 ノーザンF生産馬

3着③モリアーナ    3番人気 ノーザンF生産馬

6着⑮ウンブライル   1番人気

7着⑬アスパルディーコ 10番人気

10着⑤ウヴァロヴァイト 4番人気

 

結果は今年もノーザンF生産馬のワンツースリーでした。

7頭BOXで三連複、三連単も獲れた結果でした。

ただ現実ここまで手広く買うわけにいかず、絞って選んだ軸馬モリアーナ。

3着。

作戦なのか、ペースについていけなかったのか、道中行きっぷりが悪く後方から競馬となりました。

結果的にこれが失敗。

前目で競馬したハーパー、ドゥアイズを最後まで交わせずでした。

いい脚で追い込んできましたが脚色は上位2頭とさほど変わらず。

まあ騎手のミスとも言いたいところですが、ちょっと馬のスケールとしてここが限界なのかもしれないと思いました。

そう考えればよく3着に来たとも言えます。

勝ったハーパーよりも2着ドゥアイズの方が伸びしろを感じます。

昨年2冠のスターズオンアースに似ているかもしれませんね。

ハーパーは川田騎手が乗っているのでもっとマークすべき馬でしたが、渋った馬場より良馬場の方が良さそうと軽視してしまいました。

6着ウンブライル、7着アスパルディーコはそれなりに走ってましたが、外枠で多少ロスがあったようにも思われました。

10着ウヴァロヴァイトとサトノクラウン産駒ということもありもっと馬場が渋った方が良かったです。今年は稍重でしたが良馬場で行われた昨年より速い勝ち時計だったのでそのあたりも厳しかったです。

 

 

以上、土曜の重賞予想を振り返りました。

7頭から選べば当たるレースとわかっていても、全てが思う通りにならない。

今回はそれを痛感しました。

ただ馬券が下手くそなだけ。

方向性は間違っていません。

なので日曜の重賞も自信を持って予想したいと思います。