脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

予想2着3着4着、思い通りの結果にならず~7/23日曜中京・中京記念の予想結果~

kakikenです。

 

先週から始まった札幌開催。

エアレーション馬場では時々あることですが例年よりも外差しが決まる馬場でした。

例えば札幌芝1500Мは圧倒的に外枠不利ですが先週末は2鞍行われましたがいずれも8枠の馬が馬券になり外差しも決まっていました。

展開が違うだけなら脚質を気にして例年通りハマっている血統の馬を狙えばいいのですが、今年の札幌は上り3Fが速く勝ち時計も速い馬場で、こうなると血統的にハマる馬もズレが生じてきます。かなり悪質な馬場でした。こうなるとアンタッチャブル、馬券は買わず静観するしかないですね。

気温などで全く異質な馬場になる夏競馬。

夏は競馬はやらない。

私の周りにもこうした人は多くいますが、その人たちが正しい。

そう思える週末でした。

 

では日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜中京11R 中京記念 芝1600М

(予想)

土曜の中京芝レースの結果を見ていれば一目瞭然でハマっていた種牡馬がいました。

それはドゥラメンテです。

5,7,8、9Rと芝4レースでドゥラメンテ産駒が連対。

メインレース芝1400М豊明ステークスでは4番人気ラクスバラディーは大敗しましたが(いかにも罠っぽかったですし、そもそも中京芝1400Мはドゥラメンテ産駒は合わないので度外視でいいかと)ハマり方が凄かったです。

中京記念ではドゥラメンテ産駒は1頭のみ。

①ヴァリアメンテ

母系が母父ロベルト系、母母父モンズーンと今の中京馬場ではドはまりだったので元々有力候補でしたが土曜のドゥラメンテ産駒のハマり方からかなり有力だと見立てます。

まず1頭目はヴァリアメンテで決まり。

他を見ていきます。

今の中京は時計も平凡、だけど上りは速くない。

タフな馬場で切れ負けするタイプがあっています。

真っ先に目についたのが

⑨ホウオウアマゾン

上りの速い東京では全くダメですが、少しでも上りの掛かる馬場では粘りの走りを見せます。キングカメハメハ産駒で母父アグネスタキオン。母父アグネスタキオンというのも今の中京芝は合っています。

しかし!

先週の函館記念と同じマイナス条件に当てはまっていました。

ハンデ57・5キロ以上の馬は馬券になっていない!

ホウオウアマゾンは58キロ。

先週函館記念でもハマっていたアラタが58キロで9着でした。

なのでホウオウアマゾンは脱落。

この条件でいえば59キロダノンスコーピオンも脱落です。57・5のアドマイヤビルゴも脱落。

格でいけばホウオウアマゾンとダノンスコーピオンで決まりっぽいんですけどそこは夏競馬ということでハンデは重視しようと思います。

ちなみに今の中京芝1600Мでは、

血統的に良いのはキングカメハメハ系、ロベルト系、ダンチヒ系、ストームキャット系です。

馬キャラ的には芝1400Мタイプが合っています。

血統的に見れば

⑩ウイングレイテスト ロベルト系スクリーンヒーロー産駒

⑪ディヴィーナ    スクリーンヒーロー系モーリス産駒

ベジャール     スクリーンヒーロー系モーリス産駒

⑯ルージュスティリア 母父ストームキャット

14タイプでいえば

サブライムアンセム 阪神芝1400Мフィリーズレビュー勝ち

⑭カイザーミノル   東京芝1400М京王杯SC3着

この中ではカイザーミノルは7歳。このレースは7歳以上は馬券になっていないので脱落。

取捨で悩んだのがサブライムアンセムベジャール

普通ならサブライムアンセムなのですが今の中京芝はダート色もあるので母系がダート色の強いベジャールをチョイスしました。

①⑩⑪⑬⑯

今週も1~3番人気が入る堅い予想となってしまいました。

近年傾向から牝馬の勝ちは無さそうなので、

勝つのは①ヴァリアメンテか⑩ウイングレイテストですかね。

休み明けで妙味のあるのは①ヴァリアメンテ。土曜の馬場傾向からも①ヴァリアメンテ不動軸といきたかったのですが、土曜と同じ馬場では無い可能性があるので無難な予想になりました。

(結果)

1着⑥セルバーグ      8番人気

2着⑪ディヴィーナ     2番人気

3着⑯ルージュスティリア  1番人気

4着⑩ウイングレイテスト  3番人気

7着①ヴァリアメンテ    5番人気

15着⑬ベジャール      10番人気

 

8番人気セルバーグが逃げ切り勝ち。

予想でベジャールをチョイスした理由に母系がダート色が強いからと、述べましたがセルバーグはベジャール以上にダート色の強い母系(母父キンシャサノキセキ母母父ブロードブラッシュ)でした(しかもハマりのロベルト系エピファネイア産駒だし!)。

ではセルバーグを選ばなかった理由は何か。

脚質です。

先週末の中京は内が悪く外差しが決まりやすい馬場でした。

なので先行脚質のセルバーグより差しタイプのベジャールを選んでしまいました。

馬場傾向と逆の結果になる。

これも競馬あるあるですけどね。

2~4着は私がチョイスした1~3番人気の馬。

今週も人気通りの決着になるかと思っていたんですけどセルバーグにやられました。

最も期待したドゥラメンテ産駒①ドゥラエレーデは7着。

ドゥラメンテ産駒は日曜も7R芝2000М戦で4番人気メイショウオオミネが勝っていました(もちろんその馬券はとりました)ので相当な期待でしたが、道中悪い内を通っていたうえに直線スムーズさも欠いて案外な結果。1年ぶりのレースというのもやはりマイナスだったのかもしれません(ひょっとしたら次走得意の小倉・小倉記念あたり使ってきたなら今回は叩き台レースの可能性あり)。

他で見るとチョイスに悩んだサブライムアンセムは5着。

それなりに走っていました。

あとハンデが重いので軽視した格上実績馬ダノンスコーピオンやホウオウアマゾンは大敗、7歳以上の馬も好走していないことから予想の方向性は間違っていません。

ただ「結果がね~」という感じでした。

 

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

今週末の重賞は新潟アイビスサマーダッシュと札幌クイーンSがあります。

札幌クイーンSは例年の傾向では圧倒的内枠有利で内枠を買えば当たるレースですが、今年の札幌芝は初週を見る限り真逆の傾向になる可能性があります。

新潟アイビスサマーダッシュは私の愛馬トキメキが出走を予定しております。

トキメキは上りが速くない馬場なら面白いと思っています。

予想としては新潟も今年の猛暑で馬場傾向が例年と違う可能性もあるので、今週末の重賞予想は馬場を見極めて公開の有無を決めたいと思います。