脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

前飛ばし過ぎ! 毎度の裏目で撃沈~5/7土曜中京・京都新聞杯の予想結果~

kakikenです。

 

もう3歳重賞は当たる気がしませんね。

何となく見えてきましたけどもうしばらく迷走しそうです。

 

では土曜の重賞予想を振り返ります。

土曜中京11R 京都新聞杯 芝2200М

(予想)

レースの注目はこのブログでも2週連続の3歳重賞でクローズアップしている新種牡馬キタサンブラックの産駒・ブラックブロッサムの取捨をどうするかです。

前走大寒桜賞圧勝。しかしあの日の中京芝は重馬場で高松宮記念ではレシステンシアよりキルロードの方が適性が合う馬場でした。

正直異質な芝でした。

そこで圧勝した馬が土曜の開幕週の初日の芝が合うかどうか?

金曜の馬場情報を見ると昨年より含水率が低くクッション値も高く硬い馬場。はっきり言って大寒桜賞の馬場と真逆。

私は人気や妙味から今回は切ります。

もしここで勝てば化け物だと思います。

 

と、ブラックブロッサムを切ったところで予想に入ります。

5月開催の中京芝2200Мのレースポイントは以下の通り。

★逃げ先行(1~3番手)の馬が必ず来る(3頭中2頭が馬券になりやすい)

★血統では中京芝2200Мはディープインパクトシンボリクリスエスがいい

 

逃げ先行が見込めて血統的に馬場が合いそうな馬

①メイショウラナキア

ドゥラメンテ産駒で母系が欧州血統で硬めの馬場が合うはず

⑤ミスターホワイト

ハーツクライ産駒なので良馬場で硬い馬場なら合うはず

⑫ポッドボレット

ハーツクライジャスタウェイ産駒で母父が3歳中京芝2200Мでハマるサドラーズウェルズ

 

ディープインパクト産駒は2頭

⑦リアド ノーザンF生産馬

⑧ショウナンアデイブ ノーザンF生産馬

硬い馬場でハマる母母父シーキングザゴールドがあるリアドをチョイス

 

シンボリクリスエスの血ではエピファネイア産駒2頭

⑥アップデート 母父ステイゴールド 母母父カコイシーズ

ヴェローナシチー 母父ゼンノロブロイ 母母父クロフネ

どちらも馬場は合いそうですがどちらもちょっと足りない印象。展開が合わない感じもしますが実績的に⑪ヴェローナシチー

 

①⑤⑦⑫

逃げ先行で選んだ3頭とディープインパクト産駒リアドの4頭BOXを重視しつつ押さえで⑪ヴェローナシチーを加えた馬券。

(結果)

1着③アスクワイルドモア 8番人気

2着⑪ヴェローナシチー  7番人気

3着⑨ポルトグフーシュ  5番人気

5着⑩ブラックブロッサム 1番人気

7着⑦リアド       3番人気

9着①メイショウラナキア 4番人気

11着⑤ミスターホワイト    6番人気

12着⑫ポッドレッド    2番人気

 

惨敗に近い予想でした。

勝ち時計2分9秒5のレコード。朝の馬場情報でクッション値が10・5と硬めの馬場で雨の影響もなく速い時計が出る馬場になっていました。

ある程度前が止まらない馬場なので逃げ先行に期待しましたがさすがに飛ばし過ぎ。差しが決まる流れになって期待した先行馬は揃って惨敗でした。

タフな高速馬場を味方に勝ったのがキズナ産駒のアスクワイルドモア。この馬も血統的には悪くなかったのですが先行馬重視したため切りました。

ヴェローナシチーはツメの甘い馬ですが、やはりそういう馬ほど、こういうタフな流れは合います。

3着ポルトグフーシュはロベルト系スクリーンヒーロー産駒ですが母系がイマイチだったのでほぼノーマークでした。

1,3着が社台F系、エアレーション無し馬場のタフなレースはノーザンF生産馬より社台F系ということですね。

ある程度速い時計は想定しましたがレコード決着は想定外でした。ただディープインパクト産駒リアドの負け方などを見るとさすがにディープインパクト産駒の血の勢いのなさ、脆さを感じました。

ディープインパクトシンボリクリスエスの血がいいと予想で書きましたがディープインパクトの仔キズナの産駒が勝ち、シンボリクリスエスの仔エピファネイアの産駒が2着。ハマり種牡馬の流れは汲んでいましたが、世代交代をはっきり実感しました。

逆に速い時計が向かないとして切ったキタサンブラック産駒ブラックブロッサムは5着でしたが、ハイペースの3番手で競馬した割によく粘っていました。はっきりと合わない馬場での5着は高評価できます。スタミナは相当ありそうで馬場次第ですが菊花賞あたり面白いかもしれません。東京は向かないと思いますが今後も重い馬場、時計の出ない馬場では注目しようと思いました。

 

 

以上土曜の重賞予想を振り返りました。

血の世代交代が進む3歳、日曜のNHKマイルカップはどうなるのか?

新しい血を買うべきなのか、定番の血を買うべきなのか。

NHKマイルカップは傾向がはっきりしているレースだけにちょっと悩ましいです。