脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

安直に内の馬を買えば正解でした~7/30日曜札幌クイーンSの予想結果~

kakikenです。

 

日曜のアイビスサマーダッシュは私の愛馬トキメキが6番人気2着!

重賞制覇まであと一歩、惜しかったですがよく頑張ってくれました。

アイビスサマーダッシュは父、母父にミスタープロスペクター系の血がある馬を狙えばいいレース。実際1~3着は父、母父がミスタープロスペクター系でした。

結果だけ見れば的中できそうですが、予想の過程ではチョイスが超難解でしたので見送りましたけど。

一方クイーンSは何も考えず安直に予想すればよかったという残念な結果でした。

 

では日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜札幌11R クイーンS 芝1800М

(予想)

基本的には圧倒的に内枠が有利なレース。

昨年の予想でも『内枠を狙えばいい』なんて予想をしていたと思いますが、正直今年もそれでいいような気がします。

特に1枠①コスタボニータは同じように圧倒的内枠有利だった阪神牝馬ステークスで内枠2番を引いて3着好走していますからその再現をすればそのまま好走できる気がします。土曜新潟で騎乗していた松山騎手がわざわざ札幌参戦しますし狙えます。

ただ内枠で狙うのはコスタボニータだけ。

今年に関しては②ウインピクシス、③ライトクオンタムとか狙う気にはなりません。

近年1番人気か2番人気馬が必ず馬券になっているのでライトクオンタムやドゥーラは買うべき馬なのでしょうけど、何か違う気がします。

2頭とも血統も悪くないです。合っていると思います。

でもこのレースに関してはちょっとズレを感じます。

というわけで今回は馬場適性重視でチョイスします。

過去好走馬や今の札幌芝で好走している馬の特徴を見ると

中山好走馬(中山タイプ)の馬がいい

です。

クイーンSなら中山芝1600、1800М重賞の好走馬が狙えます。

⑫ミスニューヨーク

ターコイズS、中山牝馬ステークス好走の実績。札幌は初コースで未知ですが適性は高いと思います。少し外枠ですが今の札幌は差しが決まる馬場ではありますので適性の髙さから好走を期待です。

⑤サトノセシル

この馬はクイーンSが得意というか洋芝の鬼です。そして今年中山牝馬ステークス3着で中山重賞とこのレースがリンクしていることがこの馬からわかります。

⑪ジネストラ

重賞ではないですが中山桜花賞トライアルのアネモネS2着。中山マイルが得意で、この馬はツメの甘いレースばかりが目立ちますが札幌では芝1500Мですがしっかり勝ち切っていることから適性の髙さを伺えます。ミスニューヨーク同様に外目の枠が気になりますが狙える1頭です。

⑧キタウイング

この馬の祖母はアイビスサマーダッシュ出走のトキメキのお母さんです。この馬は新潟2歳ステークスと中山フェアリーSの勝ち馬。2戦2勝の新潟は野芝で(野芝オンリー馬場と洋芝オンリー馬場はリンクしやすい)札幌の馬場も合いそうです。穴馬ならこの馬でしょう。

結論としては内枠の①コスタボニータと中山巧者の4頭です。

①⑤⑧⑪⑫

ワイドでは厳しいでしょうけど、人気が割れていますから馬連なら5頭BOXでも的中すればプラスでしょう。

(結果)

1着⑦ドゥーラ     1番人気

2着②ウインピクシス  9番人気

3着①コスタボニータ  3番人気

7着⑫ミスニューヨーク 5番人気

8着⑧キタウイング   10番人気

11着⑤サトノセシル   7番人気

13着⑪ジネストラ    4番人気

 

1番人気⑦ドゥーラが1着、①コスタボニータ3着、②ウインピクシス2着。

圧倒的有利な内枠の馬と1,2番人気を買えば1~3着的中できました。

2番人気馬は前日最終オッズでは③ライトクオンタムでしたが最終的には④ルビーカサブランカでしたが、ルビーカサブランカは際どい4着。

予想の冒頭で記述した通りの結果。

安直予想が正解でしたね。

レース後はこの猛暑でバテバテなところにこの結果に心身ともにグッタリしました。

他の芝レースでは中山好走馬がきっちり走って(実際それで馬券的中して)いたので狙いとしては間違いないのですけど、コスタボニータ以外はチョイスした馬たちが外目の馬や差し追い込み馬で、枠、展開全て今年は不向きな結果になりました。

ジネストラは一応やることはやった感じ(枠、騎手がマイナス)でしたが、サトノセシルやキタウイング、ミスニューヨークはもう少し工夫して乗って欲しかったです(ある程度差しが決まるので直線勝負にかけてしまった感じですね。

勝ったドゥーラは札幌実績もありますし、母父キングヘイローということで野芝色の強い血統がいい今の札幌なので好走して当然かもしれませんが、ちょっと能力を軽視したことが失敗でした。

2着ウインピクシスは中山実績もあり悪くなかったのですが前走福島牝馬Sの負け方から軽視しました。ジネストラと違い枠と騎手もプラスでしたね。

3着コスタボニータは似た馬場傾向だった阪神牝馬S同様に3着、狙った通り好走してくれました。

同日行われたアイビスサマーダッシュのように圧倒的不利な内枠が1,3着するようにデータ、傾向通りに行かないことの多いローカル重賞なので、ちょっとひねってみたらデータ傾向通りの結果、皮肉なものです。

 

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

データ通りだったり、データが覆されたり。

競馬はそれの繰り返しなので仕方ないですけど、ちょっと疲れる結果でした。

今週末はダート重賞のみなので予想はお休みします。

次は再来週8月13日の関屋記念小倉記念の予想公開を予定しています。

特に関屋記念は毎年ハマり続けているデータがあります。予想でも取り上げますが今年もハマるか注目です!