脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

予想通り的中のセントウル、軸馬1着も穴馬取り逃した京成杯~9/11日曜中京セントウルS&中山京成杯オータムハンデの予想結果~

kakikenです。

 

まずは前回冒頭に取り上げた注目種牡馬の産駒の結果ですが、いきなり穴馬券演出、素晴らしい結果を残してくれました。

詳細について後日に改めて書きます。

 

では日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜中京11R セントウルステークス芝1200М

(予想)

このレースは6年連続1番人気勝利、10年連続で1番人気連対中。

1,2番人気が馬券に揃って絡みやすいレース、最悪でも1,2番人気どちらかが連対するレースです。

今年の1,2番人気馬は

⑤メイケイエール

⑪ソングライン

メイケイエールは中京実績あり、しかもご当地馬主なのでそれだけ本気度は高く、昨年9月中京開催でも好走が目立ったミッキーアイル産駒なので血統的にも問題無し。

ソングラインはキズナ産駒ということで馬場のハマり次第では苦戦しそうな感じもありますが、母父シンボリクリスエス母母父アグネスタキオンということで野芝開催の中京は合いそうです。メイケイエールは勝ち負け確実、ソングラインは連対を外すリスク有りも3着は外さなそう。

いずれにせよこの2頭が馬券軸です。

問題は相手です。中京巧者で野芝開催も血統的に合いそうな馬が

⑥タイセイアベニール

サンライズオネスト

⑨ダディーズビビッド

他の傾向で注目すべきものとして、このレースは外枠が絡みやすいレースです。

7枠、8枠が絡みやすいです。

今年に関して7枠は⑪ソングラインなのでこの馬をチョイスすればいいです。では8枠はどうか?

⑫ファストフォース

⑬ラヴィングアンサー

基本先行有利なレースなので⑫ファストフォースですかね。

ただ⑬ラヴィングアンサーも昨年このレース追込で8着。全くの人気薄ですが、鉄板級の1,2番人気馬の決着の中に予想外の大穴が紛れることはよくあるので押さえておいてもいいでしょう。

結論として

三連複⑪ー⑥

馬単ー⑪⑥⑦⑨

※追記

おまけ逆神予想

京成杯オータムハンデの予想中に気づいた川田騎手⑧モントライゼと1,2番人気馬

⑤⑧⑪ ⑧ー⑤⑪

 

(結果)

1着⑤メイケイエール     1番人気

2着⑫ファストフォース    7番人気

3着⑦サンライズオネスト   4番人気

4着⑨ダディーズビビッド   3番人気

5着⑪ソングライン      2番人気

8着⑥タイセイアベニール   9番人気

9着⑬ラヴィングアンサー  10番人気

 

1番人気メイケイエール勝利!

これで1番人気は7年連続勝利、11年連続連対となりました。

私もこの馬が勝つと確信していましたから今回この馬から馬単勝負でした。

2着には予想で指摘した通り相性の良い8枠の7番人気⑫ファストフォース。

馬単⑤ー⑫2080円的中!

3,4着もメイケイエールの相手としてチョイスしたサンライズオネスト、ダディーズビビッド。3着サンライズオネストはコース巧者であり、母父が野芝血統で高速馬場も得意なジャングルポケットと馬場が向きました。ダディーズビビッドもコース巧者らしく今回も安定した差のない競馬をしました。

そして5着が2番人気ソングライン。

この馬はトライアル向きではないので、予想で指摘した通り連対を外すリスクが高いと思っていましたがまさか3着も外すとは……。成績にムラがあるキズナ産駒らしい結果でしたが、逆に次走は勝負気配が高く巻き返す可能性が高いと思います。

先行有利でしかもレコードタイムが出る高速決着。これでは追い込み馬は出番が無く⑥タイセイアベニールや⑬ラヴィングアンサーの8,9着は仕方なしです。

ちなみにおまけ逆神予想で挙げた⑧モントライゼは5番人気6着でした。

馬券はツメの甘い結果でしたが、レースは読み通りの結果でした。

 

日曜中山11R 京成杯オータムハンデ芝1600М

(予想)

昨年は母が野芝血統アビラのカテドラルから流して的中しました。

それでも強気になれなかったのは追い込みが届くのかということ。正直ハイペースと内枠でロスなく競馬したことが幸いしたと思ってます。

基本先行有利で差すなら内枠の馬。このレースはそんなレースだと思っています。

今年はカテドラル不在、さらには「これ!」という馬も不在。

とりあえずレースのポイントごとに候補をチョイスしていきます。

★血統的には近年毎年ディープインパクト産駒が馬券になっている

今年ディープインパクト産駒は1頭のみ!

⑪ファルコニア

気になるのは川田騎手が乗りに来ないこと。惜敗続きで再度吉田隼騎手にスイッチしたならいいのですが、川田騎手がセントウルのモントライゼに勝負気配感じているとすると色々不安になってしまいますけど、今回のメンバーであえて軸ならこの馬です。

参考までに母父、ディープインパクト系まで広げると

②コムストックロード  ディープインパクト系シルバーステート産駒

⑦ルークズネスト    母父ディープインパクト

⑫ミッキーブリランテ  ディープインパクトディープブリランテ産駒

 

★前走関屋記念中京記念組がいい

ベレヌス       中京記念1着

④シャーレイポピー       中京記念7着

⑥ミスニューヨーク 中京記念4着

⑨シュリ          関屋記念2着

⑪ファルコニア         中京記念3着

⑭レインボーフラッグ              中京記念8着

今年唯一関屋記念組⑨シュリはハーツクライ産駒で4年連続で馬券になっているのでチョイス。ベレヌスは中山実績が無いものの東風Sも僅差4着、野芝適性の髙いタートルボウル産駒、今の中山は簡単に前が止まらないので押さえます。ミスニューヨークは馬場が合いそうなキングマンボ系産駒で母母父アンブライドルド系も野芝得意な血統。

★この他として

③インテンスライト

正直ワンパンチ足りない印象ですが中山巧者。今回ロスの無い内枠に入り、さらに野芝適性の髙いエイシンフラッシュ産駒なら押さえるべき。

①③⑥⑨⑪

絞ってこの5頭。

ほぼ上位人気馬チョイス。

ん~何か微妙。

ならば「微妙」と思っている馬から買うのもありかもしれません。

ダーリントンホール

正直硬く軽い野芝より重い馬場向きの血統構成なので嫌っている馬ですが、鞍上が横山武史騎手。土曜の中山芝レースでは横山武史騎手は好調で何だかんだで上位に持ってきています。馬場に合った馬に乗っている印象なのでこの馬から買うのもありです。

 

結論として、さすがに人気上位6頭BOXは節操ないので、絞ってチョイスミスの可能性を高めた予想にしてみます。

当初の軸候補だった馬⑪ファルコニアから①③⑥⑧⑨

逆神馬券⑧ダーリントンホールから①③⑥⑨

 

ちなみに余談として、例年好走パターンの馬として

★芝1400М実績(芝1400ベストの血統)があり東京より中山向きの馬

②コムストックロード

⑦ルークズネスト

⑩ルフトシュトローム

⑫ミッキーブリランテ

⑬クリノプレミアム

例年は(人気にならないので)このタイプの馬を注目してきましたが、今年はどの馬も血統など正直微妙だったので切りました。もし穴馬が来るならこのグループかも?

(結果)

1着⑪ファルコニア     1番人気

2着⑫ミッキーブリランテ 12番人気

3着⑬クリノプレミアム   7番人気

4着⑥ミスニューヨーク   3番人気

5着①ベレヌス       4番人気

7着③インテンスライト   6番人気

12着⑧ダーリントンホール  2番人気

除外⑨シュリ

 

軸馬ファルコニアが1着。

前半3Fが35秒8。例年と比べても遅すぎ、これでは前は止まりません。ファルコニアは今回2番手で競馬したことが正解、逃げた12番人気⑫ミッキーブリランテを何とか交わして1着。3着も先行した7番人気⑬クリノプレミアム。

私の予想は1着、4着、5着。

人気薄の2,3着が予想の最後で指摘したグループの馬たち。読み通りこのグループから穴馬が出ました。

やられた~という感じでした。

ミッキーブリランテはすごく気になった馬でしたがニューイヤーステークス好走などどちらかと言えば冬の中山巧者という印象だったので見送り、クリノプレミアムもオルフェーヴル産駒というのが重馬場向き、軽い9月の馬場は合わないと思って切りました。

勝ち時計が1分33秒6と一昨年に近い遅い時計。そういえば一昨年もミッキーブリランテと似た冬中山巧者のボンセルヴィーソが13番人気3着。遅いペースになるとこういう本来の野芝適性から少しズレた馬でも馬券に絡んでしまうということですかね。

ここまでのスローペースになったので4着ミスニューヨーク、5着ベレヌス、7着インテンスライトに関しては位置取りの差があったようですが、12着のダーリントンホールは好調横山武史騎手でこの大敗は野芝適性の無さだと思います。

やはり基本は逃げ先行が有利なレースということですが、ペース次第で適性が微妙にブレるレースということで、私にとってこのレースが毎年迷宮入り予想になるのでしょうね。今年も超難解レースでした。

結果的にディープインパクト産駒、ディープインパクトの孫のワンツー。来年以降もディープインパクト産駒、ディープインパクト系産駒を重視したいと思います。

 

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

京成杯は悔しい不的中になりましたが、紫苑ステークス含めて、ほぼ見解通りでいい予想はできています。

なので、まずまずの好スタートを切れたと思います。

今週末は三日開催ですが注目は何と言っても19日月曜のセントライト記念

このブログではすでに何度も名前を出し、私がGⅠ級だと確信している、あの馬が出走予定をしています。関係者も自信満々みたいで、勝ち負けは必至。個人的にはこの秋の大勝負になるかもしれません。まずは無事に、木曜夕方に出走確定馬の中に名前があることを願います。

 

 

 

 

迷いなき中京、迷宮入りの中山~9/11日曜中京セントウルS&中山京成杯オータムハンデの予想~

kakikenです。

 

以前コラムで書いたこの9月開催注目種牡馬リオンディーズエイシンヒカリ

土曜は出走無しでしたが日曜は4頭出走。

〇中京3R2歳未勝利芝1400М戦

⑦クリノアグレッシブ リオンディーズ産駒 

最も注目しているレース。マイナー騎手が鞍上なので人気はしないでしょうけど、母父がシンボリクリスエスで血統構成は抜群。どんな走りをするか注目です。

〇中山7R芝1600М戦

⑤ステラナビゲーター エイシンヒカリ産駒

中山マイル実績もあるので期待できそうです。

〇中山10Rセプテンバーステークス

③フォイアーロート リオンディーズ産駒

セリシア エイシンヒカリ産駒

中山実績のない馬たちなのでこの2頭の結果で適性の髙さが見えそうです。

以上4頭。これらの馬がどんな走りをするかでこの秋開催の楽しみが増えそうです。

 

では日曜の重賞予想です。

日曜中京11R セントウルステークス芝1200М

このレースは6年連続1番人気勝利、10年連続で1番人気連対中。

1,2番人気が馬券に揃って絡みやすいレース、最悪でも1,2番人気どちらかが連対するレースです。

今年の1,2番人気馬は

⑤メイケイエール

⑪ソングライン

メイケイエールは中京実績あり、しかもご当地馬主なのでそれだけ本気度は高く、昨年9月中京開催でも好走が目立ったミッキーアイル産駒なので血統的にも問題無し。

ソングラインはキズナ産駒ということで馬場のハマり次第では苦戦しそうな感じもありますが、母父シンボリクリスエス母母父アグネスタキオンということで野芝開催の中京は合いそうです。メイケイエールは勝ち負け確実、ソングラインは連対を外すリスク有りも3着は外さなそう。

いずれにせよこの2頭が馬券軸です。

問題は相手です。中京巧者で野芝開催も血統的に合いそうな馬が

⑥タイセイアベニール

サンライズオネスト

⑨ダディーズビビッド

他の傾向で注目すべきものとして、このレースは外枠が絡みやすいレースです。

7枠、8枠が絡みやすいです。

今年に関して7枠は⑪ソングラインなのでこの馬をチョイスすればいいです。では8枠はどうか?

⑫ファストフォース

⑬ラヴィングアンサー

基本先行有利なレースなので⑫ファストフォースですかね。

ただ⑬ラヴィングアンサーも昨年このレース追込で8着。全くの人気薄ですが、鉄板級の1,2番人気馬の決着の中に予想外の大穴が紛れることはよくあるので押さえておいてもいいでしょう。

結論として

三連複⑤⑪ー⑥⑦⑨⑫⑬

馬単⑤ー⑪⑥⑦⑨⑫⑬

※追記

おまけ逆神予想

京成杯オータムハンデの予想中に気づいた川田騎手⑧モントライゼと1,2番人気馬

⑤⑧⑪ ⑧ー⑤⑪

 

 

日曜中山11R 京成杯オータムハンデ芝1600М

昨年は母が野芝血統アビラのカテドラルから流して的中しました。

それでも強気になれなかったのは追い込みが届くのかということ。正直ハイペースと内枠でロスなく競馬したことが幸いしたと思ってます。

基本先行有利で差すなら内枠の馬。このレースはそんなレースだと思っています。

今年はカテドラル不在、さらには「これ!」という馬も不在。

とりあえずレースのポイントごとに候補をチョイスしていきます。

★血統的には近年毎年ディープインパクト産駒が馬券になっている

今年ディープインパクト産駒は1頭のみ!

⑪ファルコニア

気になるのは川田騎手が乗りに来ないこと。惜敗続きで再度吉田隼騎手にスイッチしたならいいのですが、川田騎手がセントウルのモントライゼに勝負気配感じているとすると色々不安になってしまいますけど、今回のメンバーであえて軸ならこの馬です。

参考までに母父、ディープインパクト系まで広げると

②コムストックロード  ディープインパクト系シルバーステート産駒

⑦ルークズネスト    母父ディープインパクト

⑫ミッキーブリランテ  ディープインパクトディープブリランテ産駒

 

★前走関屋記念中京記念組がいい

ベレヌス       中京記念1着

④シャーレイポピー       中京記念7着

⑥ミスニューヨーク 中京記念4着

⑨シュリ          関屋記念2着

⑪ファルコニア         中京記念3着

⑭レインボーフラッグ              中京記念8着

今年唯一関屋記念組⑨シュリはハーツクライ産駒で4年連続で馬券になっているのでチョイス。ベレヌスは中山実績が無いものの東風Sも僅差4着、野芝適性の髙いタートルボウル産駒、今の中山は簡単に前が止まらないので押さえます。ミスニューヨークは馬場が合いそうなキングマンボ系産駒で母母父アンブライドルド系も野芝得意な血統。

★この他として

③インテンスライト

正直ワンパンチ足りない印象ですが中山巧者。今回ロスの無い内枠に入り、さらに野芝適性の髙いエイシンフラッシュ産駒なら押さえるべき。

①③⑥⑨⑪

絞ってこの5頭。

ほぼ上位人気馬チョイス。

ん~何か微妙。

ならば「微妙」と思っている馬から買うのもありかもしれません。

ダーリントンホール

正直硬く軽い野芝より重い馬場向きの血統構成なので嫌っている馬ですが、鞍上が横山武史騎手。土曜の中山芝レースでは横山武史騎手は好調で何だかんだで上位に持ってきています。馬場に合った馬に乗っている印象なのでこの馬から買うのもありです。

 

結論として、さすがに人気上位6頭BOXは節操ないので、絞ってチョイスミスの可能性を高めた予想にしてみます。

当初の軸候補だった馬⑪ファルコニアから①③⑥⑧⑨

逆神馬券⑧ダーリントンホールから①③⑥⑨

 

ちなみに余談として、例年好走パターンの馬として

★芝1400М実績(芝1400ベストの血統)があり東京より中山向きの馬

②コムストックロード

⑦ルークズネスト

⑩ルフトシュトローム

⑫ミッキーブリランテ

⑬クリノプレミアム

例年は(人気にならないので)このタイプの馬を注目してきましたが、今年はどの馬も血統など正直微妙だったので切りました。もし穴馬が来るならこのグループかも?

 

 

以上、日曜の重賞予想でした。

では日曜の競馬を楽しみましょう!

 

 

 

読み通りのキンカメ馬場でしたが……~9/10土曜・中山紫苑ステークスの予想結果~

kakikenです。

 

まずは前回冒頭の『血統的に面白いのが土曜中京8レース②ホウオウバニラです』の結果から。

ホウオウバニラは3番人気2着でした。

上位人気3頭の決着でしたが宣言通り、勝ち負けはしてくれました。この日の中京は稍重でしたが、いかにも野芝開催らしい野芝血統向きの馬場ではありました。

ホウオウバニラの母父アカテナンゴ。9月開催では信頼できる血統です。

芝レースは全体的に読み通りの結果となった土曜でしたが肝心なのが……。

 

では土曜の重賞予想を振り返ります。

土曜中山11R 紫苑ステークス 芝2000М

(予想)

野芝開催といっても近年はエアレーション効果などで野芝っぽくない馬場でスタートすることが多くなっています。

昨年の予想は野芝色の強い血統の馬をチョイスして失敗。

一昨年は紫苑ステークスの定番傾向であるオークス最先着馬とノーザンF生産馬をチョイス、ノーザンF生産馬が1頭しか絡まず外れ。ちなみに昨年は1~4着がノーザンF生産馬という結果。

オークス最先着馬については昨年、一昨年と不発していますが、オークス出走馬が毎年絡んでいます。

そのオークス出走馬で紫苑ステークスを絡んだ馬の特徴として、当然のようなことですが中山コース良績馬がいいようです。

 

馬場読みの観点で言えば、芝は金曜正午時点で稍重。これから回復に向かいそうですが恐らく金曜の散水は無いと思います。そうなると乾燥して馬場が引き締まり硬化する可能性があります。そういう馬場はキングカメハメハ系向きです。仮に乾きが悪く良馬場でも渋め残りの場合、こちらもキングカメハメハ向きです。

つまり土曜はキングカメハメハ向き馬場です。

キングカメハメハの血がある馬

ライラック      母父キングカメハメハ  

⑩サンカルパ      ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)産駒

サウンドビバーチェ  ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)産駒

⑫スタニングローズ   キングカメハメハ産駒

⇒正直この4頭BOXでもいいような気がしますね。

 

例年絡むノーザンF生産馬

③ロジレット

⑩サンカルパ

⑫スタニングローズ

⇒今年は3頭。この3頭BOXでも良さそうですね。

 

オークス出走した中山良績のある馬

②サークルオブライフ オークス 1番人気12着  中山未勝利勝ち

④ニシノラブウインク     14番人気 8着  中山フラワーC2着など

ライラック         12番人気11着  中山フェアリーS勝ち

サウンドビバーチェ (オークスレース直前除外) 中山菜の花賞勝ち

⑫スタニングローズ      10番人気 2着  中山フラワーC勝ち

オークス最先着馬でキングカメハメハ産駒でノーザンF生産馬のスタニングローズが軸馬として最適ということになります。

血統面で言えば、

母父アグネスタキオンの④ニシノラブウインク、母父がゴーンウェスト系サンカルパが9月中山野芝馬場がいかにも合いそうです。

④ニシノラブウインク

⑩サンカルパ

⑫スタニングローズ

今回はこの3頭です。

次点

②サークルオブライフ 

母系がマイナー血統で野芝は合いそうだが成長力や伸びしろが無さそう。

③ロジレット

重馬場くらい時計、上り掛かる馬場ならあり得る程度

ライラック

オルフェーヴル産駒なので時計と上りが掛かる馬場向き。軽い高速馬場だと厳しい。

サウンドビバーチェ

母系が微妙で、距離2000Мも長い感じ。

⇒中心視した④⑩⑫が先行タイプなので次点からは差しタイプの②サークルオブライフ⑧ライラックをチョイス。

結論

④⑩⑫②⑧

 

(結果)

1着⑫スタニングローズ  1番人気 キングカメハメハ産駒

2着⑪サウンドビバーチェ 2番人気 キングカメハメハドゥラメンテ産駒

3着⑧ライラック     6番人気 母父キングカメハメハ

4着②サークルオブライフ 3番人気

6着④ニシノラブウインク 5番人気

9着⑩サンカルパ     4番人気

 

最後の最後で切ったサウンドビバーチェに2着粘られてしまいました。

毎度毎度のチョイスミスだけで、ほぼ予想通りの結果ではありました。

キングカメハメハの血がある馬たちが1~3着。

オークス最先着馬のキングカメハメハ産駒スタニングローズが勝利。

傾向通りでした。

ちなみにスタニングローズはキングカメハメハの子、サウンドビバーチェはキングカメハメハの孫にあたりますが、野芝開催では血が古いが上位に来やすいです。

エピファネイアシンボリクリスエス産駒)とシンボリクリスエス産駒ならシンボリクリスエスの方が走るような感じです。

1着スタニングローズは馬場も合っていました。ただ次走秋華賞はオーバーシード馬場なのでちょっと割引が必要かもしれません。

2着サウンドビバーチェは横山武史騎手が見事でした。この日の中山芝は前半ペースが速くなるレースが多かったのですがこのレースは前半スローに落とし、まんまと逃げ粘りました。

対照的なのが6着ニシノラブウインク。三浦騎手、この人は馬の適性わかってません。ニシノラブウインクは今回6番手の競馬でしたが「ためていい脚が使える馬じゃないのになぜ先行しないんだ?」と呆れました。ただこの馬にこのスローペースは不向き、さらに雨上がりの気温上昇で硬化した馬場もマイナスだったかもしれませんが。

3着ライラックは良い脚を使って3着。硬化した馬場でオルフェーヴル産駒が合うとは思えない感じでしたが中山適性が高い馬でした。

4着サークルオブライフは3番人気とさほど高い評価にはなりませんでした。それなりに走っていますが、やはり母系の弱さが段々出てきている感じもします。2歳がピークだった感が漂います。

9着サンカルパは血統的にはスタニングローズに次ぐ良さだったのですが、これだけ負けたのが能力の無さ。前走2勝クラスを勝ちきれなかったのは実力不足からだったようです。

 

 

 

以上、土曜の重賞予想を振り返りました。

毎度毎度のチョイスミスでした。

ただある程度馬場は読めているので日曜こそはきっちり的中ですね。

 

 

渋った馬場が乾いてあの血統向きの馬場に?~9/10土曜・中山紫苑ステークスの予想~

kakikenです。

 

基本芝レースは全てチェックするので夏競馬は作業量が地獄でした。

一日平均7レース✖3競馬場=21レース

今週から5週間2場開催が続きますが土曜芝レースは11レース。

ほぼ半減。かなり楽です。

ただ少頭数ばかりで馬券購入意欲は湧きませんけど。

血統的に面白いのが土曜中京8レース②ホウオウバニラです。

母父アカテナンゴ。野芝の定番血統です。

ホウオウバニラはフローラS、オークスでも注目した馬です。

脚質的に微妙ですが自己条件なら勝ち負けだと思います。

 

では土曜の重賞予想です。

土曜中山11R 紫苑ステークス 芝2000М

野芝開催といっても近年はエアレーション効果などで野芝っぽくない馬場でスタートすることが多くなっています。

昨年の予想は野芝色の強い血統の馬をチョイスして失敗。

一昨年は紫苑ステークスの定番傾向であるオークス最先着馬とノーザンF生産馬をチョイス、ノーザンF生産馬が1頭しか絡まず外れ。ちなみに昨年は1~4着がノーザンF生産馬という結果。

オークス最先着馬については昨年、一昨年と不発していますが、オークス出走馬が毎年絡んでいます。

そのオークス出走馬で紫苑ステークスを絡んだ馬の特徴として、当然のようなことですが中山コース良績馬がいいようです。

 

馬場読みの観点で言えば、芝は金曜正午時点で稍重。これから回復に向かいそうですが恐らく金曜の散水は無いと思います。そうなると乾燥して馬場が引き締まり硬化する可能性があります。そういう馬場はキングカメハメハ系向きです。仮に乾きが悪く良馬場でも渋め残りの場合、こちらもキングカメハメハ向きです。

つまり土曜はキングカメハメハ向き馬場です。

キングカメハメハの血がある馬

ライラック      母父キングカメハメハ  

⑩サンカルパ      ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)産駒

サウンドビバーチェ  ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)産駒

⑫スタニングローズ   キングカメハメハ産駒

⇒正直この4頭BOXでもいいような気がしますね。

 

例年絡むノーザンF生産馬

③ロジレット

⑩サンカルパ

⑫スタニングローズ

⇒今年は3頭。この3頭BOXでも良さそうですね。

 

オークス出走した中山良績のある馬

②サークルオブライフ オークス 1番人気12着  中山未勝利勝ち

④ニシノラブウインク     14番人気 8着  中山フラワーC2着など

ライラック         12番人気11着  中山フェアリーS勝ち

サウンドビバーチェ (オークスレース直前除外) 中山菜の花賞勝ち

⑫スタニングローズ      10番人気 2着  中山フラワーC勝ち

オークス最先着馬でキングカメハメハ産駒でノーザンF生産馬のスタニングローズが軸馬として最適ということになります。

血統面で言えば、

母父アグネスタキオンの④ニシノラブウインク、母父がゴーンウェスト系サンカルパが9月中山野芝馬場がいかにも合いそうです。

④ニシノラブウインク

⑩サンカルパ

⑫スタニングローズ

今回はこの3頭です。

次点

②サークルオブライフ 

母系がマイナー血統で野芝は合いそうだが成長力や伸びしろが無さそう。

③ロジレット

重馬場くらい時計、上り掛かる馬場ならあり得る程度

ライラック

オルフェーヴル産駒なので時計と上りが掛かる馬場向き。軽い高速馬場だと厳しい。

サウンドビバーチェ

母系が微妙で、距離2000Мも長い感じ。

⇒中心視した④⑩⑫が先行タイプなので次点からは差しタイプの②サークルオブライフ⑧ライラックをチョイス。

結論

④⑩⑫②⑧

 

 

 

以上、土曜の重賞予想でした。

紫苑ステークスは毎年初日で馬場が読みづらい中での予想となってますが、今年はきっちり的中し、秋競馬の好スタートを切りたいですね。

では土曜の競馬を楽しみましょう!

 

知ってて損無し、なので何度でも書きます!~秋の野芝開催で狙える野芝血統~

kakikenです。

 

今回は過去何度と取り上げた野芝血統について再度取り上げます。

今週末から始まる中山、中京開催が野芝開催なので野芝血統を知ることは馬券的中率を高めることになります。

例えば昨年京成杯オータムハンデを勝ったカテドラルは、その母アビラ自体が野芝適性の髙い馬なのでその産駒は野芝開催での期待値は高まります(特にアビラの仔3歳ラスマドレスが出走したら注目です)。

 

さて先週末の札幌競馬最終週では、土曜札幌2歳ステークスをドゥーラ、日曜すずらん賞をコスモイグロークが勝ちました。

この2頭の母父はいずれもキングヘイローでした。

キングヘイローは野芝適性の髙い種牡馬

札幌は洋芝ですが開催後半になると野芝色が強くなりますので、キングヘイローが野芝適性の髙い血統だと分かっていればこの2頭が狙える馬だと気づけます。

逆に言えば、キングヘイローの血が来たことで最終週の札幌の芝が野芝色が強かったことがわかるわけです。

昨年秋の中山開催で言えばセントライト記念を勝ったアサマノイタズラも母父キングヘイロースプリンターズSを勝ったピクシーナイトも母父キングヘイロー

この結果を見てもキングヘイローの血は野芝適性が高いことがわかります。

なのでこの9月開催も母父キングヘイローには注目です。

ちなみにキングヘイローは父ダンシングブレーヴ

ダンシングブレーヴは欧州血統ですが日本では野芝適性が高い種牡馬

ダンシングブレーヴ種牡馬にはキングヘイローホワイトマズルコマンダーインチーフが代表的種牡馬。いずれも野芝開催では穴馬として爆発力を秘めた種牡馬です。

キングヘイローは万能、ホワイトマズルは馬場の良い開催前半(良馬場向き)、コマンダーインチーフは野芝の重不良馬場向き、とそれぞれにツボがあります。

 

おっと、細かく種牡馬ごとに解説していると長くなりそうなので、過去『血統でわかる野芝適性』の記事で取り上げた野芝血統の種牡馬を書いておきます。

サンデーサイレンス

エイシンヒカリ(特に中京で狙える)

〇母父(母母父)アグネスタキオン(中山の重馬場でより期待できる)

〇母父ゼンノロブロイ

ワールドエース(この馬の母父アカテナンゴが野芝血統)

ディープブリランテ

○(母父)アドマイヤベガ(特に中京で狙える)

ニジンスキーサンデーサイレンス種牡馬(母父ダンスインザダーク 母父スペシャルウィーク

 

ミスタープロスペクター

リオンディーズ(特に中京芝の2歳戦!)

エイシンフラッシュ
ファピアノ系(アンブライドルドアンブライドルズソング

○(母父、母母父)ジェイドロバリー

シーキングザゴールド系(マイネルラヴ、Dubawi)

○(母父、母母父)ウッドマン系

ゴーンウェスト

 

ロベルト系

シンボリクリスエス系(エピファネイアなど)

リアルシャダイ

ブライアンズタイムシルヴァーホークグラスワンダースクリーンヒーロー)などロベルト系はキングカメハメハ系と並んで野芝では中心的種牡馬です。

特に中京の芝は基本的にロベルト馬場です。

 

欧州血統

トニービン系(高速馬場向き。ジャングルポケットなど)

サドラーズウェルズ系(中山のローエングリンなど)

○フェアリーキング系(ファルブラヴ、エリシオ)

アカテナンゴ(野芝と言えばこの血!)

Monsun系(代表産駒ノヴェリスト

ダンシングブレーヴ系(ホワイトマズルキングヘイローコマンダーインチーフ

○ブラッシンググルーム系(レインボウクエスト、ラーイ、ファンタスティックライト

 

 

以上です。

文字の羅列だけでなので役に立つかわかりませんが……。

 

最後に私が特に注目している種牡馬を紹介しておきます。

エイシンヒカリリオンディーズです。

野芝血統とまで言えるかわかりませんが昨年、一昨年とハマり傾向だったので太字で書いておきました(昨年、一昨年がたまたま良かっただけの可能性もありますけど)。

エイシンヒカリ産駒エイシンヒテンは昨年中京ローズSで12番人気2着していましたから強く印象に残っています。

リオンディーズ産駒は去年、一昨年の中京開催の2歳新馬戦で好走しまくっています(中山の2歳戦でもそれなりに好走してます)。

基本下級条件、特に2歳戦が狙えそうなので、この秋開催の2歳戦でエイシンヒカリ産駒とリオンディーズ産駒が出走の際は注目します(2頭ともマイナー種牡馬なので配当妙味もあります)!

 

   

 

今年はちょい荒れでした~夏開催・荒れる新潟芝1400М2歳新馬戦の結果~

kakikenです。

 

先週末で夏競馬が終わりましたが、日曜新潟6R芝1400М新馬戦がありました。

「夏の新潟芝1400М新馬戦は荒れやすい」ということを紹介しましたが、

今回は改めて今年の結果を振り返ります。

 

1回目:2回新潟2日目6R

1着⑦フルメタルボディー 2番人気   三浦

2着⑥マジカルガール   3番人気   杉原

3着⑯キガン       5番人気   菅原

4着⑩ディナトセレーネ  1番人気   Mデムーロ

5着⑫ジュンフシナ    8番人気   岩田望来

 

比較的人気サイドでしたが1番人気は4着。レース特徴である「リーディング下位の騎手の穴馬が絡む」ということで杉原騎手が狙えるとブログでは書きました。ただ3番人気で穴馬ではありませんでした。

「いきなり人気サイド決着だったので今後が期待できる」と思いました。

 

2回目:3回新潟1日目6R

1着⑫ハーエクセレンシー  4番人気   石橋

2着⑧ヴゼットマセリ    5番人気   戸崎

3着⑮ユアフラッシュ    9番人気   岩田康誠

4着⑨クロスリーフ     1番人気   福永

5着④キタノチェロキー  16番人気   武士沢

 

1着4番人気、2着5番人気、3着9番人気。

1回目と比べればそこそこ荒れた結果になりました。

1回目同様1番人気が4着に敗れたあたりに、この条件の荒れやすさを垣間見ることができます。

なんといっても注目は5着のキタノチェロキー。

16番人気でリーディング下位の騎手である武士沢騎手と激走条件に当てはまっていましたが惜しくも馬券には絡みませんでした。

もっと派手に荒れるのを望んでいるだけにこの2回は消化不良の結果が続きました。

 

そして最後の3回目。

3回新潟8日目6R

1着⑰コーパスクリスティ  1番人気  池添

2着⑩アルマロクザン   10番人気  吉田豊

3着⑫ロコルルハーツ    6番人気  丸田

4着⑭レオナイン      9番人気  大野

5着③ダイシンカタナ    5番人気  田辺

 

1番人気コーパスクリスティが1着。

出走馬を見渡して、この馬は来ると思いました。切れ味系ではなくパワータイプの血統だったので最終日の馬場は合うとわかりました。

こういう適性のある人気馬が出走したことで大荒れは期待できませんでした。

2着に10番人気アルマロクザンが来たこと、2着から5着までは中穴、中人気といった形でちょい荒れ程度の結果にはなってくれました。

ちなみに私がこのレースで狙っていたのはアルマロクザンと4着レオナイン。

アルマロクザンは一昔前に活躍したバランスオブゲームの母系。

何度も指摘していますが、野芝開催は母系が一昔前活躍した馬の血が走りやすくなります。ただ近年はエアレーションで野芝開催でも野芝らしさが失われているので、エアレーション効果が薄まる開催後半の馬場ほど狙いやすくなります。

レオナインはデクラレーションオブウォー産駒(ダンチヒ系)で母父ワイルドラッシュということで最終週の荒れ馬場が合いそうなダート血統。

リーディング下位騎手は自動的に人気薄になるので「リーディング下位騎手の馬を買えば当たりやすい」というのはありますが、今回に関しては血統的に狙えそうなリーディング下位の騎手はいませんでした。素直に血統的に合っている人気薄の馬を狙った形になりました。

レオナインが4着というあたりが私らしい嫌味な結果なのですが、狙った馬がしっかり走ってくれていたので納得はしています。

 

 

ということで今年はちょい荒れという中途半端な結果でした。

この3つのレースを見て一目瞭然ですが、内枠よりも外枠の馬が好走しています。

2歳新馬芝1400戦に限っては圧倒的に外枠が有利。

この傾向は例年通りでした。

外枠の人気薄を狙うこと。

これを続ければ的中しやすい条件のレースだと思います。

来年は大荒れを期待したいですね。

  

 

狙っていたカラテは来たけど、軸馬5着~9/4日曜新潟・新潟記念の予想~

kakikenです。

 

日曜は全競馬場で夏のローカル競馬の最終日らしい何でもあり、騎手次第のレースが多かったです。

唯一ハマっていた感があったのは小倉芝1200Мのダイワメジャーの血。前回の記事冒頭で触れましたが小倉2歳ステークスではダイワメジャー産駒⑪バレリーナが9番人気2着。ただ中心視していたクリダームは逃げて惨敗していましたけど

今更ですけどローカル競馬の難しさを思い知りました。

新潟も日曜は土曜夜の雨で渋った馬場が気温上昇で一気に回復。そうなると馬場が引き締まり硬化してキングマンボ系がドはまりする馬場になります。

新潟記念もそれはわかっていたのですけど……。

 

では日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜新潟11R 新潟記念 芝2000М

(予想)

20年の予想で重視した傾向は、そこまで毎年内枠が絡んでいたことから内枠の馬を重視したところ1.3着が外枠で裏目。21年も外枠の馬のワンツースリーということでここ2年は外枠有利の結果となっています。

昨年は結局毎年2頭絡んでいるノーザンF生産馬を安直にチョイスしたところ、ノーザンF生産馬は3,5着と1頭しか絡まず裏目

さて今年はどうするか?

土曜の傾向を見ていると直線内を避けて馬場の真ん中から外に出して追っていました。

先週のキーンランドカップと似た感じで、新潟の開催後半でよく見られるコース取りなのですが、安易に外差しが決まるかと言えばそうではなく、外を回った分ロスするので結局ロスなく真ん中通った先行、差し馬が馬券になるパターンが多いです。

土曜も大外から差してきているけど、結局真ん中通った馬が馬券になっていました。

馬券比率としては、

真ん中通った馬(先行差し問わず)2頭:外差し馬1頭

という感じ。

騎手の位置取りが馬券を左右する、運任せ、当てもの要素が強くなっています。

新潟記念に関してもそうなりそうです。

内枠がいいとか、外枠がいいとか、先行がいいとか、差しがいいとか、そういう基準のチョイスはやめた方がいい。

と、いうわけで今回は馬場適性を重視します。

まずこのレース、早い段階で軸馬は決まっています。

⑤ヒートオンビート

成績からわかるように相手なり、ツメの甘い馬は荒れ馬場の方が切れ負けしにくくなる分、より好走できます。土曜夕方から雨予報もあり、馬場が悪化すれば、この馬の母母父マルジュが重馬場の鬼なのでさらに好走する確率が高くなるはずです。

この馬が勝つと思いますし、馬券になるのは確実と踏んで今回は相手探し。

結論⑤から相手総流し

これが本心ですけど、馬場適性に合わせて相手を絞りました。

今の新潟は荒れ馬場なので道中ペースは緩み、直線ヨーイドン競馬になりそうです。そういう競馬は母系がダート血統、ミスタープロスペクター系がある方がいいです。

④サンレイポケット

母父ワイルドラッシュはバリバリダート血統で父はタフな野芝が合うジャングルポケットと適性は高いです。

スカーフェイス

母父クロフネで母父キングマンボと今の馬場はかなり合っています。

⑪プリマヴィスタ

母父クロフネ、母母父ジェイドロバリーとバリバリのダート血統の母系です。

⑥カラテ

新潟記念はサンデー系が強いレースなので血統構成が非サンデー系という点で評価は下がるがこの馬に向いている馬場、ペースが予想出来る。人気落ちで妙味もあるので加えておきます。

ー④⑥⑪⑮

人気の⑨エヒト、⑯カイザーバローズも馬場実績もあり、血統的にも問題無く来ても不思議ではないです。きりがないのでこの4点で。

(結果)

1着⑥カラテ        10番人気

2着⑰ユーキャンスマイル   9番人気  ノーザンF生産馬

3着⑱フェーングロッテン   3番人気  ノーザンF生産馬

5着⑤ヒートオンビート    1番人気

6着⑪プリマヴィスタ    15番人気

8着④サンレイポケット    2番人気

11着⑮スカーフェイス     6番人気

 

軸馬ヒートオンビート、1番人気5着。

呆れました。相手なりに走れる馬ですが相手なり過ぎます!

最後の直線のコース取りについて勝ったカラテは、予想でも書いたように理想とする真ん中を通りました。そしてヒートオンビートもカラテとほぼ同じコース取り。

池添騎手はミスのない騎乗をしたと思います。

敗因はズバリ切れる脚の無さ。

上位入線した馬が33秒台の上りを出している中、ヒートオンビートは34秒1。

渋った馬場が気温上昇で乾いて硬化したことで上りが出る馬場になってしまいました。

ある程度ヨーイドン競馬になることは予想でも書いたように予測できましたが、結果的にこういう馬場はヒートオンビート向きではなかったのかもしれません。

もっと馬場悪化することも見込んでいたこともあってヒートオンビートを軸にしましたが、良馬場では厳しかったということでしょうか。ヒートオンビートは重馬場、不良馬場ならGⅠでも勝ち負けできる馬です。今後も重馬場不良馬場でこの馬が出走していれば迷わず狙っていくつもりです。

1着カラテはコース取りなど含めて菅原明良騎手は満点騎乗でした。

カラテの父トゥザグローリーキングカメハメハ産駒、2着ユーキャンスマイルもキングカメハメハ産駒。16番人気4着に食い込んだフォワードアゲンの父ローズキングダムキングカメハメハ産駒。

ちなみにヒートオンビートもキングカメハメハ産駒。

キングカメハメハ産駒がいいということをわかっていての軸馬でもあったのですけど皮肉な結果です。

2着ユーキャンスマイルも合っていることはわかっていましたが、この馬に関してはこのブログでも指摘したことがありますが年齢的衰えを感じていることから今回は切りましたが、ローカル重賞レベルなら適性が合えばまだまだ走るということですかね?

3着フェーングロッテンは中山、福島向きの印象で、長い直線の新潟外回りは合わないとみて切りましたが、3番手から競馬で、直線に向いて差し馬に飲み込まれそうに見えましたが再度しぶとく伸びで3着確保。この馬の勝負根性、予想以上の強さを感じました。今後も注目していこうと思います。

ちなみに2、3着がノーザンF生産馬。昨年ノーザンF生産馬BOXで失敗、今回5頭出走していましたが2頭が絡みワイド⑰ー⑱3860円ですから、この辺りも嫌味な結果。本当相性の悪いひねくれ重賞です。

最後に私のチョイスした馬に関して。

プリマヴィスタは15番人気6着。馬場は合うはずだと思っていたので期待通りの好走でしたが、直線コース取りが真ん中より内目を通ってしまいました。もっと外目に出していればもっと際どい勝負が出来ていたと思います。

2番人気8着サンレイポケットも直線真ん中よりやや内を選んだために伸びあぐねました。道中の位置取りとかで外に出せず内に行くしかないなど、騎手の判断一つで結果が変わってくるという、ある意味予想通りのレースになりました。

6番人気11着のスカーフェイスは上り34秒2。パワー馬場が得意な馬なので最終週の馬場は合うと見ていましたが、ヒートオンビート同様に馬場硬化して切れ負けした感じの結果になりました。

馬場や血統はそれなりに読めていましたがが、相性の悪いひねくれ重賞らしい結果になってしまいました。

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

夏のローカル競馬が終わり、今週末から秋競馬が始まります。

中山、中京と2場開催になりますが、2場とも野芝オンリー馬場。

特に中山野芝開催は昨年京成杯オータムハンデで万馬券的中など得意開催なので、今年も的中を重ねていくつもりです。

さらには中京も3年連続の9月野芝開催。もともと阪神の代替開催なので昨年一昨年と開催サンプルが無く、自重していましたが過去2年のサンプルがあるので今年は狙っていくつもりです。