脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

アナログ(人間)の弱さ~人気の罠にハマってました~

kakikenです。

 

以前『近走成績と人気』タイトルの記事で、人気や成績に惑わされる競馬の罠にハマると書きました。

罠にハマりたくないから私は影響を受けやすい新聞は買わない、JRAのHPにある出馬表だけで競馬予想をやっていると書きました。

しかし罠は出馬表にもありました。出馬表にある単勝人気です。

先週末はこれにまんまと影響を受けてしまいました。

 

先週末の勝負レースだった日曜新潟第9レースの五頭連峰特別。

このレースは結果的に惨敗しました。

馬場を読み違えたこともありましたし、外枠有利なコースで、自分の狙っていた馬が内枠に入ってしまったのに、変更せず初志貫徹したことが敗因でした。

初志貫徹?

違いました。この初志貫徹より前段階の初志がありました。

この初志貫徹していれば当たっていたレースだったのです。

 

このレースで16番人気3着したリュクスポケット。

この馬は先週木曜日の出走馬確定の時点で血統的高評価をしました。

芝16以下で狙えるダイワメジャー産駒という点、そして母父が注目血統であげていたトニービン系のジャングルポケット

買い目に加える予定の馬でした。

土曜枠順が決まり有利な外枠に入りました。

しかし前日夜の人気を見てあまりの人気の無さにびっくりしました。

その時の感情は『美味しい』ではなく『おかしい』でした。

自分の評価と人気が乖離し過ぎていたので戸惑ったのです。

一度思ったら最後。『来るような馬ならもっと売れているよな』となどと邪推が始まり、そして最終的に多くの人と同じ『買えない馬』という評価になっていました。

どうしてこんなことになったのか?

『もし疑わず買っていたとすれば、何番人気だったかな?』と考えました。

10番~14番人気まででした。

15番、16番人気となると途端に弱気というか、疑う感じになります。

人気は関係ない。

そうわかっていながらも、

私も知らず知らずに、

人気の後押しがあってこそ買えている一面があることに気づきました。

ブレブレです。つくづく弱い人間だなと思いました。

『気づき』ができるのはアナログならではと思っています。

しかし『弱さ』を見せるのもアナログならではです。

こういうことをやらかすたびに、

『デジタルのブレなさを見習いたい』と思ってしまいます。

きっと私の思考を持って予想したAIなら的中していたはずです。

反省しました。

だけどきっとまたどこかで同じことやらかすんだろうな~

人間ですからね。