kakikenです。
発表される馬場状態と地上波テレビの情報は真に受けてはいけないですよね。
別にテレビのような誘導、偏向報道じみたことはJRAはしてませんけど、良馬場だけど重馬場と同じ馬場状態があるから厄介なんですよね。
土曜の東京の芝はまさにそんな状態でした。
では土曜の重賞予想を振り返ります。
土曜東京11R 府中牝馬ステークス 芝1800М
このレースで近年好走している馬の特徴は安定した成績のツメの甘い馬とスローのヨーイドン競馬が合う『ズドン』タイプの馬、切れ味勝負タイプの馬です。
少し前まではこのレースは外国人騎手(流行り病前はこの時期シーズンオフの海外一流騎手が大挙来日していました)を買っていれば当たっていたのですけど、昨年もそのノリでデムーロ騎手鞍上のラヴズオンリーユーを中心視しましたがこの馬は実は切れる脚が無く、8頭立て5着惨敗。
土曜は良馬場ですが、芝がフカフカで道中ハイペースで流れることは考えにくい。
そうなるとやはり直線勝負の切れ味勝負になります。
ただ今年は良馬場でも芝が重いので重い芝向きの馬をチョイスしたいと思います。
⑦シャドウディーヴァ
この馬の母母父インディアンリッジの血は、キセキの母母父でもおなじみのドクターデヴィアスと同じ欧州系統の血統ですが、この血は10月の東京のフカフカ、重い芝が合う血統。昨年は重で好走しましたが今回は良馬場でもいい脚を繰り出せるはず。
この馬から相手は切れる脚のある馬
⑬マジックキャッスル
⑰デゼル
あとは東京芝1800Мが得意のキズナ産駒
②スマートリアン
⑭マルターズディオサ
⑦ー②⑬⑭⑯⑰
馬連とワイド勝負です!
ルメール騎手鞍上の⑮ドナアトラエンテは芝1800М専用機ですからここでも当然注意が必要なのですが、実は際立った上りの脚を使えてないので今回は切りました。
ちなみに数年前までハマった外国人騎手馬券ですが、今年はルメール騎手⑮ドナアトラエンテ、デムーロ騎手⑩ミスニューヨークと、二人とも出走しています。外国人騎手馬券なら⑩ー⑮ですけど、二頭とも切れ味の無さから考えにくいですね。
(結果)
1着⑦シャドウディーヴァ 4番人気
2着④アンドラステ 5番人気
3着⑭マルターズディオサ 8番人気
:
6着②スマートリオン 7番人気
7着⑯アカイイト 12番人気
15着⑬マジックキャッスル 1番人気
16着⑰デゼル 2番人気
軸馬シャドウディーヴァ快勝!
その前にまず、切れ味身上の1,2番人気の馬が惨敗している点が見逃せません。
これは想定外の馬場だった証拠です。
一応良馬場だったんですけど、2着が例年この時期の東京芝では良より重馬場がいいオルフェーヴル産駒④アンドラステが2番手から最後まで粘り通したり、5着に母系がゴテゴテ重厚の欧州血統サトノダムゼルが来ているあたり『あれ、もしかして重、不良馬場?』と勘違いしそうです。
まさかここまで重い芝だったとは。
道中も重馬場で見られるようなスローペース。シャドウディーヴァは上り3F33秒1を出していますが、緩い流れになったにも関わらず全体的に切れ味よりタフさ勝負になったのは重い芝の影響でしょうか?
重い芝とわかっていて良馬場予想をしたことが間違いだったのかもしれません。でも例年は切れ味身上の馬が来ていただけに解せません。まあデゼルは今回先行した時点で終了でしたが、マジックキャッスルに関してはタフなGⅠでも好勝負していただけにこの惨敗は信じられません。何かアクシデントがあったとしか思えませんね。
キズナ産駒で選んだ三頭はそこそこ走ってくれてますね。キズナ産駒の得意距離というのも大きいですけど、この重いタフな芝も合っていたんでしょうね。
ワイドだけでしたが⑦ー⑭2300円的中はありがたかったです。
でも予想的にはグダグダ、安直にキズナ産駒を買っていなければ外れていたし、ちょっと読みが甘すぎました。まあ結果オーライで助かりました。
以上、土曜の重賞予想を振り返りました。
ちなみおまけで書いたダート1300М戦の結果。
みごと『なぞり』作戦決まりました!(詳しくは10月14日の記事で)
4R1着⑩2番人気 2着⑨10番人気 3着⑧1番人気
12R1着⑩3番人気 2着⑧12番人気 3着①2番人気
4Rで⑩が来たので12Rも⑩を選びました。12Rは大本命の④が発走直前で取り消しましたが⑩からワイド⑥⑦⑧は買っていたのでワイド⑧ー⑩5960円高配当ゲットできました!!
府中牝馬Sは安直にキズナ産駒買って救われ、12Rも安直に買って高配当ゲットですからね。必死に何時間もかけて競馬研究していることが虚しくなります。そして『東京のダート戦だけやってりゃいい』と思ってしまいます。
ともかく好結果が出てラッキーな土曜日でした。
さて日曜の秋華賞。正直天候に左右されそうなので結論は難しそうです。
案外安直に考えた方が当たるかもしれませんねけど。