脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

馬連買えば1,3着、ワイド買えば1,4着のセンス無し!~3/5土曜チューリップ賞&オーシャンSの予想結果~

kakikenです。

 

ある程度自信があって臨んだ土曜の重賞だったのですけど、その自信通り、ある程度予想通りに馬は来たのですけど、何かズレてしまう結果に相変わらずの未熟さとセンスの無さを感じてしまいました。

 

では、虚脱感だけ残った土曜重賞の予想を振り返ります。

土曜阪神11R チューリップ賞 芝1600М

(予想)

過去5年、1番人気が必ず馬券になっているレース。

20年レシステンシアの3着以外は1番人気が勝利。

1番人気を買えばいいレース。

さらには2番人気も勝ちは無いですが2,3着で馬券には絡みやすい。

③サークルオブライフか⑥ナミュールか。

先週までの馬場傾向が続くなら内枠有利なので内枠を取れた人気2頭の信頼は高い感じです。

安直なら③⑥2頭軸流しで三連複は当たりそうです。

人気サイド1~4番人気で決まる可能性が高いレースなのでどちらか選んで買います。

ナミュール

前走ジュベナイルフィリーズはスタート出負けが全て。普通に乗れば勝ち負けしていました。母系だけ見ればオークスより桜花賞向きなので、優先出走のある3着までに入る必要があるので、今回は横山武騎手なので前目の競馬で勝ちに行くと思います。

サークルオブライフは目標は桜花賞、ここは無理してかつ必要もなく、いつも通り差し競馬をしそうです。トライアルとは言えスローのヨーイドン競馬が多いチューリップ賞なので届かないリスクもあるので、今回はナミュールを上位にとりました。

安直にナミュールから上位人気に流せば馬券はとれると思ってます。

でもあえて3点に絞ってみます。

相手筆頭は③サークルオブライフ

他の2,3着候補は6枠2頭

⑩ラリュエル

⑪ルージュスティリア

⑩ラリュエルは前走クイーンCで狙って4着。この馬は相手なりに走る馬っぽいです。パターンとしてここで3着、桜花賞4着でオークス出走のような馬に思えます。

⑪ルージュスティリアはイメージだとここ2着で桜花賞惨敗タイプ。新馬戦がスローのヨーイドン競馬でフェアリーS、クイーンC2着のスターズオンアースを負かしての勝利。それ以来の実践ですが案外1戦1勝の馬が2着するのがチューリップ賞あるあるなので期待します。

⑥ー③⑩⑪

おまけ

⑩ラリュエルからワイド⑩ー③⑥

(結果)

1着ナミュール       1番人気

2着①ピンハイ           13番人気

3着③サークルオブライフ  2番人気

6着⑪ルージュスティリア  5番人気

7着⑩ラリュエル      6番人気

 

相変わらずの内枠有利を象徴する結果でした。13番人気①ピンハイが直線インを突いて2着。「1戦1勝の馬が2着する」と予想で書いた通りでピンハイも1戦1勝馬でしたが「こっちかい!」という結果に脱力しました。この馬の母父ジャングルポケットは先週阪急杯で3着したサンライズオネストと同じで少し気になっていた馬でしたが、基本人気通りのレースということで絞りに絞った結果失敗しました。

大本線だった⑥ナミュール、③サークルオブライフが1,3着。

傾向通り1,2番人気は馬券に絡みましたけど……。

ナミュールは今回はスタートをしっかり決めました。期待通りの騎乗をした横山武騎手はかなり一流騎手っぽくなっていますね。内枠、先行馬場でコースロス命とりの馬場でこの内容は完勝です。サークルオブライフは今回早めの競馬、前が止まらないのである程度先行した結果、決め脚が鈍った感じです。それでも力は示しました。母系がイマイチなので桜花賞も懐疑的ですが実力は世代トップクラスだと思いました。

私がチョイスしたあと2頭、⑪ルージュスティリアはスタートの大きな出遅れが全て。ガッカリしました。「さすが岩田息子、やらかしてくれる」と騎手との相性の悪さを感じました。それで6着まで来ているので馬の能力は高いと思います。次走は勝ち負けすると思います。⑩ラリュエルは7着、上り3F35秒、他の上位馬が33秒9から34秒前半なのからわかる通り、切れる脚が無さすぎでした。もしかすると距離が短いのかもしれません。次走2000М以上で使ってきた時狙ってみようと思いました。

 

土曜中山11R オーシャンS 芝1200М

(予想)

昨年11番人気コントラチェックが勝って荒れるレースという感じがしますが、実はこのレースもチューリップ賞同様に過去5年1番人気がすべて馬券になっています。

今回なら1番人気は②スマートクラージュでしょうか。

傾向としてほぼ逃げ先行決着ですが、今回は昨年内枠で3着した逃げ馬ビアンフェが大外枠に入ったことで先行が激化しそうです。そのビアンフェは今回死に枠の8枠なので切ります。ガリガリ行く逃げ馬タイプではなく、ある程度先行力のある内枠の馬の方が今回は合いそうなのでスマートクラージュは理想の馬とも言えます。

ペース的にはビアンフェが暴走するはずなので息が付かない新潟直千タイプの馬が浮上しそうです。そこでメンバー中唯一直千実績ある馬が

①マリアズハート

4月の中山芝1200Мオープン・春雷ステークス2年連続2着しているようにこの時期の中山芝1200М実績もありますし、最内枠なので前が開かないリスクもありますが直線インを突いてくれば馬券圏内が期待出来る馬です。

⑤ダディーズビビッド

この馬はキズナ産駒。キズナ産駒はタフな流れのレースが合います。キズナ産駒のアカイイトが勝ったエリザベス女王杯も先行激化がハマったレースでした。位置取りが後ろになりそうなので展開次第と条件付きますがハマれば勝利までありそうな1頭。

⑦ジャンダルム

この馬も激流が合う一頭。出遅れ癖があるので惨敗リスクもありますがスタート決まればこのメンバーなら十分好走できます。

①②⑤⑦

1番人気が来るという傾向を信じ、後は激流になると見込んでのチョイスです。

もし激流にならなければごめんなさいです。その場合は③ファストフォースや⑫ビオグラフィーあたりが粘りそうです。

(結果)

1着⑦ジャンダルム      2番人気

2着⑩ナランフレグ         4番人気

3着⑭ビアンフェ          5番人気

4着⑤ダディーズビビッド 8番人気

7着①マリアズハート        6番人気

10着②スマートクラージュ      1番人気 

 

軽視した差し馬ナランフレグが2着、同じく大外で軽視したビアンフェが3着。

この2頭に邪魔されて1,4着ですからね、本当嫌味な結果だと思いました。

勝ったジャンダルムは今日はスタートも決まって道中もスムーズ、直線も手応え抜群でした。今の中山適性の高さを感じました。

外目の差し馬が2着で大外の逃げ馬が3着ということで、阪神ほど極端な内枠有利というわけではなく、馬場適性があれば逃げも、差しもあるという結果でした。

1番人気スマートクラージュは10着は負けすぎ。血統構成的には合っていると思っていましたので、この案外な結果は急坂のある中山がダメなのかもしれません。

4着ダディーズビビッドは4コーナーでモタモタした感じがありましたが精一杯だったような気もします。7着マリアズハートも重賞では足りない感じです。そこそこ走っているので次走春雷ステークスに出れば狙っていいかもしれません。

 

 

以上土曜の重賞予想を振り返りました。

相変わらずというか、かみ合わない結果でした。

日曜は弥生賞ディープインパクト記念。

結果次第では皐月賞大勝負できる可能性があるので大注目のレースですが、馬場傾向がちょっと読みづらいので2パターンの予想をしようと思っています。