kakikenです。
では日曜の重賞予想を振り返ります。
(予想)
「これ重賞?」という低レベルなメンバー。
①ウインマーベルが実績、格ともに抜けています。
調子、仕上がりイマイチみたいですが買うしかないです。
土曜と馬場が変わる可能性がありますが、土曜の芝を見る限り阪神の芝は渋っても速い上りが出て、それが勝ち時計も渋った馬場にしては速かった印象です。
そうなると狙いはヨーイドン競馬向き。
⑧カルロヴェローチェ
ヨーイドン競馬向きのシルバーステート産駒。母系も重馬場得意のダンチヒ・デインヒル系。
血統の話をすれば馬場が渋ればお馴染みキングカメハメハ系は外せません。
そして馬場が渋れば野芝適性の高い血統が合う馬場に変化します。
⑤メイショウチタン
キングカメハメハ系ロードカナロア産駒で、母父マイネルラヴ母母父ダンスインザダークと野芝適性の高い母系。先行馬が残りやすい馬場っぽいので渋った馬場の先行馬としてチョイスします。
⑦スマートクラージュ
母父キングヘイロー、母母父ジェイドロバリーは『ザ野芝血統』です。
⑯アサカラキング
キズナ産駒で母父キングヘイロー。野芝適性キングヘイロー、さらには今の阪神は芝ダート問わずキズナ産駒が旬、外が微妙な感じもしますがマイペースで逃げられれば勝ち負けできるメンバーだと思います。
①⑤⑦⑧⑯
阪急杯はそもそもがマイル向きの馬の方が好走傾向にありますが、馬場が渋ればよりその傾向が強くなりそうなので芝1200М寄りの馬は軽視、さらには先行有利の馬場とみて追い込み、差しは軽視しました。
(結果)
1着①ウインマーベル 1番人気
2着⑯アサカラキング 3番人気
:
8着⑧カルロヴェローチェ 6番人気
10着⑦スマートクラージュ 5番人気
13着⑤メイショウチタン 12番人気
予想通り前残りの結果。
逃げたアサカラキングは外枠でなければ勝っていたと思います。
ウインマーベルは出来イマイチみたいな情報もありましたが、このメンバーではさすがに負けられませんし、きっちり結果を出してくれました。
母父が野芝血統アドマイヤベガなので血統的には全然ありでチョイスするか悩んでいた一頭でしたが差し脚質から今回は切ってしまいました。内枠でロスなく立ち回って3着好走されてしまいました。この馬とメイショウチタンの取捨を悩んでいたのですが、逃げ先行重視がここでは裏目に出ました。
そのメイショウチタンは2番手からの競馬で大敗。実績的にも重馬場は苦にしないタイプですが本質は堅くて軽い馬場の方があっていると感じました。
血統的にはハマっていたはずのスマートクラージュは休み明けもあったのか、10着と見せ場無でした。
カルロヴェローチェは8着、気性難で折り合いに難がある馬でしたが、今回は折り合いに徹した感じでしたが、結果それが裏目に出た感じです。シルバーステート産駒はヨーイドン競馬向きが多いので期待しましたが、この馬自身は印象として切れる脚がない、ジリジリ伸びる馬みたいなので、ある程度前につけての競馬で粘り込むスタイルじゃないと馬券圏内は難しい馬だと思いました。
日曜中山11R 中山記念 芝1800М
(予想)
まず中山重賞においての金言として「ラジオNIKKEI賞好走馬は買い」というものがあります。パンサラッサ、バビット、フェーングロッテンなどなど。
中山重賞に出走した時はまず買いです。
⑨エルトンバローズ 23年ラジオNIKKEI賞1着
この馬はラジオNIKKEI賞、毎日王冠と適性の異なる芝1800М重賞を連勝。間違いなく『芝1800Мの鬼』です。西村騎手はやらかすことの多い騎手なのでその点だけは心配ですが、普通に走ればこのメンバーでも勝ち負けなはず。
阪神同様中山も馬場が渋ればキングカメハメハ系、野芝適性の高い血統が合います。
血統だけで言えば⑪タイムトゥヘヴンが一番です。
ただこのレース、極端に荒れるレースではないので見送ります。
中山における野芝血統と言えばブラッシンググルーム系、中でもレインボウクエストは要注目です。
③ソールオリエンス 母母父レインボウクエスト系
⑤ヒシイグアス 母母父レインボウクエスト系
人気サイドの決着が多いレースなので今回は人気のこの3頭です。
③⑤⑨
ちなみに5頭選ぶなら
①レッドモンレーヴ
⑥イルーシヴパンサー
を追加です。
(結果)
1着⑧マテンロウスカイ 7番人気 道中3番手
2着⑦ドーブネ 10番人気 逃げ
3着④ジオグリフ 4番人気 4,5番手
4着③ソールオリエンス 1番人気 12,13番手
:
7着⑨エルトンバローズ 2番人気 4,5番手
11着⑤ヒシイグアス 3番人気 7,8番手
予想は大外れ。
稍重で勝ち時計1分48秒1。上位3頭の上り3Fが37秒台、最速はソールオリエンスの36秒4。遅い時計の割に重賞クラスの馬にしては上りがかかりすぎ。
違和感があったのでレースラップを見ると、
今年 稍重 前半1000М 58秒6
昨年 良馬場 前半1000М 60秒0
なるほど今年は結構タフなレースだったことがわかります。
道中で脚を使わされたので後ろの馬は直線伸びない感じになりました。
勝ったマテンロウスカイ、2着ドーブネ、3着ジオグリフ。
いずれも重馬場が得意な血統でもありますので馬場適性の高さを感じた結果だとも言えます。ジオグリフはソールオリエンスと同じような競馬になると見ていましたが馬場を読んだ戸崎騎手がいい騎乗をしたようです。戸崎騎手はこの日5勝と好調でしたが、阪神京都など関西遠征した時でも好騎乗できるようになってほしいものです。
エルトンバローズの7着負けが不可解でしたが、西村騎手に問題ありとも感じましたがが、それ以外の体重増、このタフな流れでバテたのも敗因にあるかと思いました。GⅠは縁遠いディープブリランテ産駒の脆さを感じる結果とも言えますね。
逆にその中で追い込んで4着に来たソールオリエンスの能力の高さはこのメンバーでも一枚上だと思いました。今回は自分の競馬に徹した感じでしたが、もう少し前で競馬をしていたら勝ち負けは出来ていたと思います。距離適性も2000Мがベストだと思われるので次走大阪杯出走の際は注目です。
11着ヒシイグアスは良馬場向きでこの渋った馬場が合わなかった感じもしますが、8歳なのでさすがに衰えも出てきているかもしれません。
ちなみに血統的には1番と予想で評価していたタイムトゥヘヴンは15番人気6着と大健闘していました。このことからハマり血統、馬場適性はある程度読めていたとは思います。今回は人気馬も適性が高いと判断、無難なチョイスをしてしまいました。ドーブネ、ジオグリフあたりは血統で全然買える馬だっただけに、相変わらずチョイス下手、展開など読みの浅さを反省です。
以上、日曜の重賞予想を振り返りました。
今週末は土曜阪神チューリップ賞、中山オーシャンステークス。日曜は中山弥生賞ディープインパクト記念。
馬場次第適性が変わるので現時点では何とも言えませんが、チューリップ賞の阪神は良馬場なら相当速い時計が出そうな雰囲気があるので良馬場だと荒れる要素がありそうです。馬券的にはチューリップ賞、オーシャンステークスの土曜重賞が面白そうなので今週末は土曜の重賞予想をメインで頑張りたいと思います。