脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

自信のフィリーズレビュー、人気通りでも大本線で的中!~3/13日曜金鯱賞&フィリーズレビューの予想結果~

kakikenです。

 

まずは前回冒頭で取り上げた日曜中山メイン・アネモネSの結果。一番狙える馬として紹介した馬の結果です。

ラズベリームース 3番人気2着

きっちり好走してくれました。

そして私自身この馬から⑦コントディヴェール⑭ビジュノワールへワイド2点流しを買いました。⑦コントディヴェールが11番人気3着に来てくれたのでワイド②ー⑦4150円の高配当的中。

なぜコントディヴェールを買えたかというとブラックタイド産駒だったからです。

土曜中山牝馬ステークスの予想の振り返りの所で「良馬場なのに重馬場がいい血統が来る」と指摘、そこでブラックタイドキタサンブラック産駒が合うと書きました。その土曜の傾向が日曜も続いていたから軽い気持ちで買ったのが見事ハマりました(ちなみにビジュノワールキタサンブラック産駒、2番人気5着でした)。

その直前、このブログで手応えありと書いていたフィリーズレビューを大本線で的中、気持ちよく日曜日の競馬を締めくくれました。

 

では日曜の重賞の予想を振り返ります。

日曜中京11R 金鯱賞 芝2000М

(予想)

過去5年のレース傾向は圧倒的逃げ先行レースです。

今回のメンバーでいくと①ショウナンバルディ、②ギベオン、③ジャックドール、⑨シフルマン、⑩レイパパレ。

例年通りならこの中で2頭馬券になりそうな感じです。

過去5年の人気傾向でみると1番人気馬が3勝、2着1回3着1回。

馬券率100%です。今回の1番人気は

③ジャックドール

逃げ先行馬ですからほぼ馬券になること間違いなし?

さらには過去5年、5~8番人気が必ず絡んでいます。

つまり1番人気馬から5,6、7、8番人気馬への4点流しでワイドは獲れるということです。

データ的結論では③から5,6,7、8番人気流しです。

 

ここからは私の予想です。

1番人気ジャックドール、2番人気レイパパレが共に逃げ先行タイプ。レイパパレで思い出すのが昨年のエリザベス女王杯。あの時も上位人気3頭のレイパパレ、アカイトリノムスメ、ウインマリリンがともに先行しました。結果タフな流れになり、その流れがハマったキズナ産駒アカイイトとステラリアのワンツー。

土曜中京10R芝2000М恋路ヶ浜特別の勝ち時計が1分59秒2。これは例年の平均より1秒以上速い勝ち時計。今年は例年よりタフな流れで差しが決まる可能性があります。そこでタフな流れが合う馬をチョイスします。

④ソフトフルート

愛知杯でも本命視したコース適性ピカ1がこの馬です。4着が多い馬ですがこういう馬はタフな流れの方が馬券になりやすいです。前走もロスしまくりの大外ぶん回して4着という勿体ないレース。馬が怖がりなので馬群突っ込めないのか騎手が下手なのかわかりませんけど、今回こそインを突いてくれれば勝ち負け、と懲りずに期待します。

⑤ポタジェ

この馬のようなどんなレースでも相手なりに走る馬はヨーイドン競馬より時計が速くなるレースの方が合います。人気の先行馬を好位でマークして直線捉えるパターンが理想です。

アカイイト

ツメの甘い、切れない差し馬。緩い流れなら条件戦すら勝てないけど、タフな流れならGⅠも勝てる。キズナ産駒らしい爆発力です。ただ中京コースはソフトフルート同様高い適性を感じます。タフな流れにならなくてもロスなく馬群を捌ければ勝ち負けも。

⑬サンレイポケット

ジャングルポケット産駒。土曜中山牝馬ステークスのアブレイズの買い要素で指摘したのが母父ジャングルポケット。エアレーション無し馬場で阪神、中山とジャングルポケットの血が重賞で好走しています。今開催の中京芝もエアレーション無し馬場なので押さえるべき血統の馬です。昨年は重馬場で伸びなかったですが良馬場の今年は馬場も合いそうです。今回馬主のご当地重賞、本気度は一番のはず。

④⑤⑥⑬

(結果)

1着③ジャックドール    1番人気

2着⑩レイパパレ      2番人気

3着アカイイト   5番人気

4着⑤ポタジェ     4番人気

7着⑬サンレイポケット   3番人気

10着④ソフトフルート    9番人気

 

逃げたジャックドールがレコードタイムで勝利。速い時計の決着は予想できていましたが、全く前は止まりませんでした。

私の予想はタフな流れで差しが決まると思いましたが甘くなかったです。

私の予想は3,4着でした。まあ仕方無いです、圧倒的逃げ先行有利レースで逆らおうとした私がバカでした。

レイパパレはタフな流れは弱い印象でしたが2着に残るあたり、単純に時計が出やすく走りやすい馬場だったのかもしれません。

アカイイトは馬場を読んで比較的前で競馬したのが3着確保につながりました。

4着ポタジェは吉田隼騎手が全く前に行く気が無く後方からの競馬。恐らくこれまで先行して中途半端の結果だったので今回は思い切って下げて競馬をしたのでしょう。結果直線外から伸びては来ましたが4着。いい脚でしたけど中途半端。同じようなことをキセキがやりだしてから迷走しましたが、この馬も先行しようが差しだろうが4,5着というタイプの馬になりそうです。

7着サンレイポケットはジャングルポケット産駒なのでタフな流れは合うと思いましたが、直線は予想より伸びず。大外枠ということと道中で脚を使って切れ味が無くなった感じでした。

10着ソフトフルートは逃げたジャックドールと同じ上りタイム。切れる脚の無い追い込み馬なので前が止まらない馬場ではこの大敗は仕方なしです。今回は岩田息子騎手もいつもの大外ぶん回しをせず直線インの馬群に割って入ろうとしましたのでそこは評価しておきます。ただこの馬、馬込みが嫌いなのかもしれませんね。それで案外すぎる結果だったのかもしれません。

結局は例年の傾向通りの結果でした。逃げ先行有利、1番人気馬が馬券に絡み、5番人気~8番人気馬の中で5番人気馬が3着。

何も考えず傾向なぞりをしていればワイド4点買いで③ー⑥のワイド810円的中。

競馬とはこんなものですね。

 

 

日曜阪神11R フィリーズレビュー芝1400М

(予想)

このレースも例年2ケタ人気馬が当たり前のように来るレースですけど、こちらは傾向としてはっきりしています。

ザ芝1400Мの馬を選べばいいわけです。冒頭で触れましたアネモネS出走のラズベリームースもこのレース出走していれば間違いなく買いの馬でした。

私の中でドンピシャと思った3頭が

②ナムラクレア

サブライムアンセム

⑩キミワクイーン

です。②ナムラクレアは阪神JF最先着馬。例年阪神JF最先着馬は必ず馬券になります。④サブライムアンセムは祖母が2001年のフィリーズレビュー2着ハッピーパスなので適性の高さでまさにザ1400Мです。

この②ー④が大本線です。

⑩キミワクイーンは血統構成がまさにザ1400М、さらには阪神JF組は着順関係なくマークが必要です。

この3頭でワイドは当たると思っています。

その他で気になる馬は

⑥アネゴハダ

阪神は5週目で馬場も荒れてきましたからタフなキズナ産駒には要警戒です。

サウンドクレア

サウンドバリアーは2010年フィリーズレビューの勝ち馬。半姉のサウンドキアラも阪神巧者。これまで長い距離を使ってきましたがベストは芝1400Мの可能性が高く、穴で狙うならこの馬です。

②④⑩⑥⑬

②④⑩を厚めに、⑥⑬は押さえで。

穴馬⑬の複勝、ワイド流し②④⑩は買いたいです。

(結果)

1着サブライムアンセム  2番人気

2着②ナムラクレア      1番人気

3着⑥アネゴハダ       4番人気

7着⑩キミワクイーン    5番人気

14着⑬サウンドクレア   10番人気

 

私の大本線②ー④で的中! 

3着にも⑥アネゴハダが入ったことで馬券は馬連②ー④790円、馬単④ー②2370円、三連複②ー④ー⑥1690円、ワイド②ー④360円、④ー⑥940円、②ー⑥330円的中!

②ー④には絶対的自信があったのでワイド、三連複は厚めに買っていたので人気サイドでも大幅プラス収支でした。

唯一の誤算はサブライムアンセムが2番人気ということ。4,5番人気あたりと思っていたので「みんなわかってるな~」と感心しました。

レースはナムラクレアもサブライムアンセムも道中後方でしたが、今の阪神芝は内枠大有利ですが内枠なら差しが届く馬場だったので何も心配していませんでした。直線外に回して伸びたナムラクレアに対して直線ロスなく馬群に突っ込んだサブライムアンセムが押し切って勝利。どちらが来てもいいのですけどサブライムアンセムの方が馬単配当がいいのでサブライムアンセムを応援していました。

ザ1400Мのサブライムアンセムが勝利、阪神ジュベナイルフィリーズ最先着馬ナムラクレアが2着。傾向通りの決着。レースレコードの決着ということもあってか、キズナ産駒のアネゴハダが先行して粘っての3着。中山牝馬ステークスのアブレイズ、金鯱賞アカイイト、そしてこのアネゴハダと全国的にキズナ産駒がいい馬場だったとも言えます。

7着キミワクイーンは重賞では厳しい印象ですが、もう少し荒れ馬場の方が合う母系ですし、やはり内枠大有利もあり外目の枠も良くなかったかもしれません。

14着サウンドクレアは母系の良さで期待しましたが現状実力不足。半姉サウンドキアラも本格化したのが4歳でしたから成長途上なのかもしれませんが、キタサンブラック産駒なので今後も微妙な感じがあります。

ちなみに3番人気4着だったマイシンフォニーは「芝1400Мの馬ではない」とガン無視でしたが正解。やはり芝1400Мというのは血統構成などがものを言う特殊なレースなのです。そしてそういうレースほど、私は得意なのです。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

良馬場なのに重馬場が合う血統の馬や重馬場巧者が好走していた先週末でした。

(特に中山のハマりがすごくて、時間があれば週中詳しく取り上げようと思います)

これが今週末も続くなら今週末も美味しい的中にありつけそうな気がしています。

今週末は土日月の3日開催、重賞が4つもあります。

最近は手応えの良し悪しがそのまま的中に直結しているので、手応えのあるレースが多くなることを期待したいものです。