kakikenです。
日曜の中山・京成杯は9頭立て9番人気オメガリッチマンが2着に来る波乱決着。
やはり馬場が特殊で過去実績より適性が問われる難解競馬でした。
見送って正解でした。
ちなみに前回記事冒頭で『人気出目で5、6,7番人気の馬が絡みやすい傾向がある』
と書きましたが7番人気①サヴォーナは4着。
こんなところで地味に4着沼にハマっていたようです。
というわけで冴えない日曜の重賞予想を振り返ります。
日曜中京11R 日経新春杯 芝2200М
例年日経新春杯の予想に関して重視することは
前走3勝クラスを走った馬
です。京都で行われている時は前走阪神3勝クラスのオリオンステークス組の好走が目立っていましたが、中京施行でも一昨年ショウリュウイグゾが前走3勝クラス1番人気8着経由からでも勝利しています。
今年は対象馬は1頭のみ。
⑧ヴェローナシチー
前走中山3勝クラスのグレイトフルステークス1番人気2着。
京成杯3着、京都新聞杯2着と重賞でも勝負になる馬が3勝クラスで勝てない。
こういう馬キャラが今の馬場ではドはまりします。
同じ馬キャラで言えば
③ロバートソンキー
この馬も1勝クラスを2着と取りこぼした後の神戸新聞杯でヴェルトライゼンデの鼻差3着するようなツメの甘い馬。
名前が出たので言えば
②ヴェルトライゼンデ
この馬もGⅠ含めて重賞で2,3着が多いツメの甘い馬。
この3頭中2頭は来るでしょう。
②③⑧
上位人気3頭チョイスなので穴っぽいところを2頭チョイス。
④ハヤヤッコ
日曜は多少馬場回復が見込まれるとは言え、冬の時期なので良馬場になることは恐らくあり得ないと思います。中途半端な稍重レベルだと思われます。
稍重が一番走りにくい馬場なのでダート色の強いキングカメハメハ産駒のこの馬が馬場的に合いそうです。
⑪イクスプロージョン
この馬は左回り巧者で特に中京での好走が目立つ馬場巧者。渋った馬場が合いそうなステイゴールド系オルフェーヴル産駒で、母父が今の中京でハマりつつあるロベルト系シンボリクリスエスと血統的にも合いそうです。
②③⑧④⑪
(結果)
1着②ヴェルトライゼンデ 2番人気
2着⑩キングオブドラゴン 11番人気
3着⑫プラダリア 4番人気
:
5着③ロバートソンキー 1番人気
6着④ハヤヤッコ 7番人気
11着⑧ヴェローナシチー 3番人気
13着⑪イクスプロージョン 9番人気
見ての通り予想は惨敗です。
ペース、展開を読み違えました。
稍重で行われた今回、勝ち時計は2分14秒2。
昨年良馬場で勝ち時計2分11秒7。
レースラップを見ると昨年と比べて中盤ラップが馬場の悪さもあって緩みすぎ。
結局道中スローの直線ヨーイドン競馬になりました。
芝2200Мなので早仕掛けなどもう少し激しい競馬を想定していたので真逆の展開となってしまいました。
注目馬として挙げたヴェローナシチー、ロバートソンキーにとって一番不向きな展開。
ちょっとレース傾向に合った馬キャラチョイスにこだわりすぎて、現状の馬場適性との整合がとれていない予想になったようです。
ヴェローナシチーは今回川田騎手が馬場状態を読んで2番手で競馬しました。
この作戦は間違っていないと思います。先行したため本来の脚を使えなかったとも言えますが、それ以上にヨーイドン競馬が向かないので予想外の大敗になりました。
ロバートソンキーも直線それなりに追い込んでましたがペースが不向きで5着。
逆に3着プラダリアあたりはヨーイドン競馬が合っている馬なので現状の馬場を考えて狙うべきはこちらだったかもしれません。
勝ったヴェルトライゼンデも本来ヨーイドン競馬は向かない馬ですけど、このメンバーでは格が上、斤量、ペースなど不問だったようです。完勝だったと思います。
2着キングオブドラゴンは中京巧者で気になる馬でしたが、愛知杯でアイコンテーラーが抜けたことと同様に、差し決着を読んで今回切ってしまいました。
キングオブドラゴンと天秤にかけたのが、同じく中京巧者のイクスプロージョン。差し決着と読んでこちらをチョイスしましたが13着惨敗。オルフェーヴル産駒なのでタフな馬場は合うはずと思いましたがこちらは力負けの感があります。
6着ハヤヤッコはスローのヨーイドン競馬が向く馬でしたのでそこそこ好走しました。欲を言えば上り3Fがもっと掛かる馬場だったらさらに着順が上がったと思います。
以上、日曜の重賞予想を振り返りました。
やはり馬場が渋ると競馬予想も難しくなりますね。
仕切り直しです。
今週末は土曜は重賞が無いのでお休み。
日曜重賞はAJCCと中京ダート・東海ステークス。
普段東京以外はダート予想はやらないですけど、正直AJCCのメンツがショボすぎなので、ちょっとした予想パターンが存在する東海ステークスが妙味ありそうなら、そちらも予想しようと思います。